昨日は1日中仕事だったので投稿できませんでした、すみません!!
オーフェリアsideout
パチパチパチパチッ!
オーフェリア「………聞いてくれてありがとう。私が歌った『silent star』は八幡と同じで、私の過去と今を歌詞に込めて歌ったわ。私が後天性の星脈世代の魔女になってからの絶望から、八幡に出会って自由を手に入れた希望、この2つをテーマにしたわ。他にはあまり無いのだけれど、言うのであれば、八幡だけは私の事を1人の人間として見てくれた人……私の恩人だという事。それも歌詞に込めたわ。」
「……そうだったの、彼女が最後に歌った理由も頷けますね。」
「えぇ……それだけ比企谷さんに感謝しているのですね。他の意も感じられますが……」
「そうですね……感謝とは少し違うような感じの……少しシルヴィアさんに似たような感じがしましたね。」
案内役『ありがとうございました。それでは、比企谷八幡様、シルヴィア・リューネハイム様は今一度、ステージへとご登壇下さい。』
………案内役の人が出てくるよう促すと、八幡とシルヴィアは垂れ幕から出てきたわ。
案内役『えー皆様。今回は急な提案を受けてくださったこの3人に今一度拍手をお願い致します。』
パチパチパチパチッ!
案内役『それでは引き続き、パーティをおたの「少し宜しいでしょうか?」……は、はい?』
………突然声を挙げたのは、私の知っている人物でもあった。隣に居る女性にもよく見覚えのある顔だったわ。
界龍序列4位の雪ノ下陽乃とその母親だった。
雪ノ下母「本日、そちらの3名は我々のパーティの為に歌を披露してくださいました。そこでどうでしょう?お礼というわけではありませんが、いっその事このパーティに参加させるというのはいかがでしょう?」
………私達をパーティに?
雪ノ下母「既に会場に入っているのであれば関係者も同然。ならば同席して楽しんでも、何の問題も無いと思われます。私の一存ですので、これ以上は言及出来ませんので、支配人さんの決定に委ねます。」
支配人『ただいま変わりました、当ホテルの支配人でございます。雪ノ下様からの意見ですが、私としても賛成でございます。皆様はいかがでしょう?』
パチパチパチパチッ!!
………賛成、という事かしら?
支配人『後はご本人様達の判断にお任せいたします。』
シルヴィア「うぅ~ん……どうする?」
八幡「せっかくのお誘いだ、受けておいても損は無いだろう。」
シルヴィア「じゃあお言葉に甘えちゃおっか……分かりました、お言葉に甘えて参加したいと思います。」
支配人『3名の承諾を得ました。ごゆっくりお楽しみください。』
………でも、パーティって何をすればいいのかしら?
オーフェリアsideout
八幡side
雪ノ下母「お久しぶりですね、比企谷さん。その節はお世話に……いえ、多大なるご迷惑をおかけしました。」
八幡「もういいですよ。あの時もう謝罪は貰いましたから。陽乃さんも来てたんですね。」
陽乃「あはは。お母さんから自由は貰ったけど、今後は自分の力でのし上がって行かなくちゃいけないからね。まぁ、まだ雪ノ下建設の名義だけどね。」
シルヴィア「八幡君、雪ノ下建設って言ってたけど……もしかして界龍の幹部の?」
八幡「あぁ。運営母体《界龍》の幹部だ。建設業の仕事もあるから兼業って事になるな。」
雪ノ下母「はじめまして、リューネハイムさん。陽乃の母です。それと、お住いの居心地は如何ですか?」
シルヴィア「え?何で家の事……あっ!」
雪ノ下母「はい、お察しの通りです。リューネハイムさんの今のご自宅、僭越ながら雪ノ下建設がご依頼を受けました。それで、ご感想はいかがですか?改善点等はございますが?」
シルヴィア「と、とんでもないです!毎日快適に八幡君と過ごさせてもらってます!」
………何故そこに俺を加えた?
