学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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すみません。ネタが思いつかなかったので、今回は短いです。

では、どうぞ。


素顔

 

 

陽乃side

 

 

シルヴィア「一通り終わりましたねー。」

 

陽乃「そうだね〜。後は明日にでも案内すれば大丈夫かな。」

 

八幡「明日案内しきれなかったとしても、シルヴィが3日間の間で案内してくれれば大丈夫だろ。」

 

めぐり「楽しかったなぁ〜。はるさん、明日もこのメンバーで行くんですか?」

 

陽乃「明日は私とめぐりだけ。八幡くんとシルヴィアちゃんは偶々会って誘っただけだから、約束はしてないんだ。2人が良いって言うなら構わないけど、明日は2人きりにさせてあげないとね。今日のデートを潰しちゃってるわけだしね。」

 

 

明日こそ、2人には2人きりで楽しんでもらわないとね。

 

 

八幡「そんな事、別に気にしなくてもいいんだけどな……」

 

シルヴィア「そうですよ。別に嫌々着いて行ってるわけじゃないので。」

 

 

もうっ!何でこうやって嬉しい事を言ってくれるかな!この2人は♪

 

 

めぐり「そっかぁ……ちょっと残念。でも、そういう理由なら、2人には楽しんでもらわないとですね。じゃあ2人とも、今日はありがとね!」

 

シルヴィア「いえいえ!六花にいる時はいつでも連絡下さい!3日目には一緒に行動するので!」

 

八幡「明日は会えるかどうか分からんが、《獅鷲星武祭》では応援お願いします……応援頼む。」

 

 

おっ、八幡くんも少しは慣れてきたかな?

 

 

陽乃「じゃあ今日はお開きにしよっか。私はめぐりをホテルまで送ってから学院に戻るから、2人は2人の時間を過ごしてね〜。」

 

めぐり「じゃあね〜2人とも〜!」

 

シルヴィア「さようなら〜!」

 

八幡「……さようなら。」

 

 

ーーー5分後ーーー

 

 

八幡くんたちと別れて、今はめぐりと2人。さて、めぐりをホテルまで送る間どうしよっかなぁ。

 

 

めぐり「そういえばはるさんは、六花にテーマパークを作るのが夢なんでしたっけ?」

 

陽乃「うん、そうだよ。まだ将来的な話になるけど、その中の社員にめぐりを入れようと思ってるんだよね〜。私が一番信頼出来る後輩1号だからね。」

 

めぐり「えへへ〜そう言ってもらえると嬉しいです!」

 

 

ホントこの子は裏表のない子。この性格は社会に出てもすごく強力な武器になる。

 

 

陽乃「明日はどうしよっか?よく人が集まる所には案内したし……」

 

めぐり「あっ、それなら本戦前の試合を見てみたいです!今って確か、2位の人たちで復活権をかけて勝負してるんですよね?私それが見たいです!」

 

陽乃「お、良いねぇ。じゃあ明日は《獅鷲星武祭》の観戦だね。それじゃあ集合は11時半くらいで良いね。私たち界龍の部屋使えば楽に見られるしね。」

 

めぐり「良いんですか?部外者がそんな部屋に入っても。」

 

陽乃「良いんじゃない?別に他校の人や学園街の生徒が入ってはいけないなんてルールは無いからね。」

 

 

別に決まりなんてなかったしね。

 

 

めぐり「じゃあまた明日、よろしくお願いします!」

 

陽乃「分かったよ〜。おっ、そう言ってるうちに着いたね。」

 

めぐり「ありがとうございました、はるさん!また明日ですね!お休みなさい!」

 

陽乃「うん、お休み〜。」

 

 

………ふぅ、めぐりの前では私ってこんな風に話せるんだね。八幡くんやシルヴィアちゃん、界龍の冒頭の十二人のメンバー、お母さんには普通の顔でいけるけど、めぐりも同じようにできたんだね。

 

………うん、なんか良かった。

 

 

 


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