学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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限界を超えたら

 

 

八幡side

 

 

………1週間ぶりだな、シルヴィに会うのも。この1週間、小苑さんから顔を合わせるの禁止されてたからな。シルヴィの奴が飛びついて来なければいいんだが………多分来るだろうな。

 

家の前に着いたは良いが、こんなにも入るのに勇気がいる帰宅は初めてだ。明かりは……うん、点いてる。これは中に居ますね、バッチリ居ますね。

 

 

八幡「………よし、行くか。いつまでも此処に居たら、不審者扱いされちまう。」

 

 

ガチャッ

 

 

八幡「ただいま〜。」

 

……すると奥から扉の開く音がしたと思ったら、こちらに向かって来ている事がすぐに分かった。しかも走って。磯野家じゃないけど、走るんだね。

 

見えてきた紫色の長髪に誰もが羨む程の整った顔立ち、クインヴェールの制服を身に纏い、俺の方へと目元に涙を浮かべながら飛びついてきた。

 

 

シルヴィア「八幡君っ!!」ダキッ!!

 

八幡「……ただいま、だな。」

 

シルヴィア「……うん。」

 

 

シルヴィは顔を俺の身体に埋めたまま返事をした。今は離れたくないようだし、このまま居間に連れて行くか。

 

 

八幡「ほらシルヴィ、居間に行くから歩くぞ。」

 

シルヴィア「……抱っこ。」

 

 

このお嬢様は……どうやら今は存分に甘えたい気分らしい。

 

 

八幡「ふっ、はいはい。」

 

 

………仕方ねぇな。

 

 

ーーー居間ーーー

 

 

俺はソファに座ると同時にシルヴィを膝の上に座らせた。抱き上げる時に埋めていた顔が丸見えになっていた。涙は流してなかったが、目は潤いに満ちていて、頬は微かに赤い。

 

 

八幡「………シルヴィ、待たせて悪かったな。」

 

シルヴィア「……そう思うのなら、これから私がする事に一切文句を言わないでね?」

 

八幡「………痛いのは勘弁だぞ?1週間1日もサボる事無く模擬戦だったから身体中ボロボロだよ。」

 

シルヴィア「……分かった。じゃあ少しだけ優しくするから。八幡君は動かないでね。」

 

 

俺、今から何され……んっ!!?

 

 

シルヴィア「んむぅ……」

 

 

何をされるのかと考えていたら、シルヴィに唇を奪われた。

 

 

八幡sideout

 

ーーーーーー

 

 

シルヴィア「んんっ♡……ちゅっ、んん〜……れろっ、くちゅ〜〜……んんぅ♡……くちゅり、れろれろ……はちま、んんんっ、ちゅうぅぅぅ〜……こくっ……こくっ……」

 

 

シルヴィア(あぁ………八幡君の味がする♡口の中いっぱいに八幡君の唾液が……凄く美味しい♡身体付きも凄い………なんか前に比べてますます男らしくなってる気がする……ずっと抱き着いていたい………ずっと抱き締めていたいし、抱き締められたい♡抱き締められながら、いっぱいキスしたい……唾液交換したい♡)

 

 

シルヴィア「んんぅ〜♡……れろれろ、くちゅ、んんぅ、ちゅ〜〜……くちゅ、れろれろ……」

 

 

シルヴィアは止まらなかった。俺を強く抱き締めながら何度も口の中へと舌を入れては舌を重ね、唾液の交換(一方的に)をしていた。シルヴィアの口の周りは俺と自身の唾液で汚れていたが、御構い無しに続けていた。その勢いはまるで止まる気配が無く、永久に続くのではと思うくらいだ。

 

っていうかこのままじゃ、俺が干からびちまう……多少強引にでも引き剥がすしか……

 

俺は背中に回していた腕をシルヴィアの肩へと移し、引き剥がすように身体を押した。だが、シルヴィアは俺に抱き着いている為、そう簡単には剥がれなかった。

 

は、剥がれねぇ………なら、あまりやりたくはないが、シルヴィの力が抜けるまで、俺が攻めるまでだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シルヴィア「んむぅ!?……んんぅ♡……ちゅっ、にゅるにゅる……れろれろ♡……んんぅ〜♡」

 

 

シルヴィア(え……急にどうしたの?八幡君から舌を入れてきてくれた♡凄いよぉ〜……♡)

 

 

八幡が特攻を仕掛けて時間が少し経過すると共に、シルヴィアは段々と抱き締める力が弱まり、最後には腕を八幡の手の上に乗せた。2人は見つめ合いながらキスをしていた。八幡はあまり変わった様子は無かったが、シルヴィアは明らかに違っていた。目も潤っていてトロンと甘えるように八幡を真っ直ぐ見て、期待の込めた目をしていた。

 

 

シルヴィア「んんっ……ぷはぁ……はぁ……はぁ……は、八幡君、もっと……もっとキスしたいよ。もっと君の唾液が欲しいよ……」

 

 

八幡(完全にアレのテンションになってるな……これはもう一戦するしか無さそうだ。)

 

 

八幡「シルヴィ、そこまでキスがしたいのなら、どうだ?夜にやってみるか?」

 

 

遠回しのお誘いだが、シルヴィアにはそれが何なのかすぐに理解したようで、力の抜けた状態の身体で精一杯八幡に抱き着いた。

 

 

シルヴィア「うん、やりたい!八幡君と一緒になりたい!」

 

八幡「……分かった。じゃあ今は我慢してくれ。夜になって寝る時間になったら……いいな?」

 

シルヴィア「うん、私ちゃんと待ってるからね♡約束、絶対に守ってね♡」

 

八幡「破ったら後が怖いからな、それに自分から言ったんだから破るわけ無いだろ。」

 

 

その夜、1つの家から若い女性の声が響いていたが、若い男性が防音対策をしていた為、周囲に悟られる事は無かった。

 

 

 





朝からなんてイチャイチャな……しかもギリギリ18禁行くところだったけど、ギリギリセーフ!

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