学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

608 / 609
昨日はすみません。1日仕事でしたm(__)m

予告すると、明日も1日仕事です。

ここからエピローグが始まります。

ではどうぞ!


エピローグ
永遠の愛


 

 

ーーーーーー

 

 

世間では【最強世代】が六花を卒業し、各学園にやっと平穏が訪れた。その【最強世代】は言わずとも分かるだろう。界龍第七学院序列1位、比企谷八幡。クインヴェール女学園序列1位、シルヴィア・リューネハイムを含む今年の3月に各学園から去って行った大学部4年の卒業生の事である。

 

特に前々回シーズンは比企谷八幡の【三冠制覇】にシルヴィアリューネハイムの【王竜星武祭2連覇】という偉業も成し遂げられており、最高や最巧とも呼ばれている。そんな彼等が学園を去り、もう彼等の事で盛り上がる事は無いであろうと、世間では思われていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、その予想は大いに覆された。今現在、六花は喜びの渦に巻き込まれている最中であった。

 

その理由とは………

 

 

 

 

案内人「奥へと詰めてお入りください。空きは充分にございますので、ゆっくり前にお進みください!」

 

受付「ご祝儀の品、ありがとうございます。こちら粗品ですが、お受け取りください。」

 

 

 

「いやぁ……なんか、時が経つのって早いですね。」

 

ペトラ「そうねぇ……あの子が学園を去ってからまだ半年くらいだけど、本当に早く感じるわね。」

 

「なんか、2人がまだ学生だった頃の事を思い出しますよ。あの時はまだあんなに可愛らしかったのに、今ではもう立派な大人なんですよね。でも……漸く、ですね。」

 

ペトラ「本当にやっと、って思うわ。漸くシルヴィアと八幡君が結婚するのね。」

 

 

そう……今日は比企谷八幡とシルヴィア・リューネハイムの結婚式だった。

 

 

既に会場内には、2人の関係者達が集まっていて雑談や学生時代の話をしていた。現役の学生でも参加している人が居て、中には他学園の母体幹部の人までも来場していた。それだけ2人の影響力は大きかったという事を物語っているとも言えるだろう。

 

 

そして時間は進み………式に入った。

 

 

進行役「それでは、新郎新婦の登場です。拍手でお出迎えください。」

 

 

レッドカーペットが敷かれた扉からは美しい紫色の長髪をなびかせながら白いウエディングドレスを身に纏った世界の歌姫とも呼ばれた新婦のシルヴィア・リューネハイムと、長く伸ばした後頭部の髪を縛って白いタキシードを着ている六花の生きる伝説、比企谷八幡が入場して来た。

 

2人は恥ずかしがる様子も無く自然と入ってきた。まるでそれが当たり前かのように。

 

 

2人が前に進み、神父……ではなく、小苑の前で立ち止まった。それと同時に周りの拍手の音も消えた。

 

 

小苑「これより、比企谷八幡とシルヴィア・リューネハイムの夫婦へなる為の契りを行う。尚、この儀式は新郎新婦の希望の為、手短に行うものとする。」

 

 

小苑がそう言い、一呼吸置くと………

 

 

小苑「汝、シルヴィア・リューネハイムは比企谷八幡を夫とし、喜びの時も、悲しみの時も、健やかなる時も、夫に永遠の愛を捧げる事を誓うか?」

 

シルヴィア「誓います。」

 

小苑「汝、比企谷八幡はシルヴィア・リューネハイムを妻とし、喜びの時も、悲しみの時も、健やかなる時も、妻に永遠の愛を捧げる事を誓うか?」

 

八幡「死んだとしても、永遠にその誓いを破らない事を誓う。」

 

 

小苑は満足したように頷くと………

 

 

小苑「であれば双方、指輪の交換を。」

 

 

隣からは麗蘭が指輪を乗せたトレイを持って来て、2人の傍までやって来た。

 

 

最初はシルヴィアが、そして後に八幡が指輪をはめた。

 

 

小苑「……2人の人生に祝福を。」

 

 

式が終わると参列していた人達全員は順番に外へと出て行き、最後の1人が出たところで扉が閉まった。残った3人は堅苦しい雰囲気のそれではなく、いつもの和やかな雰囲気だった。

 

 

小苑「これでお主等は正式に夫婦じゃ、良かったのう。」

 

八幡「ありがとうございます。俺も漸くって思いがあります。これまでは冗談半分で言われ続けていましたけど、これで俺達は本当の夫婦になれたって思うと、本当に嬉しいです。」

 

シルヴィア「私も、やっと八幡君と家族になれたって思うと嬉しく思います。小苑さん、神父役、ありがとうございます。」

 

小苑「このくらいの事、何でもないわい……ほれ、その輝いた顔を輝いている内に皆に見せてくるが良い。儂は誰よりも先に一足先に見たから満足じゃ。それに、義息子と義娘の顔も1番近くで見れたのじゃ。親としてこれ以上無い幸福じゃよ。さぁ、行くが良い。」

 

八・シ「はい。」

 

 

2人は偉大な義母に背を向けて扉を開けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー2人の我が家ーーー

 

 

シルヴィア「私達、やっと家族になれたね。」

 

八幡「あぁ、これからはずっと一緒だ。まぁ、そこはこれまでとあまり変わらないけどな。」

 

シルヴィア「……よし、じゃあレストランの開業準備を再開しなきゃね。早速やろっか!」

 

八幡「あぁ、まだまだ忙しくなりそうだな。」

 

 

こうして2人は結婚を迎え、正式に夫婦となった。2人にとっては間違いなくこれまでの人生で1番幸せな時間だった事だろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから10年後………2人の間には子が生まれ、飲食店を開業。まだ2人の物語は終わっていない。

 

 

 





終わりみたいな雰囲気ですが、次が本当のラストです。

明日は1日勤務の為、投稿出来ませんが、明後日に今作最後の投稿を致します。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。