学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

4 / 609
続きです!どうぞ。


決意

 

 

八幡side

 

 

八幡「俺は………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「アスタリスクに行きたいです。」

 

小苑「………本当にそれで良いんじゃな?」

 

八幡「もう決めた事です。それにあんな所でイジメを受け続けて腐ってくくらいなら、アスタリスクに行ってボコボコにされる方がマシです。」

 

小苑「はぁ………最初はカッコ良い台詞じゃったのに、後の方で全てが台無しになったと思うのじゃが、お主の想いは変わらんな?」

 

八幡「何度聞かれても答えは同じですし、もう決めた事です。俺はアスタリスクに行きます、行かせてください。」

 

小苑「うむ、良い返事じゃ!では転校の手続きをするからのう。2週間程度は此処に居るがよい。その方が都合も良いし、やりたい事もあるしのう。」

 

八幡「あの……俺の学校はいいんですか?」

 

小苑「逆に聞くが、お主はイジメを受けている所に行きたいと言うのか?行きたいのならば儂は止める事はせんが?」

 

八幡「……お心遣い感謝します。」

 

 

ヤベェ……小苑さん良い人過ぎんだろ。初対面の人にここまでするか普通?にしても2週間か、結構長いな……それまで此処に居るのは決定みたいだ。

 

………一応、家族には電話を入れておくか。いや、親父とおふくろは仕事で家には居ねぇだろうし………面倒だが小町でいいか。別に向こうは俺に対して心配も何も無いとは思うが、一応な。

 

 

八幡「小苑さん、家族に連絡取ってもいいっすか?」

 

小苑「うむ、今の内にやっておくが良い。お主は明日から儂と修行するんじゃからな。厳しく行くつもりじゃから、家族と連絡は一切取れなくなると思った方が良いぞ。」

 

八幡「……そうなんすか?」

 

小苑「今のお主では何も出来んからのう、2週間である程度の事は出来るようにしておかねばな。故に修行じゃ!儂の見立てではお主は中々に鍛え甲斐がありそうじゃしのう。明日から腕が鳴るわいっ!」

 

 

……俺、アスタリスク行く前に鍛錬で死んじゃうかも。

 

そう思いつつ携帯を取り出して小町の番号を打つ。

 

 

八幡「出るかな……」

 

 

pipiッ!

 

 

はやっ………ワンコールで出るとか、暇なのか?

 

 

小町『………あのさ、今何処に居るのさ?』

 

八幡「………あぁ、ちょっとな。」

 

小町『【ちょっとな】じゃないよ。とにかく早く帰ってきて。晩ご飯もあるんだから。』

 

 

最近なんて一緒に食ってないのに晩ご飯も何も無いだろ。まぁ、もうその必要も無いからいいか。

 

 

八幡「……小町、その事で電話してんだけど、俺これから家を空ける事になったから飯はもう作らなくていい。お前のだけ作っとけ。」

 

小町『……急に何言ってんのお兄ちゃん?とうとう頭まで腐っちゃったの?お兄ちゃんを泊めてくれる友達も居ないのにどうやって暮らしてくのさ?ホームレスにでもなる気なの?』

 

 

………随分な言われようだが、まぁ、普通はそう思うよな。けど俺は本気だ。もうあの家に帰るつもりは無い。学校にも戻るつもりは無い。

 

 

八幡「今言ったのは全部本当の事だ、俺は今日から家には帰らない。自分でやりたい事が出来たからな。」

 

小町『……何で?何でっ!?教えてよ!!意味分かんない!!どうして家に帰ってこないのっ!?』

 

八幡「言えないわけじゃないが、別にお前に言う必要も無いからな。そういう事だから、今後一切電話もメールも寄越すなよ。迷惑なだけだし俺は今日から集中したいから。余計な事で集中を切らしたくない。」

 

小町『ちょっと待ってよゴミぃちy』ブツッ

 

 

よし、これで良い……俺の今の居場所は教えてないし、目的も教えてない。これで邪魔は来ないだろう。あっ、携帯の電源切っとけば良かったんだ。そしたら向こうから電話とかメールが来ても着信音が鳴る事なんて無いじゃん。ハチマンウッカリ。

 

 

小苑「……本当にそれでよいのか?此処の場所くらいは教えても良かったのじゃぞ?お主の家族じゃろうに。それに加えて家に帰らない宣言までしおって………本当にそれで大丈夫なのかえ?」

 

八幡「俺の家族は俺の事を家族だなんて思ってませんよ、そんな連中ですから。俺みたいな奴が1人居なくなったところで心配はおろか、生活に変化なんてありませんよ。1週間経とうが1ヶ月経とうが気持ちは同じだと思いますし。」

 

小苑「……そうか。では、明日から修行を開始するからの。ビシバシ行くから、そのつもりでの。じゃから取り敢えず今日は休むのじゃ、明日の鍛錬に備えてのう……よいな八幡?」

 

八幡「はい、分かりました。」

 

 

………俺、死なないよね?○剣山の王○じゃないから痛いのはヤダよ?ドMじゃないから攻撃受けまくるとかそういう鍛錬とかマジで御免ですからね?

 

 

そう思いながらも俺は、明日に向けて寝る事にした。けど本当は、明日からの修行が少しだけ楽しみでもあった。

 

 

小苑「おぉ、そうじゃそうじゃ。着替えなら簡素でよかったらあるからのう。それに着替えて寝るとよい。」

 

八幡「ありがとうございます。」

 

 

けど、鍛錬ってどんな事すんだろう?マジでそれだけが気がかりだ。休めって言われたけど、明日の鍛錬が気になり過ぎて眠れないかもしれん。

 

 

 




八幡sideで書くことが多い……。
もうちょい他の人も出せるよう努力します。
感想、待ってます!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。