学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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本日はあの3人とあの方が!

どうぞ!


理由と予防線と【○○○】

 

 

雪乃side

 

 

今日の見学会も終わり、夕飯を食べ終わった私達は今日の事を話していた。

 

 

結衣「星導館にヒッキー居なかったね。」

 

雪乃「そうね。本当に何処に行ったのかしら?アレは?」

 

小町「星導館には居ませんでしたが、他の学園ならあり得るかもですよ。」

 

雪乃「それもあるかもしれないけれど、今日以外普通の学校には立ち入り規制がある筈よ。幾ら見学に来てるとはいえ、簡単に通してくれるとは思えないわ。」

 

 

此処で問題を起こせば転校が難しくなるわ。明日は校外に居る生徒に聞き込みをするしか無いわね。

 

 

小町「それにしてもあのゴミぃちゃんはっ!雪乃さんと結衣さんを置いて行くなんて信じられないですよ!2人がこんな酷い目に遭ったっていうのに!」

 

結衣「あんな事になるんなら、ノートの事なんて公開するんじゃなかったよ!ヒッキーマジ最低っ!」

 

雪乃「見つけたら天罰を下してやるわ。」

 

 

私達が何故こんなにも怒っているのかというと、彼のノートが公開されてから一週間後の事だった。

 

 

彼の残したノートは、瞬く間に学校中の噂になった。文化祭、修学旅行、そのどちらの内容もきめ細かに記されてあったからだ。良くも悪くも強い影響があった。

 

葉山君と相模さんは、当然の事だけれど学校で居場所を無くしていたわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてそれは私達もだった。

 

 

文化祭では、私自身が相模さんの依頼を受けたのにも関わらず、被害を受けたのは比企谷君だという事だった。依頼は私の受けたものなのに、何故彼がその尻拭いのような真似をさせられているんだと。教師達やクラス、学校中の生徒が私を責めていたわ。何故私だけなの?彼にもあった筈なのに、何故私だけが責められなけばならないの?

 

修学旅行の告白の件、依頼そのものは由比ヶ浜さんが少し強引に近い形で奉仕部が受けたわ。やれるだけやった。でも、最後の最後で彼がぶち壊しにしたわ。ここまでは私も知っているのだけれど、ノートの中には葉山君がグループ維持の為に彼に依頼していた。

 

戸部君の告白の成功、ノートにあった海老名さんの告白の阻止、葉山君のグループの維持。この相反する依頼なんて成功する筈も無い。葉山君は学校で立場を無くした。

 

それで済めば良かったのだけど、私達にも影響が出た。そのわけは、私達が彼に言った言葉がノートに書いてあったからだ。

 

 

雪ノ下『貴方のそのやり方、嫌いだわ。』

 

由比ヶ浜『人の気持ちをもっと考えてよ!』

 

 

こんな風に書いてあった。そのおかげで私達はまた迫害を受けた。周りからはヒソヒソと噂され、嫌がらせも受けていた。

 

この時から彼に謝る気なんてもう無かったわ。彼は葉山君達だけでなく、私達からも学校での居場所を奪っていった。謝ってももう許す気なんて無いわ。此処だと分かった以上絶対に見つけ出して、仕返しをしてやるわ。

 

 

小町「結衣さん達から事情は聞きましたけど、酷過ぎますっ!これは妹としてガツンと言ってやりたい気分ですっ!」

 

結衣「小町ちゃんが居れば、ヒッキーでもタジタジだよね!」

 

雪乃「そうね。シスコン谷君の事だから、絶対に言う事を聞くに決まってるわ。」

 

 

小町さんが居る以上、私達の勝利は確実よ。ふふっ、土下座しながら許しをこう姿が目に浮かぶわね。

 

 

雪乃sideout

 

八幡side

 

 

俺は今日の出来事の後、界龍以外に知り合った知人に通信をしていた。まぁ、3人くらいなんだが。俺の正体を隠すように言っているところだ。さっきまで2人終わらせたところだ。

 

そして今はというと………

 

 

八幡「じゃあソイツ等がなんか言ってきても俺の事は知らない風に装ってくれ。」

 

オーフェリア『………分かったわ。』

 

 

実を言うと番号交換してました。何かあった時の為にと、どちらもあっち側からだ。俺はこの時程感謝した事は無い。

 

 

オーフェリア『………八幡。」

 

八幡「ん?どした?」

 

オーフェリア『………あの校章は他にも作れるのかしら?』

 

八幡「ん?あぁ出来るが……何故だ?」

 

 

1個で充分だと思うんだがな。まさか耐久値があったとか?

 

 

八幡「もしかしてダメになったか?」

 

オーフェリア『………そうじゃないわ。複数あった方がストックに役立つと思っただけよ。ダメかしら?』

 

八幡「聞いちゃ悪いと思うが、お前って制服以外で過ごした事あんのか?」

 

オーフェリア『………寝る時はちゃんと着替えてるわ。』

 

八幡「……ごめん、いやほんとごめん。」

 

オーフェリア『………何も言ってないじゃない。急にどうしたの?』

 

八幡「もう何も言わなくていい。分かった、作っておく。決勝後でいいか?」

 

オーフェリア『………えぇ、お願い。』

 

八幡「それじゃ、頼むな。」

 

オーフェリア『………八幡、もう1ついいかしら?ただの質問よ。』

 

八幡「おう?なんだ?」

 

オーフェリア『貴方はハナショウブの花言葉は知ってるかしら?』

 

 

この前もこんな事あったな。前は確かアネモネだったな。今度はハナショウブという花か。済まん、花名も初めて知った。

 

 

八幡「済まん、全然分からん。」

 

オーフェリア『………勉強不足ね。』クスッ

 

 

オーフェリアの奴……俺をからかってそんな楽しいか?口角上がってんぞ?

 

 

オーフェリア『………ハナショウブの花言葉は、【伝言】【優雅】【心意気】よ。』

 

 

ん?割と普通。

 

 

オーフェリア『………【優しい】【優しい心】、これは貴方に似合ってるわ。』

 

 

優しい……か、コイツから言われるとなんか嬉しいな。少し花言葉勉強するか。

 

 

オーフェリア『………【嬉しい知らせ】【あなたを信じる】、この言葉は私から貴方に送るわ。ありがとう八幡。』

 

八幡「お、おう……///」

 

 

コイツ……やっぱ良い笑顔するな。

 

 

オーフェリア『じゃあ待ってるわ。』

 

八幡「あ、あぁ。任しとけ。」

 

 

そして通信を切った。

 

 

八幡「ふぅ…予想外の一撃食らった。」

 

 

たくっ、アイツには勝てる気がしねぇよ。

 

 

 




次は2日目の自由行動です!
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