学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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最近仕事が忙しいせいか、執筆する時間も遅めに……


変わらない朝

 

 

八幡side

 

 

………はぁ、やっぱり今日もこうなったか。

 

 

どうも、比企谷八幡です。さて、エルナト宿泊3日目に突入したところだが、昨日同様の始まり方だ。両腕には紫髪の美女と白髪の美女が寝ている。オーフェリアは昨日この時間に起きていたが、遊び疲れているのか、今はまだ寝ている。

 

そのお隣の紫髪の美女、シルヴィは昨日同様に気持ちよさそうに眠っている。ていうかどちらも気持ち良さそうに眠っている。というわけで皆さんなら、俺の状況分かりますよね?

 

 

動けません、もうこの一言です。

 

だってそれ以外にある?時間は6時半で今の俺は目覚め良し、気分良し、体調良し、そして身体が動かん。え、理由?両サイドで俺の腕を抱き枕にしながら快眠している彼女達に聞いてください。

 

 

八幡「………さて、この状況でどう過ごすかなぁ。」

 

シルヴィア「んんぅ〜……んん〜……」

 

オーフェリア「………すぅ………すぅ………」

 

 

………この状態ってさ、この2人が起きるまで続くんじゃねぇの?

 

 

ーーー30分後ーーー

 

 

八幡「腕動かせねぇから端末も見れねぇ。今日のニュースも見られねぇ……早く起きてくれないかねぇ。この際どっちでもいいからはよ起きて。」

 

 

これ、割と切実な願いね?起きているのに何も出来ないって結構ストレス感じるもんだぞ?

 

 

ーーー更に30分ーーー

 

 

シルヴィア「んん、んんぅ〜……んんぅ?あぁ八幡君、おはよぉ〜……」

 

八幡「おう、おはよう。まだ寝惚てんじゃねぇのか?冷たいシャワーでも浴びてきたらどうだ?」

 

シルヴィア「んんぅ~……浴びるならあったかいシャワーの方が良い。」

 

八幡「いや、冗談なんだが………」

 

 

それくらい寝惚けてるって事か?背中に冷水でもかければ目が覚めるか?流石にやらねぇけど。

 

 

シルヴィア「……もう少しこうしてちゃあダメ?」

 

八幡「やっと空いた腕をまた塞げと?それは勘弁だ。俺だって朝のニュースとか見たいの。自由にさせてくれ。」

 

シルヴィア「じゃあ私は顔洗ってくるねぇ〜。」

 

八幡「おう、いってら〜。」

 

 

さて、シルヴィは起きた。後はこの白髪の眠り姫がいつになったら起きるかだな。まぁでも片方の腕は使えるようになったから、ニュース見られるし、もう少し待ってみるか。

 

 

八幡「1時間もして起きなかったら強制目覚ましだな。いや、でも待てよ?そもそもこの時間ってまだ普通に寝てても良い時間か?でも学生なら起きてる時間だよな?ん?」

 

 

ーーー15分後ーーー

 

 

オーフェリア「………んんっ。」

 

 

おっ、起きたか?

 

 

オーフェリア「………八幡?」

 

八幡「ようオーフェリア、おはよう。」

 

オーフェリア「………おはよう。私が見ていたのは夢だったのね。」

 

八幡「夢?それってどんな夢だ?」

 

オーフェリア「………ごめんなさい、覚えてないわ。良い夢でも、目覚めたら記憶が無い事ってないかしら?」

 

八幡「俺は夢自体をあまり見ないからな、よく分からん。だが、良い夢がそんな風になっちまうと、少し寂しいな。」

 

 

そう、俺自身夢をあまり見ないのだ。夢ってのがどんな感覚なのかは俺自身も分かってない。俺的に夢ってのは奴等と居る世界(守護霊達の世界)だからな。まぁ絶対に違うってのは分かってるが、そうして片付けるしか消化しようが無いじゃん。

 

 

八幡「それよりも顔を洗ってこい、お前が洗い終わったらその次は俺が洗いに行くから。」

 

オーフェリア「………分かったわ。」

 

 

やれやれ、やっと自由になれた………思った事だが、俺が夢を見られないのはこうやって腕を抱き締められてるから?だってほら、シルヴィも家では抱き着いてるのが普通だしさ。

 

1回検証してみようか。俺がシルヴィの家で寝るのと、学院で寝るのとで分ければいい話だからな。そしてこれはシルヴィには内緒で自分だけでやろう。相談したら絶対に色々とオプション追加しそうだし。

 

 

シルヴィア「ふぅ~サッパリ~!あれ、八幡君まだベッドで横になってたの?今は八幡君が寝坊助なのかなぁ?」

 

八幡「お前達2人が俺の腕を抱き枕にするせいで、1時間くらい起きたまま何も出来なかったんだよ。寝返りも出来なかったんだから、今くらい少しだけ自由にさせてくれ。」

 

シルヴィア「そ、そうだったんだ……なんかごめんね?」

 

八幡「起きた後なんだからもう気にしてない。」

 

シルヴィア「なら良かった。」

 

八幡「そろそろ起きるか……んで、冷たいシャワーは浴びないのか?」

 

シルヴィア「……八幡君、私が寝惚けてるって思ってるでしょう?ちゃんと覚えてるんだからね?浴びるならあったかいシャワー浴びるもん。」

 

八幡「何だ、寝惚けててもちゃんと覚えてたのか。それは悪かったな、決してバカにしてるわけじゃないから気を悪くしないでくれ。」

 

シルヴィア「大丈夫っ♪分かってるから。八幡君も顔を洗ってきたら?」

 

八幡「今はオーフェリアが使ってるだろ。」

 

シルヴィア「1階にも洗面所があるんだからそっちを使えば?」

 

 

……そうだった、最初に部屋入った時に見て回ったのにすっかり忘れてた。俺は1階のを使うか。

 

 

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