皆さんなら分かってくれますよね!?
先にご拝読した皆様にはご迷惑をお掛けしました。修正しました。
シルヴィアside
シルヴィア「……ん、んんぅ……朝?……あれっ?えっ!?此処はっ!?」
目を覚ますと、私は真っ白な空間に居た。上下左右前後、全方位を見回したけど、色があるところは無かった。全部真っ白。
シルヴィア「此処は………何処?」
???『貴女が……八幡様の言っておられた御方ですね?』
シルヴィア「え?」
声がした後ろの方を振り返って見たら、そこには馬のような体型をして、金色の
どう考えても、この世に生息しているような生物ではない事が分かる。
ん?八幡様?
シルヴィア「えーと、君は八幡君の知り合い……なのかな?」
???『……申し訳ございません。申し遅れました。私、四霊が1人、
シルヴィア「は、はぁ……私はシルヴィア・リューネハイムです。」
しれい?よく分からないけど凄く存在感のある見た目だなぁ。
シルヴィア「えぇ~と……索冥さん。」
索冥『呼び捨てで結構です。一時的ではございますが私は貴方様の支配下で御座います、何なりと。』
シルヴィア「じゃあ索冥って呼ぶね。迷惑ってわけじゃないけど、君っていつまで居るのかな?多分期間とかあるんだよね?」
索冥『正確には貴女様や八幡様の住む世界、つまり現世にて行われている催し、《王竜星武祭》が終了した瞬間です。私はこの為に八幡様に命を受けた存在です。』
てことは星武祭の為だけにっ!?索冥にとっては凄い迷惑な話だね。
索冥『貴女様に力を貸すよう八幡様から言われましたが、私の力は1度しか使えません。故にお力添え出来るのは1度までという事です。これも八幡様からの命です。』
シルヴィア「そっか……まぁ確かにそうだよね。索冥の力に頼り過ぎてたら、自分で勝ったなんて言えないもんね。」
索冥『ご理解頂き誠にありがとうございます。不器用では御座いますが、とても寛大な御方です。貴女様なら御理解頂けると思いますが……』
シルヴィア「うん、分かってるよ。そういう人だもの。そこが良いんだよね。」
索冥『幼少の頃より見てまいりましたが、八幡様は御自分の事を傷付け過ぎる傾向が御座います。数こそ減りましたが、それは現在もです。私にお気付きになられた際にその事を申し上げたのですが、八幡様は『気にするな。』の一点張り。私もただの守護霊、主君には逆らえませぬ。』
シルヴィア「………」
索冥『そこで、私の不甲斐無さを盾にするようで申し訳御座いませんが、貴女様に折り入ってお願いしたい事が御座います。どうか八幡様の事をお見捨てにならないで下さい。八幡様は貴女様の事を大変信頼されております。今までに無い程の深く揺るぎない熱い念を、常に八幡様の身を通して感じておりました。私はこれ以上、八幡様の御心に傷が付く御姿を目の当たりにしたくはありません。どうか……お願い申し上げます。シルヴィア様。』
索冥は目を閉じて頭を下げてきた。八幡君を子供の頃から見て来たって言ってたけど、こんな風にしてくるって事は、八幡君が話してない事も索冥は知ってるって事だよね。でも、それは聞くべきじゃないよね。答えも決まってるし。
シルヴィア「勿論だよ。私は見捨てたりなんてしないよ。世界中の人が八幡君を軽蔑しようと、私だけは八幡君の味方でありたい。」
シルヴィア「だって大好きだから。世界で1番愛してる人だから。」
索冥『っ!』
シルヴィア「………どう……かな?」
索冥『シルヴィア様は、
シルヴィア「あまてらす……何?日本の神様だよね?」
索冥の偶に言う単語って少し分かりづらいなぁ。今のって神様の名前だった筈だよね?
索冥『その通りで御座います。より正確には天照大御神で御座います。天照様は太陽神として崇められ、太陽の他にも光、慈愛、真実、秩序を象徴とされる女神です。貴女様からは嘘偽りの無い誠の愛を感じます。悪意の無い純粋さを感じます………どうか我が主君八幡様の事を宜しくお願い申し上げます。』
シルヴィア「うん、任せてよ。索冥も《王竜星武祭》ではよろしくね。」
索冥『心得ております。私の力は攻撃によるものが御座いません。私が出来るのはせめて攻撃を強化するか、範囲を拡大するかです。本来私は争いを嫌う霊なので。』
シルヴィア「ううん、大丈夫だよ。君の力は絶対に必要になるからっ!」
索冥『……シルヴィア様は八幡様ともよく似ておられます。私達霊であっても決して見捨てないところ。八幡様は私が戦闘でなんの役にも立たないと知った時も、シルヴィア様が今仰られた事を仰ってくれたのです………本当に八幡様は偉大な御方です。私達にとって、本当に。』
シルヴィア「ん?他にも霊って居るの?」
索冥『はい。守護霊は1人1体とは決められていないので、八幡様には私を含め7体憑いております。』
シルヴィア「7体っ!?凄いなぁ八幡君は……その中にシオン君も居るんだよね?」
索冥『エリュシオン殿ですか?彼は八幡様の式神ですので含まれていませんよ?」
シルヴィア「えっ、そうなの?」
索冥『貴女様の疑問は尤もで御座いますね。我々は所詮守護霊。式神と違い、長時間の戦闘は不可能です。一定の時間内でしか御力になれません。こんな時、エリュシオン殿が羨ましいです。』
守護霊と式神って違うんだ……じゃあ後の6体ってどんなのかなぁ?やっぱり個性的なのかなぁ?
それに、やっぱり気にしてたんだね。決められた時間でしか力になれない事を。
索冥『そろそろ現世は朝6時ですね。随分と長話をしてしまいました。』
シルヴィア「大丈夫だよ。索冥と話せて本当に良かったよ、八幡君の事は任せて。」
索冥『………はい。それでは現世へお送りします。では、また後程。』
そして索冥からは金色の光が出てきて、私は元の世界へと戻った。
八幡の守護霊の1人登場です!
見た目は、ラグナブレイクの聖麒麟 索冥です。