わんわんおなんて言わせない   作:暇人(暇では無い(´・ω・`))

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どうも、暇人です。
今度はモンハンに手を出しました。
こっちなら比較的書きやすいし大丈夫のはず...。
失踪しないよう頑張りやす。
では、どうぞー。


第1話 「見た目はわんわんお、頭脳は大人?」

 雨が、降っていた。

 

 

 人々の雑踏が、うるさかった。

 

 

 鉄の塊が、道を行き交っていた。

 

 

 小さな命の、はしゃぐ声が聞こえた。

 

 

 信号が、変わっていた。

 

 

 トラックが、近づいてきた。

 

 

 男は気付かず、歩きだした。

 

 

 

 

 大きな音が、なった。

 

 

 血が、吹き出した。

 

 

 老人は驚き、杖を落とした。

 

 

 会社員は、急いで携帯を取り出した。

 

 

 運転手は転がり落ちるように出て来て、男に駆け寄った。

 

 

 男は、もうダメだと悟った。

 

 

 男の魂は、どこかへと消えた。

 

 

 

 

 《現世》→《あの世?》

 

 

 

 

 目を覚ますと、そこは何も無い、一言で言えば『無』の世界だった。

 

 

「うっ...つ、たたたた...。あれ、生きてる?ハッ、これはまさか死後の世界で、この無限地獄で永遠を味わうのじゃーはっはっは的なアレか!」

 

「残念ながら違いますね。」

 

 

 声の主は、天使...ではな...くもない...ともいえない...なんと言うか不安定?な感じの人だった。

 天使にせよ悪魔にせよ神にせよ、それぞれのトレードマークになりそうなものが何一つ無い。羽とか、三叉の槍とか、あの輪っかとか…。

 

 

「ここは転生の間。死んだものが次なる転生を待つための場所です。」

 

 

 え、転生?まじで?まじのマジで転生なの?

 うっは、テンション上がってきた!だっておま、転生だぜ?転生。現実の転生論とか出してる人いたけどマジだったのか…。いやー、どうしよ。東方とか行くか?紅魔館の執事とかやってみたいなぁ。家事スキル無駄にあがりそう。あ、ポケモンとかどうよ。厳選派じゃないけど殿堂入りとかしてみたいじゃん。あ、ジャン繋がりで巨人とかどうでしょ。...だめだ、死ぬ気しかしない。何だっけ、あのふぇいと?とか言うの。よく分かんないけど行ってみたいなぁ。モンハン?あんなの無理ゲーに決まってんじゃん(笑)

 

 

「あなたにはモンスターハンターの世界に転生して頂きます。」

 

「...はい?」

 

 

 いや、私今「無理ゲー(笑)」とか言ってたばっかですやーん。あ、そこのあなた、あなたですよ、画面のとこのあなた。今「ふん、軟弱者めが!」とかそんな感じのこと思ったでしょ!甘いですよ!ゲームじゃ余裕かも知んないけど、リアルに戦うんだよ!そんな〇ニバーサ〇スタジ〇ジャ〇ンみたいなハリボテじゃあ無いんだよ!ゲームじゃしてこなかったような事もきっとやって来るんだよ!無理ゲーじゃん!(´・ω・`)

 

 

「転生の特典についてですが...」

 

「え、何、特典とか付いてんの?」

 

「何だ、現代人は皆知ってると思ってました。じゃあ、簡単に説明しますね。」

 

 

 説明によると、転生では、何かしら特典が貰えて、転生先によって特典の豪華さが変わるらしい。んでもって、モンハンは最上級らしい。ESTですよEST。goodならbestになるんですよ。これはワンチャンある可能性が微レ存。

 

 

「では、転生します。よろしいですか?」

 

「ああ、頼みますよ。」

 

「では、素敵な転生ライフをお楽しみください〜♪」

 

 

 あ、やっぱり移動は落ちなんだ。

 最後に見たその人は、綺麗だな、と思った。

 

 

 

 

 《転生場所》→《モンハンワールド》

 

 

 

 

 

 暗い。

 暗所恐怖症では無いが、あまり落ち着かない。む、体が上手いこと動かない。しかもカラのようなものがある。

 行動派の皆さんならここでサッと何かしら動きを見せるのだろうが、私は違う。面倒なのだ。こんな時は寝るに限る。障害はきっと時間が解決してくれるはずだ。

 私の座右の銘は『果報は寝て待て』である。

 

