シルヴィアside
んん〜〜はぁっ!!あぁ〜終わったぁ!!何だか割と呆気無く終わっちゃったなぁ。もう少し湿っぽくなると思ってたんだけど、そんな事は無いんだね。ライブの終わり辺りは少しだけウルっときちゃったけど、今は落ち着いてる。感情が表に出ちゃってたからかな?
さて、この後はライブ終了後恒例の握手会です!最後は70,000人が相手だから覚悟しておかないとね。八幡君、最後まで付き合ってもらうからね?
っと、その前に………
シルヴィア「水分補給と八幡君成分を摂っておかないとね、これは大事だから!」
八幡「お前は控え室に入って早々に何を言ってるんだ?まぁ成分はさっき聞いたから分かるけどよ。」
だって抱き着いた方が多く摂取出来るんだもん♪
シルヴィア「そうだ八幡君、握手会頑張ろうね。前回は70,000人だったけど、今回はその7倍の70,000人だから。一緒に頑張ろっ!」
八幡「……いや、これ俺のライブじゃないから俺は控え室に「何惚けた事言ってるのさっ!八幡君は横浜まで来てくれた70,000人の想いを無下にするって言いたいの!?万死に値するよっ!!握手会はライブの後の重大イベントなんだから私と一緒に共同作業するのっ!!」………は、はい。」
八幡(シルヴィアさん……威圧感がパナいっす。)
シルヴィア「ほら、八幡君も今の内に水分補給とかしておきなよ。一応セッティングする場所にも飲み物は置いてあるけど、間髪入れずに来るって言ってたから飲めるのは今のうちかもよ。」
八幡「おぉう……わ、分かった。」
ーーー20分後ーーー
スタッフ「それでは只今より、握手会を開始いたします。前列の人を押さないようにお願い申し上げます。また、人数が大変多い為、複数でいらっしゃっている方々は同時に入っていただいても構いません。」
さぁて、いよいよ始めるね!
八幡「あんまり力を入れないように握る、だったよな?」
シルヴィア「そっ。今回は特に多いから、力加減は間違えないようにね。」
とかいう私も70,000人なんて初めてだから加減なんて分かりません。
スタッフ「それでは最初の方からお入りください。」
ーーー早送り10倍速ーーー
10,000〜1,0001人目
「きゃあ~!!本物だ~!!」
「凄い!!テレビに映っていたのが目の前に居るよ!!凄い感激っ!!」
シルヴィア「は~い!本物のシルヴィア・リューネハイムで〜す!握手してくださ〜いっ!!」
「「よ、喜んでっ!!」」
八幡「一応、本物の比企谷八幡です。」
「っ!!!やっぱりイケメンだ。」
「うん、星武祭では戦闘ばかりで顔ってあまり映らないからアレだったけど、うん、イケメンッ!!」
八幡「今までそういう風に言われた事が無いので、むず痒いですね。どうです?俺とも握手してきます?今なら無料ですよ?」
「「喜んでっ!!」」
2人は純粋な私達のファンみたいだね!
「あっ!よろしければ比企谷さんがシルヴィアさんを抱き寄せてはくれませんかっ!?」
八幡「?こうか?」グイッ
すると八幡君は私の肩を押さえて寄せた。私も少しそれっぽい雰囲気を出す為に八幡君を抱き締めるような形をとってみた。
「お、おおぉぉ………」
「これ、絵じゃないよね?」
「「ありがとうございましたっ!!」」
「「失礼いたしました〜っ!!」」
2人はとんでもない速さで出て行ってしまった。
ーーー早送り10倍そryーーー
20,000人目
「わぁ〜本物のシルヴィアお姉ちゃんだ〜!こんにちは〜!!」
シルヴィア「はい、こんにちは!元気に挨拶が出来て偉いね。」
「すみません。娘がファンでして……」
シルヴィア「いえいえ、とんでもないです。」
「あっ!!こっちは八幡お兄ちゃんだ〜!!」
八幡「こんにちは。元気があって大変よろしい。100点満点花丸だ。」
「やった~!!」
「あの、不躾なお願いなんですが、サインとか頂けないでしょうか?」
シルヴィア「良いですよ。娘さんの為ですよね?」
「は、はい!ありがとうございます!」
スラスラ〜ッ
シルヴィア「はい、ど〜ぞっ!」
「わぁ〜!ありがとう!お姉ちゃん!!」
シルヴィア「どういたしまして。」
「じゃあそろそろ順番だからね、いくよ。」
「うん!お姉ちゃん、お兄ちゃん、バイバーイ!!」
とても元気の良い子だね!
ーーー早送り50倍速ーーー
69,997〜70,000人目
スタッフ「ラストの3人入りま~す!!」
八幡「いや何でだよっ!?」
目の前には八幡君の両親とオーフェリアさんが居た。うん、本当になんで?
比企谷母「実は私の隣がこの子だったのよ。ライブが始まる前、トラブルがあったでしょ?その時に会場に行ってアンタの名前を出すものだからどんな関係か気になって聞いたら……アンタ、愛人ってどういう事?」
八幡「………オーフェリア、お前俺の両親に何を吹き込んだ?」
オーフェリア「………」プイッ
八幡「そうかそうかよぉ〜く分かった。オーフェリア、六花に帰ったらあのカフェで執事フルコースな。」
オーフェリア「………シルヴィア、助けて。」
八シルヴィア「八幡君、思い切りやってあげて!」
オーフェリア「………シルヴィアの薄情者。」
オーフェリアさんが間違った事を言うからですっ!
八幡「一応事実を言うとだ、そいつはオーフェリア・ランドルーフェン。レヴォルフ黒学院の序列1位だ。俺との関係は……ちょっと複雑でな。だが決して愛人ではない。」
比企谷母「そ、そう……」
比企谷父「だが八幡、お前本当に強かったんだな。」
八幡「一応はな。あれくらいは造作も無い。」
シルヴィア「一応じゃないでしょ!六花で1番強い人が何を言ってるのさ!」
オーフェリア「………そうね。八幡は自分が何を言っているのか分かってないわ。八幡は六花で1番強い。2番目がシルヴィア、3番目に……私かしら?」
八幡「それで合ってるんじゃないか?」
オーフェリア「………だから私は八幡の第2ふ「オーフェリアさん?」………何でもないわ。」
この子、解放されてから凄く茶目っ気が出てきてるんだけど……しかも八幡君関連で。
比企谷母「今回はどうするの?ウチに来るの?」
八幡「そのつもりだ。」
オーフェリア「お供するわ。」キラキラ
オーフェリアさん………目が輝いてる。あのお花屋さんの時みたいに輝いてる。
八幡「……変なことするなよ?」
オーフェリア「………」コクコクッ
八幡「取り敢えずは明日あたりにでも横浜を観光して、終わったら向かう事にする。」
比企谷母「分かったわ、じゃあ明日待ってるわ。」
比企谷父「待ってるからな。」
うん、ようやく終わったね………
オーフェリア「………この後どうするの?」
八幡「お前はホテルに帰りなさい。」
シルヴィア「あはは………」