あと、
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八幡side
俺が入浴しているにも関わらず、シルヴィがバスタオル1枚を身体に巻いているだけの状態で風呂場に入って来た。
シルヴィア「お、お邪魔します///」
八幡「おおお前何考えてんだよ!?俺がまだ入ってんだぞ!?」
シルヴィア「………うん///」
いやいや!「うん」じゃなくて!!俺は男!君は女!この意味分かる!?この状態で一緒に風呂に入る事を混浴っていうんだよっ!?現時刻をもって俺たちはそれをやっちゃってるわけだよ!?
シルヴィアさん!!?一体何考えてるの!?俺も男だよっ!?君みたいなパーフェクトボディを持った女性と一緒に風呂なんか居られないよ!?
即上がっちゃうからね!?でも上がれない!だってしっかりと襖の前に居るんだもん!!上がれねぇよこれじゃあ!俺詰んじゃってんじゃん!
シルヴィア「は、八幡くん……///」
八幡「お、おう!?どした!?やっぱ上がってほしいよな!?待ってろ!すぐに「そ、そうじゃなくて!」から……え?」
シルヴィア「お、お背中お流しします///」
八幡「……………因みに拒否権は?」
シルヴィア「………嫌ならいいけど、お風呂からは上がらないからね?」
おい、逃げ場なくね?この子ちょっと策士過ぎるよ。絶対断れないように言ってない?
八幡「………わ、分かった。スポンジとボディーソープはここに置いとく。なるべく早くしてくれ。頼むから。」
シルヴィア「……八幡くんは、私に身体洗われるの……嫌?」
八幡「なんで!?」
今の会話でどうしてそんな事になったの?俺なんか言ったっけ!?
シルヴィア「早くしてくれって言ったから………嫌なのかなって……」
八幡「い、いやそういうわけじゃ……」
シルヴィア「じゃあ……好きなようにしていいんだよね?」
八幡「……あぁ、もう折れた。シルヴィアの好きにしてくれ。やり方も任せる。」
シルヴィア「う、うん///」
俺がそう言ってから、シルヴィがこっちに歩いてくる音が聞こえた。まさかこんな展開になるなんて……これなんてエロゲだよ?普通はこんな事有り得ねぇよ。
世界中で有名なアイドルが、こんな冴えない一市民の学生と混浴なんて。
俺……殺されたりしないよな?世界中から刺されたりしないよね?
そんな事を考えていると、後ろからスポンジと手の感触がした。
シルヴィア「……これくらいでどうかな?八幡くん、気持ち良い?///」
八幡「あぁ、ちょうど良い///」
ぶっちゃけそれ以外の感想なんて言えん。言える状況じゃない。
シルヴィア「何処か痒いところはありますか?だ、旦那様///」
八幡「っ!い、いや!特にない!///」
あっぶねぇ……なんて不意打ちしやがる。俺は別にお前の旦那じゃねぇよ。亭主関白でもねぇよ。
あれ?手が止まったって事はもう終わり?
ファサ…………
ん?なんか落ちた?
八幡「な、なぁシルヴィ?もう終わったのか?だったら流すが?」
シルヴィア「ま、まだだよ!まだだから流さないでっ!」
八幡「お、おう。」
何だ?腕とかは自分でやるからいいぞ?
すると、突然シルヴィが抱きついて来た。しかもこの肌の感触からしてバスタオルは巻いていない。
えっ!!!!?嘘だろ!!?
八幡「お、おいシルヴィ!?///」
シルヴィア「う、動かないで!/////動いたら………み、見えちゃうから/////」
八幡「いやいや!?んなわけにはいかないだろ!!お前、今何も巻いてないだろ!?背中はいい!頼むからバスタオル巻いてくれ!!」
シルヴィア「いやっ!まだ終わってないもん!八幡くんさっき好きにしていいって言ったもん!流し終わるまで、終わるまで絶対離さないんだから!/////」
こいつ梃子でも動かないつもりか!?
うわっ…ヤバい///背中にすげぇ柔らかい感触が2つ……ってそうじゃない!///
八幡「お、おいシル「や、やだっ!///」まだ何も言ってねーよっ!///」
シルヴィア「い、言う事聞いてくれないなら、ま、前もやっちゃうんだから!/////」
八幡「ま、前!!?わ、分かった!分かったからそれ以上強く抱き締めるなっ!///」
前は絶対ダメだ、それはマズイ!!……もう従うしかないだろ!それ以外に選択肢なんてあるはずがない!耐えろ!耐えるんだ理性の化け物っ!!
シルヴィア「……はぁ……んっ………あっ……んんっ……んんっ///」
ヤ、ヤバい。耳にシルヴィの声が直に/////あれからシルヴィは俺の身体に自身の身体を上下に擦り付け、俺を逃がさないとばかりに自身の腕を俺の前の方に絡みつけてくる。
シルヴィア「んっ………どう?はち……まんくん……はぁ……はぁ……気持ち良い?/////」
八幡「あ、あぁ、大丈夫だ/////ていうか、何でこんな事を?/////」
シルヴィア「おと…このこは……こういう……のが好きって……あった、から……はぁ…はぁ…八幡くんも……すきな、のかなぁ……ってぇ///」
八幡「き、興味がないわけじゃないが、好きってわけじゃ……と、とにかく!お前も早く身体洗って風呂に入るぞっ!俺はもう限界だっ!これ以上は本当にもう無理だっ!///」
シルヴィア「う、うん/////」
よ、よかった………少し落ち着ける。
それから俺も、すぐに前の方を洗ってシルヴィに譲った。浴槽は広いからな、流石にくっついてはこないだろう。
ーーー数分後ーーー
シルヴィア「じ、じゃあ失礼します///」
八幡「おう///」
ピトッ
八幡「………へ?」
シルヴィア「………/////」
これだけ広いのに、何故か俺の隣に座る。しかも肩をくっついて。
八幡「………///」
シルヴィア「………///」
八幡「な、なぁ?何でこんな近くに来るんだ?それによ、別にこんなくっつくこともないんだぞ?///」
シルヴィア「………///」
シルヴィア「……側にいないと………落ち着かないから///あと、一緒に居ないと不安になるから……///」
八幡「じ、じゃあ何でくっつくんだ?それなら意味が分からんのだが……?」
シルヴィア「………触れてないとダメな時もあるよ、現に私がそう。八幡くんが側に居ないと落ち着かないし、触れてないと不安になる。今日は……近くに居て?」
八幡「……だが風呂はやり過ぎだ///」
シルヴィア「……うん///」
八幡「せめて水着くらいは着ろ。それでもギリギリだが裸よりはマシだ。でないと俺が持たない、いいな?///」
シルヴィア「……うん///」
まぁ、手繋ぐくらいならいいか。
八幡「だが……これくらいなら風呂上がりでもやってやる。これならいいだろ?裸で抱きつくのは勘弁だからな?///」
シルヴィア「……うん!///」
シルヴィは満足そうに答えた。
それから俺たちは何事もなく湯船に浸かり、上がる時は流石に別々だ。
勿論上がってからも、シルヴィとの手は繋いだままだった。
……これってコーヒー何杯くらいいるかな?
僕は10はいったかも………