学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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覇軍VSボッチ ①

 

 

ーーーーーー

 

 

Battle(バトル) Start(スタート)

 

 

開始の合図が鳴った刹那、暁彗が消えた。星仙術か身体能力かは分からないが、フィールドから姿が見えなくなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴオオォォォッ!!

 

 

生徒1「うおぁっ!?何だっ!?」

 

生徒2「え!?何この風っ!?」

 

生徒3「見ろ、大師兄だっ!!拳を突き出してるぞっ!!」

 

生徒4「砲拳だけであの威力……なんて力だ。」

 

 

突然の突風、観客席の生徒達には何が起きているのか分からない状態だった。そんな中で暁彗が姿を現した。正拳突きの構えで固まっていた。

 

沈雲「まさか……これ程とは。」

 

沈華「今までの大師兄がいかに手加減していたか嫌でも分かるわね。これ程の威力の砲拳、今まで見た事無い。」

 

虎峰「こんなの……八幡が対応出来るわけがありません。僕でさえも目で追えないのに……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冬香「それはどうでしょうか?」

 

セシリー「?それってどういう事?冬香さん?」

 

冬香「フィールドを見れば分かると思いますよ?彼が、比企谷さんが今どうなっているのかが。」

 

虎峰「そんなの、なす術も無く壁に激突したに決まって……えっ!!?」

 

 

全生徒「っ!!?」

 

 

フィールドを見ると、八幡が暁彗の拳を受け止めていたのだ。

 

それも片手で。

 

 

セシリー「……嘘、信じられない……」

 

虎峰「そんな、あの大師兄の拳を片手で……」

 

陽乃「比企谷君も相当化け物だね。」

 

 

 

 

 

八幡「………」

 

暁彗「………………」

 

暁彗「………………小手調べにと思ったが、どうやらその必要は無さそうだ。この拳を受け止めた時点で卿が強者である事は充二分に伝わった。」

 

八幡「あの時先輩言ったじゃないですか。俺の実力が知りたいって。だったら、そんな回りくどい事しなくてもいいんじゃないですか?」

 

暁彗「………………どうやらそのようだ。ここからは私も本気でいかせてもらう。卿との戦い、存分に楽しもう。」

 

八幡「じゃあ、改めて……」

 

 

 

今度は互いの拳と拳がぶつかり合う。しかも互角の力量。

 

 

八幡「流石っスね。動きに全然無駄がありませんし、こうも簡単に受け止められるとは。」

 

暁彗「………………卿も中々良い動きをする。だがここからは一切話など無用。」

 

八幡「それって拳で語るって事ですか?」

 

暁彗「………………話が早くて助かる。」

 

 

そして2人は組手を始める。殴る、蹴る、突く、躱す、受け流す、受け止めるなど様々な型をとっていた。

 

攻めては防ぐの繰り返し。地上、空中、壁際など足場の悪い場所でも組手を続けていた。

 

 

セシリー「あ、あたし……こんな戦い初めて見たよ。比企谷ってこんなに強かったの?信じられないだけど……」

 

冬香「小苑様とアレマ様に鍛えられていたというのは耳にしていましたが、まさか……あの暁彗とここまで張り合うなんて……」

 

陽乃「ホント出鱈目もいいとこだよ。ねぇ、虎峰君。君にはあの組手、出来る自信ある?私はまるで無いよ。」

 

虎峰「正直、僕も付いていける気がまるでしません。目では追えるでしょうが、身体がそれに追いつかず、対応出来ないと思います。それに大師兄の動きについていけている八幡が異常だと思うばかりです……」

 

 

しかし、どちらもまだ決定打は決められていない。焦りの様子は無いが、どちらも攻めきれていない様子だった。

 

 

暁彗「……………破ァ!」

 

八幡「っ!……ムンッ!」

 

暁彗「……………」ブツブツ

 

八幡「ハァッ!」

 

暁彗「急急如律令(きゅうきゅうにょりつりょう)

 

八幡「っ!」

 

 

突如、八幡の居た場所から突然爆発が起きた。八幡は自身の星仙術、鏡花水月で回避した。

 

 

暁彗「………………私の拳をここまで凌いだのは、師父と師を除いて卿が初めてだ。やはり師の目に狂いは無かったようだ。」

 

八幡「武術は認めてもらえたみたいですね、ありがとうございます。」

 

暁彗「………………次は星仙術の勝負といこう。私の術についてこれるか?」

 

八幡「ついていけなかったら、俺はそこまでの男ですよ。」

 

 

そして互いに星辰力を身体に纏わせ、臨戦態勢に入っていった。

 

 

星露「おぉ〜!愉快じゃ愉快じゃ!!まさかこれ程の試合が見れるとはっ!!」

 

アレマ【あたいも驚きだよ~。暁彗ったら、前よりもずっと速くなっちゃってるよ。それについていってる八幡ちゃんもかなり凄いけどね。想定していた以上のバトルだね~これはっ!!】

 

小苑「じゃが、戦いはまだ続きそうじゃな。今度は術比べでもする気みたいじゃな。」

 

星露「じゃがのう2人共、妾には思うところがあるのじゃ。それもかなりのう。」

 

アレマ【お?星露ちゃんも?実はあたいも何だよね~。】

 

小苑「……大方の予想はついておるが、一応言ってみい。儂が聞いてやる。」

 

2人「【今すぐ彼等(彼奴等)と戦いたい(のじゃ)!】」

 

小苑「はぁ……全くお主等は我慢という言葉を知らんのか?その狂いに狂った戦闘狂を少しは治さぬか。」

 

 

 

全く、試合中だというのにこのバカ共は。このチビに至っては先が思いやられる。このまま成長しては界龍の未来が危ういぞ?

 

まぁよい、それよりも続きじゃ。

 

 

 




あんまいい出来じゃないですよね。
読んでみてそう思います。
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