学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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パーティの始まり

 

 

ーーーーーー

 

 

ーーーエルナト90階ーーー

 

 

ガヤガヤッ

 

 

「ほう、イギリスからいらしたのですね。それは遠い所からわざわざ……」

 

「いえ、今や六花は世界の中心と言っても過言ではない場所ですから。」

 

 

 

「今回は何故こちらのパーティに?貴方が来るなんて珍しい。」

 

「何、私も偶には息抜きがしたくてな。息子に少し無理を言ってついてきたのだよ。」

 

「はっはっは!○○様も年齢に厭わず、行動的でお若いですなぁ。」

 

 

 

「初めまして、私アメリカのマンハッタンの○○社で取締役を務めています、○○と申します。」

 

「まぁ!○○社といえばアメリカでも有数の大手企業……これはこれは、ありがとうございます。私はオーストラリアのシドニーにある□□社で取締役を任されています、○○と申します。」

 

「□□社でしたか!存じ上げております!昔私の祖父がそちらの企業にお世話になったと聞いた事がありまして……」

 

 

世界中の大手企業や六花内の企業、そして統合企業財体の幹部が集まっているこの場所は、1年に何回も開けるようなパーティではない。

 

大手企業といえどもそう簡単に統合企業財体には融合は出来ない。何故かというと、統合企業財体に入っている上の人、つまり幹部の人間は非人間的な…つまり、人間のような一面を捨てている人が多い為、利益にならない事は廃止、脱退に追い込むまでである。その為、幹部になりたいという人間的欲望を持った一要員は幹部になる事は難しい。仮になれたとしても、その後は統合企業財体の精神調整プログラムを受ける為、どの道幹部になった者は非人間的な人ばかりなのである。

 

 

中にはそうでも無い人も存在するが、それは限られた極一部の人間だけである。

 

 

ーーーーーー

 

シルヴィアside

 

 

シルヴィア「う~ん……変じゃないよね?」

 

オーフェリア「………何故そんな事を聞くの?とても似合っているわよ。」

 

 

皆さんこんばんは、シルヴィア・リューネハイムです。私が選んだドレスが変じゃないかどうか、あっ!間違えた!ドレスを着た私が変じゃないかどうかをオーフェリアさんに聞いたところ、変ではなかったみたい。

 

 

オーフェリア「………それを言うのは私の台詞だと思っていたのだけど。」

 

シルヴィア「オーフェリアさんは問題無いよ。それどころか似合い過ぎてるし。」

 

オーフェリア「………ありがとう。なら、八幡が来るまでは本当の評価は得られそうにないわね。」

 

 

うぅ……やっぱりそうなるのかぁ。でも八幡君どんな姿になってるんだろう?変装はしていないと思うけど、どんな服にしたのか、凄く気になる。

 

 

ガチャッ

 

 

八幡「スーツなんて最初のライブ以来な上に、ネクタイなんて総武高でもあんま結んでなかったからな……やっぱ動き辛いな。ん?おぉ……」

 

 

八幡君は黒のスーツに灰色のシャツ、黒のネクタイという黒系統のコーディネートだった。普通のスーツとは違って見えるけど、八幡君が着るとカッコ良く見えちゃう///

 

 

シルヴィア「ど、どうかな?」

 

オーフェリア「………似合うかしら?」

 

 

私が着ているのは青いドレスに黒のベルト、首回りには青い花が装飾されていて、左前髪にも青い花の髪飾りを着けている。

 

オーフェリアさんのはかなり凝っていた。紫色のドレスに星の装飾が施されていた。髪飾りにも星の髪飾りを着けていた。

 

オーフェリアさんの話だと、コーディネートしてくれた人が『貴女はもっと派手でもいいです!』って言ってたみたい。

 

 

八幡「2人共よく似合ってるが、オーフェリアがそういうのを着るなんて意外だな。」

 

オーフェリア「………私の丈合わせを担当してくれた人がもっと派手でもいいって言った結果、この衣装になったの。」

 

八幡「でもその衣装の方が逆に良かったかもしれないな。だって………歌詞とピッタリじゃねぇか。」

 

 

………あっ!言われてみれば確かにそうだ!このドレス、オーフェリアさんが歌う歌にピッタリだよ!凄い偶然だよ!!

 

 

シルヴィア「なんか、逆に結果オーライだね!」

 

オーフェリア「………良かった……のかしら?」

 

八幡「あぁ、逆にそっちの方が良いと思う。」

 

 

コンコンッ

 

 

シルヴィア「どうぞ。」

 

支配人「失礼致します。おぉ、皆様良くお似合いです。では、改めて説明をさせていただきます。時間になりましたら、会場の案内役が事情を説明、謝罪をしてから皆様を代役としてお呼びします。そこからは皆様にお任せいたします。」

 

八幡「その時の事なんですが、出来れば俺達の名前は伏せておいてください。ちょっとでも驚かせたいので。」

 

 

八幡君………ちょっとだけ悪い顔してる。

 

 

支配人「かしこまりました、案内役に伝えておきます。他に何かございませんか?」

 

シルヴィア「私は特に無いので大丈夫です。」

 

オーフェリア「………私もよ。」

 

支配人「かしこまりました。それでは、時間になりましらお呼びしますので、それまでは会場裏にてお待ちください。失礼いたしました。」

 

 

そして支配人さんは出て行った。多分八幡君が言っていた事を伝えに行ったんだと思う。

 

 

シルヴィア「そういえば歌う順番どうしよっか?」

 

八幡「点数順にしようぜ。俺、シルヴィ、オーフェリアの順で。」

 

オーフェリア「………私よりもシルヴィアが最後の方が良いと思うのだけど?」

 

シルヴィア「いや、今回はオーフェリアさんがトリの方が良いかもしれないなぁ。なんとなくだけどね、そんな予感がするの。やってくれないかな?」

 

オーフェリア「………どうなっても知らないわよ。」

 

八幡「安心しろ、何かあったら俺が対処する。」

 

 

案内役『えー皆様にご案内いたします。』

 

 

八幡「おっ、そろそろみたいだな。」

 

シルヴィア「じゃあ、行きましょうか!」

 

オーフェリア「………えぇ。」

 

 

 





八幡とシルヴィアとオーフェリアの衣装ですが、八幡のは特にモデルなしです。

シルヴィアは、ラブライブのスマホゲームに出てくる園田海未《寄り添いポーズ》の覚醒前の衣装です。

オーフェリアは、ミラクルニキの星の海というドレスです。

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