学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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八幡の影響

 

 

シルヴィアside

 

 

………ん、んん?あれ、もう朝かな?日が昇ってるっていう事は……そうなんだね。私が抱き着いちゃったせいでカーテンを閉める事も出来なかったんだろうなぁ……なんかごめんなさい。でも、私からしてみれば、八幡君と2人で一緒に寝られたから結果オーライです。

 

でも気になる事がもう1つだけ………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんで索冥達が半実体化してるの?

 

 

シルヴィア「索冥、何で半実体化してるの?」

 

索冥『っ!?シルヴィア様!?私達の姿が見えるのですか!?』

 

シルヴィア「え?当たり前な事聞かないでよ。見えてるようにしてるんじゃないの?」

 

白虎『ふんっ、そんなはず無いだろう小娘。本当なら我等は八幡にしか見えぬ筈なのだ。それが何故、霊視も持たぬ只の星脈世代のお前に見える事が出来る?』

 

 

そんな事言われてもなぁ………本当に見えちゃってるし……

 

 

朱雀『でも不思議だなぁ……突然見えるようになるなんてよ。今までにあったか?』

 

玄武『うぅ〜ん……僕は聞いた事も見た事も無いかなぁ〜。もしそれがあったら印象に残るしねぇ〜。』

 

八咫烏『ふむ……姫よ、何か思いつく事はござらぬのか?』

 

シルヴィア「思いつく事って言われても………?ちょっと待って、その姫って何?」

 

八咫烏『む?主人の妻となる方を呼び捨てなど出来ぬ。ならば姫の方が呼びやすかろう?』

 

 

………八咫烏っていつの時代の霊なんだろう?姫って呼ばれるのは昔の人だけだと思うよ?欧州ではどうか分からないけど。

 

 

索冥『ですが不可解です。何故私達の姿が見えるようになったのでしょう?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???『それは我から説明しよう。』

 

 

え?今後ろから声が………っ!!?後ろに青い龍が!?いつの間にっ!?

 

 

白虎『青龍よ、小娘が驚いているであろう。』

 

青龍『お前達が八幡殿の周りに居るから我の居る場所はこの女子(おなご)の後ろしか無かったのだ。女子よ、驚かせた事については謝罪する。済まない。』

 

シルヴィア「い、いえ……気にしてませんので。それよりも、貴方は?私はシルヴィア・リューネハイムっていいます。」

 

青龍『名乗られたからには答えねばな。我は青龍、日本の東側を守護する者だ。蒼帝とも呼ばれている。』

 

 

あぁ〜……確か金刀比羅宮に動物の彫り物が彫ってある鳥居があった!そこには確か……亀と鳥と虎と龍だったから、もしかしてその龍かな?

 

 

シルヴィア「じゃあこれからは八幡君に憑いているって事で良いのかな?」

 

青龍『その解釈で構わない。分霊という言葉があるのだが、似たようなものだろう。さて、何故其方に我等の姿が見えるようになったかであったな?』

 

シルヴィア「あっ!そうだった。うん、青龍には分かるのかな?」

 

青龍『うむ。其方の霊視は八幡殿の能力の一部が其方の身体に移り込んだだけの話だ。』

 

シルヴィア「でもどうやって?」

 

青龍『………あまり言いたくはないが、一昨日の夜中に其方と八幡殿は肌を重ねたであろう?』

 

シルヴィア「………//////////」カアァ…

 

青龍『その反応だけで充分だ。だがその晩は其方が半暴走していた事もあってか、避妊はしていなかったのだ。索冥によると、危険日では無かったようだから安心しろ。』

 

 

そんな事実知りたくなかったよ!!

 

 

青龍『話を戻すが、その時に八幡殿から出た精が其方の身体に広がった。が、子ではなく能力が移ったのだと考えられる。今の霊視がその証拠だ。』

 

 

な、成る程……何だろう?ホッとしたような残念なような……この微妙な気分は………

 

 

索冥『ですが青龍、八幡様の能力が移ったとはいえ、その能力が八幡様と同等というわけではないのですよね?』

 

青龍『流石は我等が長、理解が早い。今聞いた通り、其方は八幡殿の力を継いではいるが、100%では無い。精々40%といったところだろう。其方の場合、霊視を続ければ疲労は溜まる。』

 

シルヴィア「でも、この前やった時は何とも無かったよ?」

 

青龍『それは八幡殿と長が力を貸していたからだ。この能力は持っている人間でないと扱う事の出来ないもの。其方と長の相性が良かったというのもあるが、本来他者に霊視などはやらせたりしないものなのだ。それだけ其方は八幡殿に信頼されているという事だ。』

 

 

………そうなんだ、私が八幡君に信頼されてるんだ。

 

 

シルヴィア「えへへへ♪」

 

青龍『……まぁ嬉しい反応を見せるのは予想出来てはいたが、こうも嬉しそうにするとはな。』

 

朱雀『仕方ねぇよ蒼兄。旦那が一生懸けて愛するって誓う程の女なんだぜ、良い女に決まってるさ。』

 

シルヴィア「………はっ!ていう事は、私も憑霊って使えるのかな!?」ワクワクッ!

 

 

私もあんな風にカッコ良い姿になってみたいなぁ!

 

 

索冥『否定は出来ませんが、あまり期待はしない方がよろしいかと……何しろシルヴィア様は40%しか八幡様のお力を受け継いでおりません。なので、もし仮に私達を憑霊出来たとしても、その身が耐えられるかどうか……もしくはその力を受け継いでいるのかどうか………』

 

 

そっかぁ………それもそうだよね。分かっているのは霊視の能力だけだもんね。

 

 

青龍『そう悲観する事もあるまい。元はある筈の無い能力なのだ。この能力で悩まされた者だって過去には数え切れない程、存在している。この能力が良いと思っているだろうが、それは間違いだ。この目は我々のような存在も視えるが、逆に悪しき存在も視えるのだ。』

 

シルヴィア「………悪いものも視えるんだね、普段は意識しないようにしないと。私の場合、常時発動ってわけではないんだよね?」

 

青龍『その点は心配無いだろう。さて、そろそろ我々も失礼しなければな。八幡殿が起きられる時間だ。ではな、また会おう。』

 

シルヴィア「うん、それじゃあね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???『ふふふっ、美しくて綺麗な心の持ち主ね……気に入ったわ。貴女に憑いて行く事にしたわ。』

 

 

 




シルヴィアにも八幡の能力の一部がっ!?その理由が少しアレですが………

そして最後の………あれは一体?

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