いつぶりだろうなぁ……そういう訳なので短いです。
八幡side
あぁ〜終わったぁ〜………これで俺たちも本戦出場決定だ。本戦っていっても2回しか戦わんけど。これから本戦に向けて作戦会議と行きたいところだが、変に内容を詰め込み過ぎても頭がパンクするだけだから、今日はそんな無粋な事はしない。今俺がすべき事、それは………
八幡「それで?何か言いたい事は?」
陽乃「………ごめんなさい。」
………説教だ。
今現在、俺たちチーム・帝龍は控え室に集まっていた。戦いが終わった後の慰労を含めた反省会も終わった後がこれだ。陽乃さんは床に正座させている。
セシリー「は、八幡ー、あたしは八幡のおかげでこうして無事だったんだから許してあげてよー。」
八幡「あのなぁ、いくら流れ弾が飛んで行ったから伝えたとはいえ、仲間が危険な目に遭ったんだぞ。それを咎めないでどうする?」
セシリー「で、でもさー……」
陽乃「…………」
セシリー「元気じゃない陽姐見てると、すんごい気持ち悪いんだよー!こんなの陽姐じゃない!」
八幡「落ち込んでるからだろ。」
セシリー「うぅー八幡!今回は私に免じて陽姐を許してよー!陽姐だってしたくてやった訳じゃなんだから大目に見てあげてよー!」
八幡「………」
やはり仲が良いだけはある。セシリーにとっては姐が付くくらいだからな。こんな陽乃さんは本当に見たくないんだろうな。
八幡「……はぁ、分かったよ。今回はこれでいい。でも陽乃さん、今度からは気をつけてくださいね。」
陽乃「……うん、気をつける。」
我ながら甘いのは抜けきれないようだ。
八幡「それにしても虎峰、お前よく【通天足】使わなかったな。刀藤はかなり速い動きをするから苦戦すると思っていたんだが……」
虎峰「なるべく情報は伏せておきたいので。それに、八幡のおかげであれくらいの動きでしたら肉眼でも追えるので。」
それってサラッと俺の事褒めてるのか?褒めたように聞こえなかったんだが?
暁彗「……………私は修行の足りなさを痛感した。相手を倒したと気を抜いていた。それがあの結果だ。あれでは2年前と同じだ。」
八幡「2年前っていうと、俺と戦った試合の事か?」
暁彗「……………卿との戦いで学んだつもりだったが、あれでは学んだとは言えない。再び鍛錬に励むとする。」
八幡「今は星武祭中だ。鍛錬は程々にな。」
無いとは思うが、それで怪我したら元も子もないからな。軽めの運動くらいにして欲しい。
陽乃「それで明日は1日空くけど、どうするの?作戦練る?それともオフ?」
八幡「オフにします。詰め込み過ぎても良い事はないので。各自の自由にします。鍛錬をしたい人は軽く動かす程度だな。」
虎峰「それでは僕、何をしたらいいのか分からないのですが……」
八幡「頑張って見つけろ。」
虎峰「物凄い押し付けじゃないですか……」
だって俺がお前の趣味知ってるわけねぇじゃん。
八幡「そういう訳だ、今日もお疲れさん。明日は1日オフ。星露がくじを引いて相手が分かり次第作戦を伝える。帰りも各自だな。」
それとお知らせです。
今日は仕事が丸一日あるので投稿はお休みします。