学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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※再びまったりTime

 

 

八幡side

 

 

シルヴィア「それでさ、八幡くんのことをサイテーだとかキモいとかって!!もう凄くムカついたよっ!!」

 

冬香「シルヴィア様の仰る通りでございます。八幡様の事も碌に知らぬというのにあの言動、次にあったならば殺して差し上げましょうか?」

 

八幡「2人とも落ち着け。終わった事にそんなにカリカリしても意味ないだろう?ホレ、お茶と羊羹。摘みながら心を落ち着かせろ。あと冬香、絶対にそんな事するなよ?」

 

冬香「勿論致しませんわ。冗談ですもの。」

 

 

とてもそうには見えなかったが?むしろマジでやりそうな雰囲気出してたんだが?

 

 

八幡「にしても、言いたい放題言ってたみたいだな、由比ヶ浜の奴。2人がそこまで愚痴をこぼすなんてな。」

 

シルヴィア「本当にどうかしてるよっ!八幡くんが好きとか言ってたけど、本当に好きなのか疑いたくなるよ!私の方が先に好きになった?残念でしたー私が彼女になりましたー!」

 

八幡「………割と、っていうかかなりムカついてるんだな。」

 

冬香「当然でございましょう。八幡様をバカにされたのです。普通の状態でいられるわけがございません。私だってあの場で蹂躙したかったのをどれだけ我慢したことか!」

 

 

うん、それは本当に我慢してくれてよかった。多分由比ヶ浜にとってお前の式神とか妖怪はタブーそのものだから。いや、由比ヶ浜もよくやったと言えるな。あの場でよく罵倒しなかったものだ。もししていたら………いや、この先は言わないでおこう。

 

 

八幡「忘れろ……なんて言っても無駄なんだろうが、今は茶でも飲んで落ち着く事にしようぜ?いつまでも引き摺ってちゃあキリがないからな。」

 

シルヴィア「むぅ〜……それもそうだけどさ、やっぱり彼氏を悪く言われたら許せないものなのっ!」

 

冬香「私も同じ考えでございます!主君を誹謗中傷されて黙って見ていられる配下が何処におりましょうか!?」

 

 

2人とも、本気だからどうしていいか分からん……

 

 

八幡「ま、まぁ一旦落ち着こう、な?今日の試合は終わりだし、明日は俺の試合だ。今は不粋な考えをせずにのんびりしないか?ほら、昨日みたいな感じで。」

 

シルヴィア「……なんか言いくるめられてる気もしなくはないけど、八幡くんの言うことも正しいから言う通りにする。」

 

冬香「申し訳ございませんでした。八幡様の試合の事を配慮しておりませんでした。」

 

八幡「いや、気にしなくていい。取り敢えず、お茶飲もうか。」

 

 

3人「ズズー………はぁ〜……」

 

 

八幡「なんでか分からないけど、お茶飲んだら気分って落ち着くよな。なんかこう、あったかいっていうのもあるが、優しいっていうの?」

 

冬香「分かります。このほんのりとした苦味が口に広がったと思ったら、溶けるように消えてしまうところがまた良いですね。」

 

シルヴィア「日本のお茶はまだ分からないけど、ホッコリするよねぇ〜。なんか思わず溜息がつきたくなる感じもするなぁ〜。」

 

八幡「あぁ、それ分かる。思わずやりたくなるよな。」

 

 

3人「はぁ〜……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

虎峰「って、なんで昨日と同じようにこんなにも寛いでいられるんですか!!?」

 

八幡「良いじゃん別に。なんか悪いことでもあるのか?」

 

虎峰「緊張感を持ちましょうよ!大師兄は今も鍛錬をしておられるのですよ!?どうしてこんなにものんびりしていられるのですか!?」

 

八幡「いやだってさ……」

 

虎峰「だっても何もありません!早く鍛錬をするっ!」

 

八幡「じゃあ虎峰、付き合ってくれ。80回くらい模擬戦しようぜ〜。」

 

虎峰「な、何故僕まで!?」

 

八幡「言い出しっぺなんだから鍛錬付き合えよ。鍛錬が終わったらシルヴィアのケアも待ってるんだし。(俺だけにだけどな。)」

 

虎峰「八幡、今すぐに始めましょう!!」

 

 

3人(チョロ過ぎる………)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





もしもこんなやり方だったら?その10

『ISの世界で』







八幡「なぁシルヴィア。」

シルヴィア「うん、なーに?」

八幡「もう普通に名前で呼び合ってるから、シルヴィアって呼び方は普通だよな。なんか別の呼び方考えないか?俺とシルヴィアの間だけの。」

シルヴィア「えぇ!?い、いいの!?」

八幡「いいも何も俺から言いだしたことだ、良いに決まってるだろ?シルヴィアさえ良ければだがな。」

シルヴィア「う、うん!勿論!」

八幡「………安直だが、シルヴィってのはどうだ?呼びやすいしな。それに学園ではそう呼んでる奴はいないだろ?」

シルヴィア「シルヴィ……うん、良いよ!凄く良いよ!」

八幡「そ、そうか?」


八幡(ここまで反応するとはな……気に入ってくれたみたいだな。)

シルヴィア(シルヴィ、シルヴィかぁ……私、初めてアダ名なんて付けられたなぁ〜やっぱり特別って意味だよね♪)


はい、ここまでです!まぁタイトルでも分かりますよね。
皆さんは何のアニメが分かりましたか?








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