学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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共に戦う為に

 

 

シルヴィアside

 

 

飲食店を出て家に帰って来てから3時間、流石に3時間も経てば気まずい雰囲気は無くなって、話す事も普通に出来るようになった。彼、葉山君の事で少し聞いてみたんだけど、八幡君はあまり彼と関わった事がないから詳しい事は分からないみたい。聞いて分かった事は『自分のグループの問題を誰かになすりつけて問題を解決する無責任野郎。』くらいだね。

 

私はその場に居なかったから分からないんだけど、私もあのノートを見たから大体の事は分かる。なんていうか……自分の行動に責任を持てない人っていうのかな?それで『皆仲良く』をモットーにしているのなら、そんな関係長くは続かないよね。

 

 

八幡「まぁ奴の事はどうでも良いが、《獅鷲星武祭》決勝ではアイツが居る。さっきは虎峰達にあんな作戦を言ったが、実際には俺1人でやりたい。アイツの剣を誰にも受けて欲しくないってのが、俺の想いだからな。」

 

シルヴィア「でもそれ、陽乃さんや【雷戟千花】が受け入れてくれるかな?」

 

八幡「難しいだろうな。陽乃さんはアイツの事を知っているから良いとして、セシリーがあんな好戦的になったのは初めて見た。ああいうタイプが嫌いだとか?」

 

 

それか葉山君の裏事情を知ったか、だよね。

 

 

ピーピー!

 

 

八幡「……風呂沸いたみたいだな。シルヴィ先に入るか?俺は後でも構わないぞ。」

 

シルヴィア「………じゃあ一緒に入ろっか?」

 

八幡「……まぁ断る理由もないからそれでも構わない。」

 

シルヴィア「じゃあ、入ろっか。あっ……八幡君が先に入ってね?」

 

八幡「分かってるよ、いつも俺が先に入ってるからな。」

 

 

別に構わない事だけど、八幡君が私の下着を手に持って凝視する可能性も捨てきれないからね!

 

 

シルヴィアsideout

 

八幡side

 

 

………シルヴィと風呂に入るのも1週間ぶりだな。こうは言ってるが、そんなに頻繁に入ってるわけじゃないからな?月に4〜5回程度だ。週に1回って考えた方が楽だな。

 

 

ガチャッ

 

 

シルヴィア「お、お邪魔します……///」

 

八幡「あぁ……」

 

シルヴィア「お隣、失礼するね。」

 

 

シルヴィがお湯を身体にかけてから浴槽の中に入って来た。そこまでは問題は無いのだが、浴槽に浸かってから俺の腕に抱き着いてきた。普段はいつもやっている事だがらそこまで気にしないのだが、今は格好が格好だ。どうしても気にしてしまう。シルヴィが自分の胸の谷間に俺の腕を挟めるようにして抱き着いている。

 

 

八幡「お、おい……///」

 

シルヴィア「/////」

 

 

いや、まぁ2年前とかもっと凄いのやってたけど、今もそれと同じくらいの事をやっている気がする。逃さないようにこうやって俺の何処かに腕を絡める。この子こんな方法何処で習ったの?ていうか、腕絡めてるのに顔も近付けるんじゃありません!

 

 

シルヴィア(はぁ……八幡君、なんだか男らしい匂いがする。なんていうんだろう……男性フェロモンを無意識に放出してるのかな?くっつきたくなっちゃう/////)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ペロッ

 

 

八幡「っ!?お、おいシルヴィ、いま何やった!?」

 

シルヴィア「……え?」

 

八幡「いま、俺の首筋舐めらなかったか?」

 

シルヴィア「え!?わ、私無意識にそんな事をっ!?」

 

 

マジか……無意識でそんな事やったのかよ。それなら良いが、意識してやるんだったらマジでやめてくれ。嫌ってわけではないが、心臓に悪過ぎる。

 

 

シルヴィア「うぅ〜ごめんね?」

 

八幡「い、いや……大丈夫だ///」

 

 

その後もシルヴィが色々と仕掛けてきた。背中洗っている際にスポンジから自身の身体に切り替えたり、浴槽に入る時に対面で座ったりなど色々だ。

 

そんなこんなありながらも、俺は風呂に入っている時間はなんとか理性を保てた。

 

 

ーーー1時間後ーーー

 

 

風呂から出たは良いが、シルヴィはまだ顔が赤い。風呂での事を思い出しているのか、すぐにでも布団の中に入っていきそうなくらい真っ赤だった。

 

 

八幡「……シルヴィ、まだ起きてるか?一応もう9時半だが……」

 

シルヴィア「……うん、大丈夫。そろそろ寝よっか。」

 

 

………何だ?何かあるのか?

 

 

八幡「シルヴィ、何かあるのか?」

 

シルヴィア「ううん、特に何も無いよ?」

 

 

シルヴィア(今は無心、寝る事だけを考えなきゃね!八幡君に心の中を覗かれたら大変だもん!)

 

 

 

ーーー寝室ーーー

 

 

八幡「………それで、この体勢は一体何なんだ?」

 

 

俺は最初仰向けになっていたのだが、その上にシルヴィが跨ってきた。なんか、いつにも増して大胆になっている気がする。

 

 

シルヴィア「うん、ちょっとした理由があってね。スゥーハァー……よし、八幡君、明日は《獅鷲星武祭》の決勝。だから八幡君は勝ちたいって気持ちは強いよね。だから、私も君にエールを送りたいの。」

 

八幡「エール?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シルヴィア「比企谷八幡君、私の純潔を貰ってください。そして、貴方のものだって証明して。」

 

八幡「………それは必要な事なのか?」

 

シルヴィア「うん。明日の《獅鷲星武祭》は私も八幡君と戦いたい。だから……君と繋がりたい。」

 

八幡「………」

 

 

シルヴィがここまで言ってくるという事は本気なのだろう。それに顔こそ真っ赤だが、眼は1度も俺から背けずに居た。それに強い意志も感じる。

 

 

八幡「……分かった。」

 

シルヴィア「っ!………やっと、やっと君と1つになれるんだね。凄く嬉しい。」

 

八幡「あぁ、俺もだ……」

 

シルヴィア「ん……」

 

 

俺とシルヴィは唇を重ねて抱き合った。最初は啄ばむような優しいキスだったが、徐々に嬉しさと欲求が高まり、唇から舌を出して互いの舌を舐め合うまでに至った。キスをひと段落、またひと段落と終えると、必ず銀の糸が口から垂れていた。

 

 

シルヴィア「んんっ……ちゅっ…んあ……レロ……ちゅゅゅ〜……んむぅ……ぷはぁ……はぁ…はぁ……/////」

 

八幡「はぁ……はぁ……じゃあ、行くぞ?」

 

シルヴィア「うん、君という存在を私の身体にたくさん味あわせて。」

 

 

そして俺達は《獅鷲星武祭》の決勝前日の夜に初夜を迎えた。

 

 

 





ヤベェ……次決勝だというのに何書いてるんだ俺は?

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