沙希side
朝7時、あたし達はホテルのレストラン前の廊下に立っていた。バイキング形式のメニューだった。メンバーは戸塚と材木座と海老名とあたし。流石に怪しまれるかもしれないから、戸塚と材木座にはすぐに離れてもらうつもり。一応今日の予定を一通り話しておくつもりだった。
沙希「一応此処で話しておくよ。今日は目立つ行動はしない事。界龍付近に近付かない事。寄っていいとしても商店街の外れくらいまで。基本的に行動は2人か3人1組。いいね?」
戸塚「うん、分かったよ。」
材木座「承知っ!」
海老名「うん。じゃあ私はサキサキと行動した方が良いかもね、まだ完璧に信頼されてないかもだしね。」
沙希「あたしもアンタと一緒の方が行動しやすいからそれでいいよ。けど、アンタの好きなあっち方面の店には寄らないから、そこらへんはアンタも分かってるよね?」
海老名「うぅ……我慢するよ。」
戸塚「雪ノ下さん達は?」
材木座「うむ、彼奴等が何もしないとは思えん。見張った方が………」
沙希「あんたバカ?それこそ怪しまれるよ。こんな事言いたくないけど、アンタこの中で1番怪しい存在だから。」
それと、そのキャラいい加減やめてほしい。あたし達は慣れたとはいえ、周りの目が少し痛いんだから。
材木座「わ、我が…1番怪しい……」
当たり前でしょ。今は冬だから格好はともかく、喋り方は断トツで怪しいから。
戸塚「でもそうだね、あまり関わらない方がいいかもね。でも、誘われたりしたら付いて行っても大丈夫?それなら自然にとけ込めると思うし。」
沙希「うん、それならいいよ。」
海老名「うん、じゃあ今の決まりを守りつつ、今日はなるべくこの六花の街を楽しむ事にしよっか。」
戸塚「うんっ!」
材木座「承知っ!」
沙希「……」
海老名「もう!サキサキは元気が無いな!」
あたしにそのノリは無理だから。
そして、あたし達は好きな食べ物を取ってから好きな席に着いて、ここで戸塚と材木座と別れた。
沙希sideout
結衣side
結衣「今日どうする?」
小町「小町は六花を見てみたいですけど、ゴミぃちゃんも探さなきゃなので。」
雪乃「なら午前中は聞き込みをして、午後から六花を回る事にしましょう。影の薄い彼の事だから簡単には見つからないでしょうけど。」
ヒッキーだしね!存在感無いし、影薄いし、キモいし。
雪乃「私としては、商店街にいる生徒に声を掛けてみようと思うのだけど、どうかしら?何処かあるかしら?」
小町「それなら星武祭のスタジアム内とかどうです?木を隠すには森の中って言いますし、ゴミぃちゃんも居るかもですよ?」
ふぇすた?
結衣「ねぇゆきのん。ふぇすたって何?」
雪乃「由比ヶ浜さん……貴方此処に来てそれを知らないの?」
小町「流石に小町も……」
結衣「え、何でっ!?私なんかマズいこと言った?」
雪乃「由比ヶ浜さん、今ドームで開催されている催しは何か分かるかしら?」
結衣「ん~……わ、分かんない!」
雪乃「……はぁ、由比ヶ浜さんにも調べ物をさせておくんだったわ。」
小町「なんか先が怖いです。結衣さん、流石に星武祭は知っときましょうよ。テレビでもやってますよ?」
うぇ!?嘘っ!?
雪乃「その様子だと本当に此処がどういう所なのか全く知らないようね。」
小町「移動しながら教えましょうか。」
うぅ、ごめんなさい。
結衣sideout
葉山side
「それで葉山君は今日何処に行くの?」
「私も気になるなぁ。」
葉山「俺は星武祭を見た後は、商店街を見て回ろうと思ってるんだ。」
「そうなの?私もついてっていいかな?」
「私もっ!」
やっぱり僕の周りにはすぐ人が集まってくるね。確かこの子達は俺と一緒にガラードワースの見学者をした子達だったね。
葉山「じゃあ、一緒に行こうか。」
『はーい!』
俺がガラードワースに入学したら、総武高以上に人が集まるだろうね。はは、楽しみが増えてきたなぁ。
葉山sideout
八幡side
八幡「んで今日は準決勝だったな。それなのに何で俺に電話寄越すんだ?」
シルヴィア『いいじゃない。声を聞きたくなったんだから♪』
八幡「……まぁ、いいけどよ。」
俺も今日は暇だし、朝飯でも作るか。まぁ今日くらい3食作っても大丈夫だろう。
シルヴィア『それよりさ八幡君、ちょっとお願いがあるんだけど……いいかな?』
八幡「ん?どうした?」
……なんか声小さくなってねぇか?顔も赤ぇし……大丈夫か?
シルヴィア『お、お願いっていうのは……その……えっと………///』
随分焦らすな……そんな言いづらい事なのか?飯でも作って欲しいとかか?
八幡「また飯でも食いたいのか?なら別に構わんが……」
シルヴィア『ち、違うのっ!そうじゃなくて……うぅ///』
………一体何なんだ?
シルヴィア『……よしっ!覚悟は出来た!じゃあ言うね八幡、君っ!』
八幡「あ、あぁ。」
シルヴィア『きょ、今日の準決勝が終わってから界龍に行くんだけど
きょ、今日、は、八幡君の部屋に、とと、泊めさせてくださいっ!/////』
……………はい?
まさかのシルヴィアからお泊まりのお誘い!?
八幡どうする!?次回をお楽しみに!