学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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狐の部分がなくなっても

 

 

シルヴィアside

 

 

お昼から時間は経って、今は夜の8時頃。それまでの私は本当に私とは思えないくらいの仕草をしていた。ううん、人間がどうかも怪しいくらいの動きや仕草を連発していました。勿論八幡君にだよ?私と八幡君はずっと家の中に居たんだから。

 

え?何をしたのかって?うぅ〜言いたくないけど、皆にだけは教えるよ?他の人には言わないでね?

 

 

・八幡君に抱き着く。(日常茶飯事?)

・八幡君の膝で寝る。(よく眠れたよ♪)

・八幡君からあ〜ん。(美味しくいただきました。)

・八幡君から頭ナデナデ。(気持ち良いんだ〜。)

・八幡君から尻尾ナデナデ。(これもぉ〜。)

・八幡君の手を舐める。(わ、わぁ〜///)

・八幡君の指を舐める。(やっちゃった……///)

・八幡君の耳を甘噛み。(あれからまた……///)

・八幡君の頬を舐める。(うぅ〜/////)

 

 

みたいな感じ……最初の3つはなんかあんまり前と変わってないけど、2つはこの耳と尻尾があるからと考えてみれば納得は出来る。でも最後の4つはやった事もなければ今日初めてしちゃったよ〜/////もう恥ずかしいよ!!

 

お昼や夕飯でも、八幡君に食べさせてもらってたんだ。勿論自分でも食べてたけど、何だか八幡君に食べさせてもらった方が美味しく感じたの。だから7割くらい八幡君に食べさせてもらってました……///

 

 

そして今現在。私は八幡君の膝を借りて寝ております。あっ、本気で寝てるわけじゃないからね?日本語では狸寝入りって言うんだよね?もっと砕けて言うと寝たフリだよ。八幡君には横になるって言ってるから、多分分かってくれてるとは思う。

 

 

シルヴィア「………ねぇ八幡君。」

 

八幡「ん?」

 

シルヴィア「もし……もしだよ?もし、私についてる耳と尻尾が取れなかったら、八幡君ならどうする?」

 

八幡「どうするって言われてもな……俺ならそれならそれで受け入れるが?シルヴィの意思にもよるが。」

 

シルヴィア「……良かった。八幡君がそう言ってくれて安心したよ。」

 

八幡「何だそれ?俺がお前を見捨てるわけ無いだろ。ていうか別れるという選択肢なんて俺には無い。」

 

 

本気でそう思ってくれてるみたい。知ってはいたけど、改めて言ってくれると本当に嬉しくなっちゃう。

 

 

八幡「耳や尻尾が生えたくらいで何だ、俺はそんな見た目だけで判断はしない。そりゃ外見も少なからず含むが、俺はそれだけで人を決めつけるような事はしない。まぁ、シルヴィのその姿は逆に愛されそうだけどな。」

 

シルヴィア「か、からかわないでよ〜!」

 

八幡「俺は割と本気だぞ?その耳や尻尾だって本物だから触り心地も良いし、触ってるだけで癒されるんだよ。今回だけかもしれないんだからいいだろ?」

 

シルヴィア「ま、まぁ八幡君にしか見せない姿だからいいけど……本当に今回だけだよ?」

 

八幡「あぁ、分かってる。」

 

 

冗談を混ぜながら話す会話もやっぱり楽しい。あぁ……やっぱり嬉しいと尻尾が動いちゃうんだよねぇ。

 

 

八幡「手櫛でもするか?」

 

シルヴィア「うん、お願い。」

 

 

八幡君が最初に影で作った櫛でやってくれてたんだけど、ちょっと痛かったから手でやってもらったんだ。そしたらその100倍くらい気持ち良かったから手櫛でやってもらってます!

 

 

シルヴィア「加減がちょうどいいから凄く気持ち良いんだよね〜。八幡君ってやっぱり優しいんだよ。」

 

八幡「それは性格的な意味でか?それとも加減的な意味でか?」

 

シルヴィア「さぁて?どっちでしょう?」

 

八幡「教えてくれない悪い狐には耳の穴を弄り回す必要があるのかな?」

 

シルヴィア「そ、それはズルいよ〜!」

 

 

耳の穴は弱いのっ!万人共通なんだから!!

 

 

シルヴィア「もう……両方に決まってるよ。最初から分かってるでしょ?」

 

八幡「可愛い狐には意地悪したくなるってもんだ。それに1日限りなんだ、楽しまなきゃな。」

 

シルヴィア「……まぁ私もこの姿になってちょっと楽しいとは思えたけどさ、やっぱり恥ずかしさは消えないよ。」

 

 

その後は談笑をして、お風呂に入って(今日は別々)櫛で髪と尻尾を整えて歯磨きをしてから布団へと入った。

 

これは意識してなのか無意識なのか分からないけど、八幡君の方へとくっついて行ってる気がする。やっぱり動物ってあったかい所が好きなのかな?猫とか犬も日向ぼっことかするし。

 

でも………落ち着く。やっぱり八幡君と居ると安心して寝られる。寝ている間は頭を撫でてくれるだけで何もしないけど、それが良い。

 

 

シルヴィア「……お休み、八幡君。」

 

八幡「……あぁ、お休み。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シルヴィア「八幡君八幡君!耳と尻尾が無くなってるよっ!!」

 

八幡「……やっぱ嬉しいみたいだな。もう少し堪能したかったが、俺にはお前のその笑顔が1番だ。」ナデナデ

 

シルヴィア「えへへ〜♪」

 

 

耳や尻尾がなくても、八幡君からナデナデされるのは嬉しいねっ♪

 

 

八幡「んじゃ、今日は昨日の分も含めて出掛けるか。」

 

シルヴィア「さんせ〜いっ!!」

 

 

今日は目一杯楽しまなきゃねっ!!

 

 

 





シルヴィアの狐バージョンはこれで終了になります。

ですが、短編閑話はまだ続きますので。
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