シルヴィアside
準決勝が終わって、今日は《王竜星武祭》の4日目。今日の内容としては、3位決定戦。バトルとしてはこれくらいなんだけど、人数が少ないから選手の情報を優先的に流しながら時間を潰してるから暇を与えない作戦だと思うよ。
で・も♪今日の私達は完全にオフ!だから明日の決勝の前祝いにデートをする事にしました!だって《鳳凰星武祭》や《獅鷲星武祭》でも必ずデートはしてたから、今回だけ無しにするっていうのは、やっぱりどうかなぁ〜っと思ったわけなんです。皆もそう思うよね!?
まぁそんなわけで、私達はまだベッドの中に居るんだけど、皆さんも知ってると思うけど、八幡君は早起きだから寝顔を見れるのは稀です。今はその寝顔を見ながら癒されています。普段は物凄くキリッとしててカッコ良いのに、寝てる時はなんか可愛いんだよね〜。
シルヴィア「こうやって見てると、少しだけイタズラしたくなっちゃうんだよなぁ。」
でもそんな事したら八幡君が起きちゃうから出来ないんだよねぇ〜。意外と八幡君って敏感だから。まるで猫みたいに。あっ、カマクラ君とはそういうところが似てるかもっ!
シルヴィア「でも、こうやって一緒に居るだけでも幸せだなぁ。君と一緒に居る時間はいつだって楽しくて、嬉しくて、幸せ………結婚したらどうなんだろうね///」
八幡「きっと今よりも幸せになるんじゃないか?」
シルヴィア「えっ!?」
八幡「おはようシルヴィ。」
シルヴィア「お、おはよう……じゃなくて!い、いつから?いつから起きてたの?」
八幡「たった今だ。聞いてたのは本当に今のだけだから安心しろ。」
シルヴィア「うぅ〜……どうせならその前に起きて欲しかったよぉ〜///」
よりにもよって1番恥ずかしいセリフを聞かされるなんてぇ〜///
八幡「でもそうだろ?結婚したら今よりも幸せになると俺は思う。結婚して、学院を卒業して、料理資格を取ってから店開いて、2人で店を切り盛りして、暫くしたら子供も出来て、普通の家族になる。それからはジジババになるまで、いや、死ぬまで一緒に居るんだ。ちょっと先走り過ぎた話だが、結婚すればこれが普通になってくる。まぁ一緒に暮らしている辺りは、もうクリアしてるけどな。」
シルヴィア「………そうだね。」
うん、本当にその通りだよ。八幡君、ずっと一緒に居ようね。
ーーー30分後ーーー
八幡「なぁ、デートするのは良いが、行く当てはあるのか?言っちゃあ悪いが、俺達ってもう殆ど行き尽くしたろ?他にあるといえば歓楽街くらいだかま、今行く時間じゃないしな。」
シルヴィア「そうだなぁ……確かに行く所は無いねぇ。私も何処に行ってないのかって思うくらいだよ。それくらいこの街を探索したって事だね。」
八幡「俺は別に朝からでも構わないが、昼食からスタートするってのも1つの手だと思うぞ。だって行く当ても無いのにウロウロしても仕方ないだろう?だから最初はのんびりゆっくりするのもアリだと思うぞ。」
成る程、朝は2人でのんびり過ごしてお昼ご飯と一緒にデートをスタートするって事かぁ。うん、今回はそれにしよう!
シルヴィア「じゃあ今日のデートはお昼からスタートにしよっか。あっ、ランチについては良いお店があるから期待しててねっ♪」
八幡「期待してるぞ。あっ、そろそろだからバター出しとくな。」
シルヴィア「お願〜い。あっ、それからこっちにお醤油持ってきて〜。」
因みに今は、朝食を2人で作っている最中です。休日には2人で作るようにしてるんだ。これも長年……といってもまだ2年くらいだけど私達の習慣になってるから、今みたいに言わなくても材料で調味料が分かる時もある。
まぁ簡単に作ったものだからそんなに時間は掛かってない。作ったのはトーストで焼いたパンにバターを塗ったもの、目玉焼きとソーセージ、ミニサラダ、そして牛乳。八幡君とシルヴィアの特製朝食メニューですっ♪
………私ってば誰に何を言ってるんだろう?
八幡「じゃ、食べるか。いただきます。」
シルヴィア「いただきま〜す♪」
八幡「……うん、美味い。ところで、ランチに行く良いお店ってのはどんな店なんだ?」
シルヴィア「今教えちゃったら面白くないでしょ?だからまだ教えないよ~。」
八幡「つまり昼になってからのお楽しみってわけか……じゃ、そのランチは楽しみにするか。」
シルヴィア「うん、楽しみにしててよ。あっ、分かってると思うけど心の中を読むとかやめてね?そんな事されちゃったら面白くなくなっちゃうから。」
八幡「そんな事しねぇよ。っていうか誰かが希望しない限りはそんな事はしない。俺は他人の腹の中を探るような悪趣味な事はしない。」
シルヴィア「そうなんだ。じゃあ日頃から心を読んでるってわけじゃないんだ。」
八幡「しないしない。寧ろこういうのはしないようにしてるくらいだ。」
シルヴィア「そっかぁ~ちょっと安心した。偶に心の中を読まれてるんじゃないかなって思う時があるからさ。」
本当はあり得ない話その32
『新婚ごっこ』
シルヴィア「お帰りなさい、あなた♡」
シルヴィア「ご飯にする?お風呂にする?それとも……わ・た・し?」
八幡「………シルヴィ、何やってるんだ?」
シルヴィア「新婚ごっこだよ。ペットを連れて単身赴任……はしてないけど、旦那様を新妻が迎え入れるのにこれ以上の対応は無いって聞いてやってみたんだ。どうだった?」
八幡「………やっぱシルヴィがやると違うな。なんか……ドキッとする。」
シルヴィア「っ!そ、それは何よりです!!!えへへへ♪」
八幡「それは俺の「あぁっ!!?」ど、どうした!?」
シルヴィア「ご、ごめん八幡君、失敗しちゃった。本当なら裸エプロンでしなくちゃいけなかったのに………」
八幡「いや、新婚ごっこ何だろ?それは新婚になってから……あっ。」
シルヴィア「そ、そうだよね!新婚さんになってからまたやればいいんだもんね!八幡君、その時は私も準備を整えてからお出迎えするね!妻としてっ♡」
八幡(……嬉しいんだが、何だろう?このやってしまった感は。)
はい、ここまでです。少しアレンジは加えました。
さて、なんのアニメか分かりますか?