学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

470 / 609
昨日はすみませんでした!理由はお仕事です。
最近どうも執筆した後に投稿できない事を書くのを忘れてしまうんですよね。


崩壊

 

 

葉山side

 

 

………何故だ?何故、俺がこんな思いをしなくちゃならない?俺は正しい筈だ。正しい事をしてきた筈だ!なのに、何で誰も分からないんだ!?奴は……比企谷は俺を六花から追放した極悪人だというのに、何で誰もその事を咎めないっ!?

 

ニュースでも俺が悪者扱いだ。

 

 

『葉山隼人、ガラートワース始まって以来、最大の汚点ッ!!』

 

『ガラードワースの葉山隼人、神聖な星武祭で違反行為っ!!』

 

『葉山隼人、違反行為・星武憲章の違反により、聖ガラードワース学園及び、六花から永久追放が決定!!』

 

 

くそっ!!ドイツもコイツも違反の事ばかり書きやがって!アイツこそ違反をしているようなものじゃないか!!わけの分からない服を身に纏ったと思ったら急に強くなる、あれのどこが違反じゃないっていうんだ!!

 

 

……まぁいい、この借りは3倍返しにしてやるからな、比企谷っ!!!待っていろよ………必ずお前をどん底に引き摺り下ろしてやる!!お前は底辺の方がお似合いだ!!

 

 

ピンポーン

 

 

葉山「……どうせマスコミだろうし、ほっとこう。」

 

???『……葉山、誰か分かってる?』

 

葉山「っ!?」

 

 

……ははっ、まさか来てくれるなんてね。

 

俺は玄関に行って扉開けた。

 

 

葉山「久しぶりだね、優美子。」

 

三浦「………久しぶりだし。」

 

葉山「まさか来てくれるなんて思わなかったよ。」

 

三浦「あーしも、なんか気になっただけ。」

 

葉山「それでも嬉しいよ。」

 

 

ふっ、どうだ比企谷。これがお前と俺の差だ。俺にはこうやってついてきてくれる奴が居る。お前には居ないだろう?

 

 

三浦「そんで、アンタこれからどーすんの?」

 

葉山「何とかして六花に戻るよ。」

 

三浦「永久追放されてんのに?」

 

葉山「あんなの奴等の妄言だ!確かに俺は違反をした。だが、永久追放だなんておかしいと思わないかい!?たかが星武祭の違反程度で六花追放なんて………全くバカげてる。」

 

 

あぁ……そうだ、そのせいで俺の親は何処かへ消えた。この家も来た時は家具だけだった。貴重品の類は全て持って行った後みたいだった。

 

 

三浦「……あんさー、あーしからも1つ言うけど、アンタって何も変わってないんだね。」

 

葉山「……は?」

 

三浦「ヒキオから結衣の事は聞いてた。結衣も成長してないって思ってたけど、アンタもまるで成長してないし。六花に戻ったとして、やる事はヒキオへの復讐ってとこっしょ?」

 

葉山「っ………」

 

三浦「やっぱり。アンタじゃヒキオにはどうやっても勝てないし。」

 

葉山「っ!?どうしてそんな事が言える!?」

 

三浦「……ヒキオが2年前の10月に千葉の総武高に戻ってきた時、なんて言ったと思う?アンタには絶対に分からないと思う。」

 

葉山「………」

 

三浦「恨んじゃいない、寧ろ感謝してるって。何でか分かる?」

 

葉山「分かる筈無いじゃないか、あんな奴の考える事なんて。」

 

三浦「それが分からないんだったら、アンタはヒキオには絶対に勝てないし、相手にもならないし。アンタ、自分がどんだけ偉いって思ってるかは知んないけど、そんなんじゃ生きていけない。あーしもヒキオから教わったし。仲良くする奴は選ぶべきだって。おかげであーしも今の大学は充実してる。アイツが尊師って呼ばれてるのも頷けるし。」

 

 

………何故だ、何故アイツを賞賛する!?比企谷は賞賛されるべきじゃない!寧ろ陥れるべき存在だっ!!

 

 

三浦「言っとくけど、もうアンタの周りに味方なんて居ないかんね?六花に行くつもりなら自分の力でなんとかするし。最後にもう1つだけ……これは今まであーし達を騙して来た罰だし。」

 

 

バチィィィィンッ!!

 

 

何が起きたか分からなかった。だが、優美子が思い切り俺の頬にビンタをして来た。それはされた後に理解した。

 

 

優美子「………そんじゃ。」

 

 

そして扉は閉められて、俺は暫く動けなかった。

 

 

葉山sideout

 

三浦side

 

 

あの後、葉山の家は大変な事になってた。マスコミの人が家の前に張り込んでて、出て来たとしても外に出られないような状況だったし。でもその時はもう家の中に誰も居なかったみたいで、既に離婚もしてたみたいだし。

 

そしてお互いの実家に帰って仕事を手伝ってるか、職探しをしてるって噂だし。あくまで噂だからどうでもいいけど。でも、願うのならまともな職に就いてくれる事を願うし。

 

 

葉山は未だに何かを企んでるみたい。まぁ、企んでたとしても、それが世間に通じるとは思えないし。

 

 

まっ、アイツの事はどうでもいいし。今あーしは千葉の大学に進学して、1年生。環境にも慣れたし友達も出来た。前にヒキオが言ってた『上っ面の関係』なんてものにはなってないと思う。

 

総武高にいた時よりも充実感あるし。それに、ヒキオがあん時来てくれなかったら、引き摺ったまま卒業してたと思うし。

 

 

まぁ今日は午前中の講義が無かったからアイツの家に行って、しっかり借りを返してやったし!最後床に倒れてんの、すっごい傑作だったし!

 

さて、そろそろ大学行かないと間に合わないからこれで終わりだし!葉山をぶっ叩いた事、皆に自慢してやるし!

 

 

 




ここで皆さんにお知らせです。

これからの7月の下旬と8月の上旬は仕事が忙しいので、執筆が出来ない日が続きます。更新が遅くなりますが、ご理解していただけると嬉しいです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。