シルヴィアside
シルヴィア「あぁ〜楽しみだなぁ……八幡君の執事服。どんな姿なんだろう?」
オーフェリア「………更衣室はメイド服しか無かったからどんな格好で来るのか分からないわね。」
早く来てくれないかなぁ〜。それに八幡君の執事服ってこの前のライブの時以来だからちょっと楽しみなんだよね〜♪
八幡「お待たせ致しました、お嬢様。」
シルヴィア「あっ、やっとき……た………」
オーフェリア「…………………………」パチクリッ
八幡君が執事服で来た。それは分かってる、分かってるんだけど……想像以上に破壊力があり過ぎる。というより、八幡君の姿が様になり過ぎてるよ〜/////
八幡「………どうかなされましたか、お嬢様?」
シルヴィア「ふぇ!?あ、ああの、な、なんでもないです///」
オーフェリア「………………大丈夫です///」
八幡「私めはお嬢様方の執事にございます。いつも通りで結構ですよ?」
む、無理〜!!………あっ!よく見たら此処のスタッフの人達の目も八幡君に釘付けだし!
八幡「ではこちら、お冷とメニューでございます。お決まりになりましたら、お申し付けください。」
シルヴィア「う、うん……///」
私、執事八幡君に耐えられるかなぁ……きっと無理だと思う。この八幡君にあ〜んなんてされたら、幸せ過ぎて倒れちゃかもだし……
ーーー5分後ーーー
シルヴィア「す、すみませぇ〜ん……」コゴエ
八幡「はい、お呼びでしょうか?」
シルヴィア「ちゅ、注文なんですけど、執事特製オムライスと執事の搾りたてオレンジジュースを2つずつお願いしましゅ///」
八幡「執事の特製オムライスと執事の搾りたてオレンジジュースを2つずつですね。かしこまりました。」
オーフェリア「………もう1ついいですか?」
八幡「はい、何でしょうか?」
オーフェリア「………八幡をください。」
え!!?何言ってるの!?もしかして、オーフェリアさん壊れた!?
八幡「申しわけございません。当店では執事のお持ち帰りは取り扱っておりません。」
オーフェリア「………そう。」
八幡「ですが………」
八幡君がオーフェリアさんの耳元で何かを囁いた。何を言っているのかは私には聞こえなかった。
オーフェリア「/////………注文は以上です/////」
え!?何!?何を言われたのっ!?
八幡「かしこまりました。只今お作りいたしますので少々お待ちください。失礼致します。」
………
………………
シルヴィア「オーフェリアさん!さっき八幡君に何言われたの!?今までで1番真っ赤になってるよ!?」
オーフェリア「………秘密/////」
シルヴィア「えぇ〜何でぇ!?教えてよぉ〜!」
オーフェリア(………言えないわよ、あんな言葉。)
八幡『当店に居る間、私はお嬢様方だけの執事でございますので。』
オーフェリア(きっとシルヴィアは耐えられないわ。)
ーーー10分後ーーー
シルヴィア「ね〜え〜!教えてってば!」
オーフェリア「………ダメ。」
シルヴィア「もぉ〜いいじゃん!」
八幡「失礼いたします。ご注文の品をお持ちしたのですが、お取り込み中でしたか?」
シルヴィア「いえ!そんな事ありません!」
オーフェリア「何もありません。」
オーフェリアさんまで即答してる……うん、執事八幡君との時間の方が大切だもんね。
八幡「左様ですか?ではこちら、執事特製オムライスにございます。ただ今ケチャップをお付けいたします。」
八幡君はオムライスの上にケチャップで文字を入れた。これって……シルヴィア?私の名前を筆記体で書いてる!あっ!オーフェリアさんのも!
八幡「そしてこちら、執事の搾りたてオレンジジュースでございます。以上でお揃いでしょうか?」
シルヴィア「はい、そりょってます……っ〜///」
八幡「ありがとうございます。では、ごゆっくりお召し上がりください。」
オムライスを食べている私だけど、味なんて全くしなかった。美味しいとは思うんだけど、味が全くと言っていいほどしなかった。まだ八幡君の執事服にやられてます。
オーフェリア「………執事さん。」
八幡「はい、いかがなさいましたか?」
オーフェリア「………あーん。」
え!?ズ、ズルいよオーフェリアさん!
八幡「え?しかし、それはお嬢様の……」
オーフェリア「………お嬢様命令。」
八幡「……かしこまりました。」
オーフェリア「………あーん。」
八幡「あむっ……お嬢様のおかげで一層美味しく感じられます。」
オーフェリア「………良かったわ。」
八幡「じゃあ次は、私からお返しをしませんといけませんね、失礼致します。」
オーフェリア「………え?」
八幡君はオーフェリアさんの持ってるスプーンを取り、オムライスをスプーンですくった。
オーフェリア「わ、私は大丈夫よ。」
八幡「いえいえ、お嬢様だけにお手を煩わせるわけには参りませんので。では、口をお開きになってください。」
オーフェリアさんは少しずつ後ろに下がっていった。でも、みるみる内に逃げ場が無くなって……壁についてしまった。
八幡「では、あーんしてください?」
オーフェリア「………あ、あーん/////」
多分執事としては失格だろうけど、私達にとっては100点満点どころかキャパシティがオーバーしてます。
八幡「お味はいかがですか?」
オーフェリア「………美味しいわ/////」
な〜んかすっごく真っ赤だけど嬉しそうな顔してる。
八幡「シルヴィアお嬢様もいかがですか?」
シルヴィア「え!?あ、いえ、私は大丈夫です!」
八幡「かしこまりました。」
その後は何事も無く食事を済ませて、八幡君が食器を片付けると共に着替えに行った。
シルヴィア「………オーフェリアさん、此処に来るのもうやめない?私あの八幡君は破壊力があり過ぎて普段通りになんて話せないよ。」
オーフェリア「………えぇ、私もそう思っていたわ。行く機会があるかは分からないけれど、同感だわ。」
八幡「済まない、待たせたか?」
シルヴィア「あっ、待ってませんから!」
八幡「もう敬語はいいって。執事じゃねぇんだから。」
シルヴィア「だって抜けないんだもん!」
オーフェリア「………八幡の執事姿の破壊力が凄過ぎるからいけないのよ。」
八幡「オーフェリア、今度執事服で好きなもの食わせてやるよ。勿論俺が食べさせるからな。」
オーフェリア「………それは私ではなくシルヴィアにやってちょうだい。彼女は1回もされてないのだから。」
シルヴィア「ちょっと!押し付けないでよ!」
八幡「分かったよ。2人共そんなにやって欲しいんなら言えばいいのによ、もっかいやるか?」
2人「やらなくていいよ(わ)!」
こうして私達の執事体験は終了した。もう2度と八幡君に執事服は着せない事にします。