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八幡が家に帰って1日が過ぎた。昨夜はシルヴィアの理性が飛んでしまったせいもあってか、2人はお熱い夜を営んだ。ただ、八幡は部屋一面に防音対策をしていたため、近所の方々には迷惑をかけずに済んだ。
そして今は朝の7時。2人はまだ眠りについている。それだけなのだが、いつもと違う点を挙げるとすれば、2人は服を着ていない。裸の状態だった。それもそうだ、昨日は2人でハッスルしていたのだ。その状態のまま2人は抱き合いながら、未だ夢を楽しんでいる。
そして時間は過ぎ、1時間後………
八幡「もう気にするなよ………過ぎちまった事を気にしても仕方ねぇだろ。」
シルヴィア「うぅ〜………//////////」
シルヴィア・リューネハイムは理性が失っていたとしても、ちゃんと記憶が残るタイプみたいだ。
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シルヴィアside
うぅ〜私のバカバカァー!!何が『唾液美味しい♡』だよぉ!!そんなの知らないよ!!キスだって……あんなに激しいのをしちゃった上に、身体に抱き着いておねだりまでしてたし……もぉ〜恥ずかしすぎるよぉ〜!!
しかも最後には……疲れている八幡くんにまた疲れさせるような事して………うぅ〜//////////
八幡「もう気にするなって。俺は大丈夫だから。シルヴィが一度そういうテンションになったら止まらないってのはもう知ってるから。」
シルヴィア「だ、だからといって八幡くんに余計疲れさせるような事をさせた私が許せないよ〜!」
八幡「いや、俺はそう思ってないから。こう言ったらアレだが……前と同じでメチャクチャ気持ち良かったからな///」
シルヴィア「っ!!/////こ、ここ、こんな時にそんなこと言わないでよ!そ、それは勿論私だって凄く気持ち良かったし幸せだったよ!でも、八幡くんの事を考えると………やっぱり許せないよ。」
八幡「シルヴィ。知らない過程で話を進めるが、ストレス等の発散は快楽によっても発散出来るものなんだ。行為をする事がストレス発散に繋がるわけではないが、簡単にいえば『満足する』事がストレス発散に繋がる。あまり掘り返したくはないが、昨日俺はシルヴィが動けなくなった後も……その……してただろ?」
シルヴィア「〜〜/////う、うん……」
確かに八幡くん、私が動けなくなった後もずっと動いてたなぁ……私も気持ち良かったからよく覚えて……はっ!!わ、私は何考えてるの!?
八幡「だから……俺がずっとシルヴィで身体を重ねていたのは、そういう意味でもある。勿論それ以外でもあるぞ。俺はシルヴィ以外とはこんな事する気はないしな。」
シルヴィア「そ、そっか……/////」
八幡「だから……ちょっと言い方は悪いが、昨日の事は我慢が出来なかったからって理由とストレス発散させたかったって理由と俺たちの愛の育みの3つの理由が出来る。どうだ?これって合理的だろ?」
シルヴィア「う、うん!そうだね!それで大丈夫だよ!むしろそっちの理由がしっくりくるしね!」
シルヴィア「ぷっ、ふふふふ。」
八幡「なんか……アホらしいな。」
シルヴィア「そうだね。でも……八幡くんが今言ってくれた理由、それは納得出来たから。私も八幡くんに会えなかったせいで弾けちゃったからね。でも今日は……ずっと一緒に居られるんだよね?」
八幡「あぁ……今日は一緒にいよう。明日に星露の所に行って決闘を申し込むつもりだ。」
シルヴィア「そうなんだ………私も見に行きたいなぁ。でも序列戦だから他学園が行く理由がないしなぁ……あーあー。」
八幡「シルヴィなら普通に通してくれそうだけどな。『奥方様でしたか!旦那様は会場におられます!どうぞ、お入りください!!』とか言ってな。」
シルヴィア「あはは♪それは確かにありそうだね。なら私、観に行こうかな?」
八幡「あぁ、是非来てくれ。俺の一番の力の源だからな。全力で応援してくれ。」
シルヴィア「はぁーい♪」
シュル……パサッ
2人「あっ………」
そうだった……私たち、起きたばっかりで何も着てないんだった。
八幡「………と、取り敢えず服でも着るか///」
シルヴィア「う、うん///」
また恥ずかしい思いをしちゃったよぉ〜///