昨日はすみませんでした。活動報告にも記載した通り、仕事がありまして………
八幡side
門番達の話によると、八天門場を使ったのは俺が最後に使った日らしい。理由も聞いたが、『主が居ない状況で勝手に使うなど以ての外!!』だそうだ。俺は別に気にしないんだがな………あるもんは全部使った方が身の為にもなるだろうに。その間他の連中は、他の道場や屋外でやっていたらしい。
これは誰でも出来る事だが、連絡くらいくれればいいのによ。そしたら許可なんて幾らでも出してやるのに。まぁ用具くらいは元に戻してもらうけどよ。
シルヴィア「八幡君八幡君!折角身体を動かすのならさ、私八幡君の剣術が見たいな!」
八幡「剣術?俺が刀を使ってる時の動きか?」
シルヴィア「うん。この前は詠春拳だったでしょ?だから今回は私達だけに剣術を見せてよ!」
八幡「それは構わないが、面白くないと思うぞ?知ってる奴からしてみれば多少は興味を持つだろうが、お前達2人からしてみれば、あまり面白いものだとは思えないんだが………」
シルヴィア「分かってないなぁ八幡君は。キチンとした形を見たいんじゃなくて、八幡君がやっているところを見たいのっ!剣術よりも八幡君を見たいの!少しは分かってくれた?」
オーフェリア「………」コクコクッ
八幡「お前達が剣ではなく俺が目当てで剣術披露をしてくれと言ったのがよ〜く分かった。俺のが終わったら、2人にも得意なスタイルを披露してもうらうか。」
この方が割りに合ってんだろ。
シルヴィア「えぇ〜!?私八幡君と違って〜〜流なんて持ってないよ〜!」
オーフェリア「………私もよ八幡、よってそのお願いは無効だわ。」
八幡「流派なんて関係ねぇよ。自分の持ってる戦闘スタイルを見せてくれればいい話だろ?何をそんなに難しい事を考える必要があるんだ?」
シルヴィア「だって八幡君は元の動きがあるから分かりやすいけど、私達がやっても動きがグダグダになって終わっちゃうからだよ!」
オーフェリア「………」コクコクッ
八幡「はぁ……分かったよ。じゃあ剣術披露もスタイル披露もボツだ。じゃあ何がいい?動くっつって残ってるのなんて無いぞ?俺の中では武術くらいだ。」
シルヴィア「うーん……私達でも使えそうな技ってないかな?体術方面で。」
オーフェリア「………八幡の詠春拳なら、少しでも役立ちそうな技があるんじゃないかしら?」
八幡「そう言ってくれるのは嬉しいが、使うのは人それぞれだ。どんな使い手でも得手不得手がある。仮に俺が教えたとしても、それが100%使えるとは限らないし、無理にスタイルを変えてまで習得する必要は無いと思うぞ。我流でやってきた体術なら尚更だ。」
その色に染まっちまったら最後、抜け出せなくなっちまうからな。俺は小苑さんみたいに他の武術を詠春拳の動きに合わせた歩法や動きで取り入れている。あくまでもベースは絶対に崩してはならない。俺はそういうやり方だ。
シルヴィア「そっかぁ……ならやっぱり模擬戦かな?1番分かりやすいし、手っ取り早いし。」
オーフェリア「………魔法は使わない方が良いわよね?私の魔法は周囲に影響を及ぼしてしまうから。」
八幡「それには賛成だが、オーフェリアって体術出来るのか?」
オーフェリア「…………………八幡、これから毎日夜に詠春拳のレッスンをお願いしてもいいかしら?」
出来ないんだな……まぁ予想通りだけどよ。ていうか毎日レッスンとか流石にイヤだ。
八幡「女に武術はオススメしない。界龍ではしてる奴も居るが、瘤とか出来るからやらない方がいい。」
オーフェリア「………そう。」
八幡「オーフェリアには武器の扱い方を教えてやるよ。今使ってる武器ってナムタルでいいんだよな?」
オーフェリア「………えぇ。でも近々新しい純星煌式武装が届くからその子の予行も兼ねてお願いするわ。」
八幡「適合するかも分からないのに、先にそんな事していいのか?」
シルヴィア「そうだよ。純星煌式武装は意思があるから、オーフェリアさんを所有者として認めるのは、その新しい子だと思うけど………」
純星煌式武装には意思のようなものがある。俺の【祢々切丸】もちゃんとした意思があった。あれは少し特殊な方だと思うがな。
オーフェリア「………今回のは私が依頼して作ってくれたものなの。だからその辺りも調整してくれるそうなの。名前は【
八幡「ほう………切られた箇所は凍傷になるのか。それは厄介だな。」
オーフェリア「………でも安心して。貴方やシルヴィアには決して刃は向けないから。それで、話を戻すのだけど、短剣の使い方は教えてくれるのかしら?」
八幡「あぁ、いいぞ。」
ーーー2時間後ーーー
八幡「………だから、シルヴィが相手の攻撃を捌いたとしても、すぐに次が来てしまうってわけだ。」
シルヴィア「そっかぁ……確かにすぐに攻撃されてたなぁ。」
八幡「対処法としては、相手の動きを止める事だが、それはかなり難しい。止めるって事は自分から何かをしなければならないからだ。それも相手が攻撃している最中でだ。俺だったら、手の場合は掴む。足だったらその足を蹴るとかだな。」
シルヴィア「成る程ぉ〜……」
八幡「短剣ってのはリーチが少ないから威力が無いって思われがちだが、逆にリーチが無いから隠し芸も出来る。例えばだが、服の袖とかに仕舞っておくとかな。」
オーフェリア「………使い勝手の良い武器なのね。少し学んだわ。」
八幡「使い方も色々ある。切る、突く、殴る、叩く、投げる。短剣ってだけでもこれだけ使える。オーフェリアの場合は純星煌式武装だから、投げて相手に傷を負わせたり、投げて相手が掴んだりしたら、それはそれで勝機がある。」
オーフェリア「………純星煌式武装を前提条件を利用するのね?そんな方法は思い付かなかったわ。」
八幡「使えるのは1回きりだけだけどな。」
オーフェリア「………これだけでも参考になったわ。ありがとう、八幡。」
これで一通りは終わった感じだな。
八幡「そろそろ飯にするか。俺の部屋に何かあると思うから、なんか作る。」
シルヴィア「おっ、久しぶりの八幡君の部屋だね!なんかワクワクしてきちゃった♪」
オーフェリア「………楽しみだわ。」
願わくば、あの2人が居ませんように。
新しい純星煌式武装……だと!?
しかも何気なくオーフェリアに合っているような……