陽乃「ぷっふふふ……シルヴィアちゃんってば、隠す気無しなんだね。まぁ知ってるからいいけど。」
シルヴィア「え………あっ!あうぅ……///」
雪ノ下母「気に入っていただけたのなら何よりです。何かありましたらいつでもご連絡ください。比企谷さんも、今後とも娘をよろしくお願いします。」
八幡「えぇ。陽乃さんにはまた力を貸して貰いますので、またお世話になります。」
雪ノ下母「まぁ、といいますと?」
八幡「今年の星武祭、《獅鷲星武祭》に出場する事はご存知ですか?」
雪ノ下母「………陽乃?」
陽乃「あはは……ごめんなさい、言うの忘れてた。八幡君のチームで私も参加するんだ。」
八幡「なので、また陽乃さんの力を貸してもらう事になりました。」
雪ノ下母「そうでしたか……比企谷さんに比べれば微力ですが、娘をよろしくお願いします。」
陽乃さんが微力なんて思った事は無いけど。
雪ノ下母「では私は挨拶がありますので、失礼致します。パーティを楽しんでくださいね。」
陽乃「じゃあね〜八幡君、シルヴィアちゃん!」
そして2人はまだ挨拶の済んでいない人の所へと向かって行った。
シルヴィア「なんか雰囲気と性格が噛み合ってないね。もう少しキツい人だと思ったんだけどなぁ。」
八幡「俺も初めて会った時は………まぁ、そんな感じだったな。」
シルヴィア「今の間は何だったの?」
八幡「いや、直接会ったのは2度目なんだが、初めて会ったのは通信だったんだ。その前に陽乃さんと話してたから怖いとかそういう雰囲気じゃなくてな……」
だってよ……通信とはいえ、娘を自由にしてあげたんだよ?あれ聞いちゃうと怖いなんて印象無くなっちゃうよ。
シルヴィア「……まいっか!八幡君、歌も歌って少し喉も渇いてるから何か飲まない?お酒はダメだよ?」
八幡「分かってるよ、それくらい。」
八幡sideout
オーフェリアside
オーフェリア「…………………………」
「先程の歌、お見事でした。思わず聴き入ってしまいました。」
「私もです。どうでしょう?今度、我が国でもその歌声を………」
「抜け駆けはいけませんなぁ。それは我々の国でも披露したい程でありますぞ?」
「「「wwwww」」」
………困ったわ。どう抜け出せばいいものかしら?褒められてる……のよね?
シルヴィア「オーフェリアさ〜ん!一緒に飲み物飲まない?」
っ!これはチャンスだわ。
オーフェリア「………えぇ、今行くわ。ごめんなさい、シルヴィアが呼んでいるから。」
………少し悪気はしたのだけど、私はホッとしている。そして後ろからは気の良さそうな笑いを出しながら見送る人達の笑い声が聞こえた。
オーフェリア「………ありがとうシルヴィア。」
シルヴィア「やっぱりね~、困ってたんだ。」
八幡「オーフェリアは俺やシルヴィア、生徒会の人間以外とは、好んで話したがらないからな。」
オーフェリア「………元々話すのも苦手だから。」
すると突然、今流れている曲よりも大きい音量で曲が流れた。
案内役『皆様、本日のメインイベントのダンスに移りたいと思います。ペアは誰でも好きな方で構いませんので、踊りたい方はどうぞ、中央の広場にて存分にお踊りください。』
八幡「俺はダンス出来ないからな、パスだな。」
シルヴィア「私は出来なくも無いけど、そんなに出来るってわけじゃ無いから、私もパスかな。」
オーフェリア「………私もパスね。」
八幡「じゃあ夕食がてらに食い物でも食ってるとするか。」
シルヴィア「あはは、出来ない人の特権かもね。」
その後、各国の企業の代表から話しかけられたりもしたが、そんなに長い話でもなかったので、苦労する事は無かった。
ーーーパーティ終了ーーー
案内役『皆様、誠に残念ですがお時間となってしまいました。本日のパーティはこれにて終了いたします。本日はご多忙の中、このような催しに参加してくださり、誠にありがとうございます。お帰りになる際は、お忘れ物なさいませんよう、お気を付けください。』
「もう終わりか……楽しい時間は経つのが早いですなぁ。」
「うむ……だが、今日の催しは随分と楽しませてもらった。良い手土産も手に入った事だしな。」
「はて?その手土産とは?」
「ふふ……娘がファンなのでな。」
「あ……あっははは!○○様も隙の無い人ですなぁ!いつの間に?」
「何、彼等が食事をしている際に暇を貰っただけの事だよ。」
「終わってしまいましたね……では、今後とも、良い関係を。」
「はい。そちらの企業とは少なからず縁がございますので……では、お元気で。」
支配人「皆様、今回は本当にありがとうございました!おかげでパーティは無事成功に終わりました。」
シルヴィア「無事に終わったのなら良かったです。それに、私達も楽しませてもらっちゃいましたのでおあいこですよ。」
八幡「思いもよらない事でしたけど、楽しめましたので。」
オーフェリア「………初めての事だらけで新鮮だったわ。」
支配人「そう言っていただけると、私としても肩の荷がおります。そういえばお帰りはでしたね。いつお帰りになられるかは分かりませんが、今日と明日も当ホテルをごゆっくりと満喫してください。」
後もう少しでこの閑話も終了します!あと大体……4〜5話くらいですね。