 

 

 《朝?》→《夕方?》

 

 

 

 

 お、ヒビが割れた。そうだ。そのままパキッ、パキッといってしまえ。自分の力で出るなど面倒である。と言うのは建前で、気がついた時にすぐ出れば、敵に見つかる可能性が高い。逆に、こちらは気付かない間にパクリ、なんて事が多いが、それはそれで楽に死ねる。そんな結末を望んでいる訳では無いが。おっと、もう出れるか。さて、私はどんなモンスターなのだろうか。

 

 

 

 

【主人公】→【ハンター(遺跡平原)】

 

 

「あー、卵が食べたいわ。」

 

「何言ってんだお前。卵なら家にいっぱいあるだろ。」

 

「ガーグァは飽きたのよー。」

 

「はぁ...。んで?何の卵取りに行くの?」

 

「んーと、飛竜の卵で。」

 

「うーわめんどくせえ」

 

「問答無用。どうせ暇でしょ。レッツゴー。」

 

 

 私、クレアは大の卵好きである。もちろん卵シンジケートにも入っている。TA・MA・GO!!あの魅力に取り付かれないものはどうかしているわ。

 んで、この男は私のチームのメンバー1の暇人ことランバート。面倒面倒言いながらも一番私のクエストに付いてきてくれる。こいつの玉子焼きは美味い。周りの奴らのとは比べ物にならない。

 そんな2人で、今日は飛竜の卵を盗りに行く。先日、知り合いが夫妻のクエストを47分でクリアしたのだ。ドヤッ。て来たから覚えている。凄いけど、ギリギリじゃない...。

 話が逸れたけど、そんな空になった夫婦の巣の卵を頂戴する。せっかくだから、次は目玉焼きにしようか?なんて会話をしながら、エリア5に乗り込めー。

 

 

「なあ、クレア。」

 

「なに、ランバート。」

 

「あれ、どういう事?」

 

「私に聞かれてもねぇ。」

 

 

 そこには、高さ10センチ、体長30センチほどの小さな生き物がいた。どうやら卵から出てきたようだ。

 

「あれなんてモンス?」

 

「知らん。少なくとも此処いらにはいないやつだ。捕まえたら大手柄かもよ。」

 

「大手柄っ!」

 

 目が輝く。世界にはまだまだギルドが知らないモンスターが多い。それでも、最近はそんな未発見のモンスターも減ってきている。これはやるしか無い。あのちびっこいヤツに恨みはないが、人間の発展の為だ。犠牲になってもらう他ない。

 

 

「とりあえず様子見ね。それぞれ攻撃は3回まで。」

 

「オーケー。んじゃあ行くぞ。」

 

 

 ...こん時上手く行けば良かったんだけどなぁ...。

 

 

 

【ハンター(遺跡平原)】→【主人公】

 

 

 なんと、ジンオウガとは。これじゃあわんわんおもいい所じゃあないか。しかも生まれたてで背も小さい。余計にわんわんおに拍車がかかる。

 おお、神よ!最上級の特典とはわんわんおの事なのか!

 まさにOh my God!である。これじゃあ瞬殺ではないか。

 しかもさっきから殺気(激ウマ)を感じる。

 こりゃあさっさと移動しなければ。ジンオウガの住処・・・、霊峰、だっけか。イクゾー。

 

 ってぇ!危ねぇ!早速攻撃が来たよ!

 パッと見た感じ、片方は大剣、うわ、ボーンブレイドじゃん。こわいこわい。んで、もう片方...、何だあれ?周りに虫が飛んでるけどんな武器あったかな...?

 俺の知識は3Gで止まっているのだ。その後の4?からは知らん。新しい武器でも出たか。お、飛んだ。あ、間違いだわ、跳んだ。あの棒みたいなのを使って跳躍してきた。おおー、遂にモンハンは空に手を出したか。

 ...なんて言っている場合じゃあねえ。早いとこ逃げねば。幸い様子見っぽいし、チャッチャと行こう、チャッチャと。

 後ろで何か言い争ってるが、ここで死ぬ訳には行かぬ。

 サラバダー。

 





暇人はモンハン経験は4からです。
主人公と真反対ですね。
あと、クレアとランバートさんは1話限りかもです。
出落ちとはまさにこの事である。
では、2話を気長にお待ち下さい〜。
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