シルヴィアside
皆さん、おはようございます。突然ですけど、現状報告をしたいと思っています。簡単に言うと………八幡君にご飯を食べさせています。
シルヴィア「はい八幡君、あ~ん♡」
八幡「……あーん。」
シルヴィア「ふふふ♪美味しい?」
八幡「あぁ。」
シルヴィア「良かった♪」
八幡(……味なんて分からない。此処に居るのがシルヴィだけだったら、まだ美味く感じたかもしれない。けどこんだけ人が多けりゃなぁ………)
セシリー「良いなぁー、あたしも八幡に食べさせたいなー。」
冬香「3年前もこのような状況でしたね。こうして見ると、本当にお似合いの2人ですね。」
陽乃「あぁ〜ん!私も八幡君にご飯食べさせたいよぉ〜!シルヴィアちゃん変わってくれないかなぁ?」
沈華「無駄ですわ、雪ノ下師姉。恐らくですが、今の【戦律の魔女】には聞こえていませんわ。」
沈雲「見て分かるように、比企谷君の看病に夢中のようですからね。下手に邪魔をすれば仕返しが来るかと……」
陽乃「今更私にどんな仕返しをするっていうのさ?」
雲・華「師姉に料理を作らせない、ですね(わね)。」
陽乃「ダメだよそれっ!?界龍を卒業した私でも、楽しみの1つなんだから!!」
暁彗「………………」
宋「しかし、尊師のこんなお姿は初めて拝見するな。奥方様とはこんな風に過ごされているのか……」
羅「いつもは節度ある、見ていて理想のお付き合いをしているお2人だと思ってはいたが、このような………とても甘い雰囲気も出すのだな。」
銀梅「確かに今までの尊師と見比べてみれば、今目の前に居る尊師が別人に思えますね。」
永成「それだけ奥方様との関係が進んでおられるって事じゃないかな?」
八幡(言いたい放題言いやがって……聞こえてるんだっての。俺は1人でも食えたよ。右腕だって普通に動かせる。まだギコちないのは刀を肩に刺した左腕の方であって、右は何もしてないからね?それにさ………1名程ヤバい奴が居るんだよ。)
虎峰「っ〜〜〜!!!」ギリギリ
八幡(メチャメチャ歯軋りしながら俺を睨みつけてる。今にも人を殺しそうなくらいヤバい目してる。そんなに睨むんだったらシルヴィに止めるように言ってくれ。やってるのはシルヴィなんだから。)
八幡「……んっ、そういや俺の立場はどうなってるんだ?ずっと寝たきりだったから分からないんだが。」
銀梅「それが、まだ正式な発表が無いんです。師父や先代様の皆様にお伺いしたのですが、尊師が目覚めてから、の一点張りで………」
八幡「………【万有天羅】の条件は、今星露が座っている部屋、黄辰殿の扉を1人で開ける事だったな。その扉を閉めていたりはしていないか?」
陽乃「私は何も聞いてないなぁ~。私は元界龍だからね、現役ならまだしも、卒業した私に情報が回ってくるとも思えないしね。」
八幡「陽乃は知らないか……なら他はどうだ?」
八幡君が皆に質問をするけど、答える人は居なかった。じゃあ秘密裏に行われてるって事かな?
シルヴィア「八幡君、試しに星露に連絡を入れてみたら?【万有天羅】の星露だったら何か知ってるかもよ。」
八幡「そうだな、少し通信を入れるから静かにしていてくれ。特に虎峰、お前の歯軋りが今のところ1番うるさい。」
虎峰「ぐうぅ………」
八幡(唸るのもやめろ。)
八幡君は少しのだけ通信に入るから、食事が中断されちゃった。でも大丈夫♪八幡君はまだ食べれるから!私がたくさん食べさせてあげるんだ!
八幡「おぉ星露、3日ぶりだな。」
星露『目が覚めたようじゃのう、八幡よ。』
あっ、繋がったみたい。
八幡「早速なんだが、俺ってどの立場なんだ?お前を倒したは良いが、【万有天羅】を倒した場合、何をどうするかなんて全く知らなくてな。」
星露『それは妾とて同じ事じゃ。というより前例が無いのじゃから当然じゃろうて、過去に【万有天羅】に挑んだ者は居らんのじゃからな。』
八幡「そんで、お前等はどうするんだ?」
星露『簡単な事にしたのじゃ。お主に黄辰殿を1人で開けられるかどうかを試してもらうのじゃ。』
成る程ね、それなら1番分かりやすいね。それに開けた瞬間から八幡君が【万有天羅】なわけなんだし。よしっ、私もその瞬間に立ち会おっと!
八幡「……分かった。俺も飯が終わり次第、黄辰殿に向かう。其処には小苑さんと麗蘭さんも居るんだろ?全員の前で開けた方が信憑性も増すってもんだからな。」
星露『あい分かった。では待っておるからのう〜。』
そして八幡君と星露の通信が終わった……うん、じゃあ今やる事は決まったね!
シルヴィア「八幡君は早く黄辰殿に行かなきゃだから、ご飯を早く済ませないとね。ちょっとだけペース上げなきゃね!八幡くん、あ~んして♡」
八幡「いや、なら俺自身で食べた方が良い気がするんだが………」
シルヴィア「八幡君は怪我人なの!そんな人に無理はさせられません!ほら、あ~ん♡」
八幡「怪我ならもう治ってるんだが………」
私からは逃げられないんだからね~!