学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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ガラードワースの2チーム

 

 

アーネストside

 

 

今日の試合では無事に勝利を収められた。次の試合、葉山君達とだけど、油断は出来ない。いや、寧ろ1番注意しなくてはいけないチームだろうね。さっき比企谷君から貰った情報、とても役に立つ。この情報を基にして作戦を立てれば勝率も上がるだろう。

 

 

ケヴィン「アーニー。【夢幻月影】はなんて言ってたんだ?」

 

アーネスト「ん?あぁ、葉山君についてだよ。何でも彼の動きで分かった事があったらしくてね。メールで送ってきてくれたんだよ。」

 

レティシア「彼は何を考えているんですの?敵である私達に情報を与えるなんて。」

 

アーネスト「こらこら、そんな事を言ってはいけないよ。葉山君を不安材料に思っているのは、このチーム全員の総意じゃないか。敵とはいえ、彼は協力者だよ。此処に居ないとはいえ、失礼な事を言ってはダメだよ。」

 

ライオネル「しかし、ブランシャールの言う事にも一理ある。いずれ戦うかもしれない相手に情報を渡すなど……」

 

ケヴィン「まぁ【夢幻月影】も考えがあるんだろうよ。【義剣】チームよりも【聖騎士】チームと戦いたいっ!とかよ。」

 

 

彼らしい考え方ではないね。でも、そうだとしたらこちら側としても嬉しい限りだね。

 

 

ライオネル「相変わらず口と態度の軽い奴だ。だが、その意見も捨て切れんな。」

 

パーシヴァル「比企谷さんは自分から相手を不利にするような事はしない方です。彼と接すれば分かります。」

 

レティシア「随分彼と仲良くなったようですわね?」

 

パーシヴァル「連絡先の交換をしましたので。」

 

 

……もしかして、最近紅茶が美味しいのはそれと関係しているのかな?

 

 

ケヴィン「おっ!【夢幻月影】の奴、遂にウチの【優騎士】をも堕とし『ドォンッ!!』に………」

 

パーシヴァル「次は眉間です。」

 

ケヴィン「殺すのを躊躇しない一言、全くありがたくねぇよ。しかも嘘に聞こえないんだけど?」

 

ライオネル「お前がバカな事を言うからだ。」

 

レティシア「はぁ……今度は横の方に穴が空きましたわ。もう少し引き金を重くしてもらえると助かりますのに……」

 

 

何時もの風景に戻ってしまったね……

 

 

アーネスト「んんっ!皆その辺にして、会議を始めるよ。明日は本戦出場権がかかっている重要な戦い。チーム・ランスロットの誇りと名誉にかけて負けられない一戦になる。それは分かってるかな?」

 

レティシア「勿論ですわ!」

 

ケヴィン「おう!」

 

ライオネル「承知済みだ。」

 

パーシヴァル「はい。」

 

アーネスト「宜しい。では会議を始めるよ。」

 

 

比企谷くん。君からもらった情報、決して無駄にはしないの事を誓うよ。

 

 

アーネストsideout

 

葉山side

 

 

葉山「どうしたんだい皆?なんだかあまり元気が無いよ?」

 

チームメイト1「いや、逆に葉山君はどうしてそんなに余裕なんだ?」

 

葉山「え?」

 

チームメイト2「明日はこの学園のエース、チーム・ランスロットと戦うんだよ!?俺達連携とかの練習とかたくさんしたけど、勝てる気なんてしないよ!なのになんで葉山君はそんなに余裕なんだよ!?」

 

チームメイト3「そうだよ。私達がこんなに不安なのに、葉山君だけ……」

 

葉山「いや、別に俺も緊張感がないわけでは無いよ?あまりガチガチになったところを皆に見られたくないだけであって、他意なんて全く無いよ。」

 

チームメイト4「でもそれって、葉山君が序列10位だから言える事だよね?」

 

葉山「……どういう事だい?」

 

チームメイト4「だって葉山君は【冒頭の十二人】で、私達は序列外。そんな風にしていられるのだってそれなりの場数を踏んだからじゃないの?強くなった葉山君に私達の気持ち分かるの?」

 

 

チッ、めんどくさい奴等だ。所詮お前等は囮だ、そんなお前等がそんな事を気にしてどうするんだよ。

 

 

葉山「分かるって言ったら嘘になるね。でも、俺だって最初は序列外だった。それは俺だけじゃないよ。会長達だって最初は序列外からスタートしてるに決まってるじゃないか!」

 

チームメイト2「そりゃそうだけどよ……」

 

葉山「俺は序列外だから勝てないなんて決めつけてないし、なんなら優勝を目指してる!だからこのチームを組んだんじゃないか!皆は違うのかい?」

 

チームメイト1「確かに優勝は目指してるけど、相手はランスロットだぞ?」

 

葉山「それがどうだっていうんだい?戦うまで分からないじゃないか!」

 

チームメイト4「……葉山君は勝てるって思ってるんだね?」

 

葉山「あぁ、勿論。」

 

チームメイト4「………分かった、一先ず信じる。パターンはこの前と一緒でいいの?」

 

葉山「あぁ、それで良いかな?」

 

チームメイト4「分かった。じゃあ皆そろそろ帰ろう。頭使い過ぎちゃったからお腹空いちゃった。甘い物食べたいなぁ。」

 

 

はぁ……何が甘い物食べたいだ。余計な知恵を使わせるな。記事にもあったが、お前等は所詮囮であって肉盾だ。それ以外は何の役にも立たない。それに決まってるだろ、君達は………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただの捨て駒だよ。

 

 

さて、明日の戦いも、精々頑張って身体を張りながら僕を守ってくれよ?

 

 

 





ヤバッ、葉山のゲス感とキャラ崩壊がカンストしてる。

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