わんわんおなんて言わせない   作:暇人(暇では無い(´・ω・`))

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ミツネさん謎スペックです。
あと私、インフルエンザにかかりました。辛いです。
それでも私は小説を書く。
あっでも眠_(ˇωˇ」∠)_ スヤァ…


第3話 「ミツネさんは何でハイスペックなの?」

 

 その日は、とても天気の良い、まさに『晴天』であった。どんなやるべき事があっても、日がな縁側でごろごろしていたい。そう思うような日であった。実際、俺もそうしていた。日当たりの良い高台を見つけ、ジャギィに奮闘する若手ハンターを見ながら、ゆっくりと眠る。たまに霊峰の方を見つめ、天気がいつも通り悪いのを見ると、まだアマツさん出ていってないのか、とため息をつく。

 そんな中、ある時ミツネさんに声をかけられる。

 

 

 ーーー少し、手合わせ願えんかの?

 

 

 

 

 《渓流(昼)》→《渓流(夜)》

 

 

 

 夜。

 当たりにはハンターや人の気配はせず、たまにちらっと光虫が飛ぶ。川は静かにちょろちょろと流れ、自分の雷光虫が自分の周りを飛び交い、ミツネさんの周りには妖艶に光る泡が舞う。歌人ならここで一曲書いたりするのだろう。そうでなくともずっとここにいたい、そう思うほど綺麗な場所だった。

 

 

「なあ、ミツネさん。ガチでやんの?」

 

「ああ。わしは至極ガチじゃよ。」

 

「...ミツネさんてそういう事言うんだ...。」

 

「それでは、ルールを説明するぞ。と言っても簡単なものだがな。まず...」

 

 

 残念ながら簡単とか言っときながら十分位かかったので、『簡単に』要約すると、

 ・制限時間は十分。

 ・どちらかが倒れるか、敗北の意思を示せば終了。

 ・ハメ技など、卑劣な手で無ければ基本何でもおk。

 レフェリーはたまたまいたアイルーさんに頼んだ。流れ弾が当たらないといいね(ニッコリ)。

 しかし、ガチか...。勝てるかな?だってミツネさんだぜ?クロスのPV見たけどあんまし勝てる感じじゃ無かったじゃん?俺ちっさいしさ。まあいいか。うだうだ言ってたら余計に負ける気がする。おっしゃ。やってやんよ。( ● '-') =͟͟͞͞● =͟͟͞͞●シュシュッ

 

 

 

 ######

 

 

 

「みんにゃー!盛り上がってるかにゃー!?」

 

「「「「「「にゃー!」」」」」」

 

 ...どうしてこうなった(´・ω・`)。

 いつの間にか観客席が出来ていて、アイルーの団体様御一行が陣取っている。流れ弾当たらないといいね(ニッコリ)。

 

 

「んじゃあミツネさん。行きますよ?」

 

「おう。全力でかかってくるがいいぞよ。」

 

「では行きますにゃ。ようい...ファイッ!にゃ!」

 

 

 掛け声と同時に飛ぶ。風をきって走り、ミツネさんに飛びかかる。まずは様子見。いつもの飛び込んでドーンで行く。対するミツネさん、不動の構え。余裕、って訳か。そのふざけた幻想をぶち壊す!ドーン!

 

 ...手応え無し。うーん、ミツネさん回避スキル無駄に高いからなぁ。こりゃあ持久戦になるわ。

 1歩。たった一歩下がった瞬間、ミツネさんの猛攻が始まった。初め、特大の泡を飛ばしてきて、それを軽く回って尻尾でいなすと、中からミツネさんがドーン!何とか躱すが、猛攻は止まらない。タックルを躱すと、その慣性を消さずに突っ込んで、あの長い尻尾で叩く。持てる背筋をすべて使って顔面スレスレで躱し、一旦落ち着く、と思った瞬間。

 視界が反転する。急な場面の変化に対応出来ず、無残に地面に叩きつけられる。背中に痛みが走る。どうやら足払いならぬ尻尾払いを受けたようだ。グフっ、と苦悶の声を洩らし、急いで立ち上がろうとすると、ミツネさんのバブルこうせん顔負けの泡乱打が飛ぶ。なんとか起き上がり、雷光虫弾で対応するが、何しろあちらは量が多い上に、こちらは生成に時間がかかる。おかげで三つ四つ命中する。中でも一番の痛手は、泡、左目に入った。すごい、痛いです。

 こちらの視界の良さに反比例するかの如く、あちらの泡の量は増す。一つ、二つと着実に命中させてくる。1発1発に重みがあり、ダメージがでかい。ハードモードもいい所である。弾幕はまるでルナティック。躱せるわけが無いよォ...!こうなるんなら前世でもっと東方やっときゃ良かったかな...。

 ってまず、油断しtドーン!

 メキメキ、と嫌な音が当たりに響く。どうやらミツネさんの渾身の一撃、タックルをモロに鳩尾で喰らったようだ。アイルーの中にはすごい顔をしている者もいる。ああ、痛てぇ...。やばい、意識がやばい。あっこれ落ちるかもだわ。くっそ、忘れてた。ゲームはハンターは超人だからくらってもすぐに立ち直ったりしてたけど、これはリアルに痛みが来るんだった。持て、持つんだ、俺。

 

 

「ほれほれ、どうした?もう終わりか?おぬしには少し期待しておったのだが、少々期待はずれだったようじゃの。」

 

「うっせぇ。言ってろ。これからこっちの猛反撃タイムだかんな?」

 

「ほう、なら少しは楽しめるんじゃな?」

 

「...その余裕そうな表情を苦悶の表情に変えてやんよ!」

 

 

 いい終えると同時に駆け出す。ただ突っ込むだけでは泡を巧みに使われ、躱されるのは目に見えている。ならば、どうするか。

 こんな言葉がある。眼には眼を。歯には歯を。毒には毒を。火には火を。それならこちらがすることは一つである。『泡には泡を。』

 

 ミツネさんは自分の周りに小さな泡を展開させ、自分に攻撃が来るのが分かるようにしている。なら、作戦は決まった。雷光虫弾を生成。ミツネさんの顔面にヒットするよう狙いをつけ、発射。ただしスピードは遅めにする。ここ重要です。発射すると、全速力ではしり、ミツネさんの左前辺りで急停止。すると、泡で滑り、見事にミツネさんの背後をとる。雷光虫弾を打ってからここまでの時間、およそ0.4秒。ここでミツネさんに雷光虫弾がヒットする。が、当然の如く躱される。駄菓子菓子!今回狙うのはこ↑こ↓である。躱す方向を直感で感じ取り、そこに全力の『お手』を叩き込む。手応えあり...!これは来たんではなかろうか?このままもう1発おみまいしてーーー

 

 

 

 ######

 

 

 

 

「いたたた...。うーん...あり?ここどこでっか?」

 

「どこって...あんたの巣じゃよ。」

 

「あれ、ミツネさん。あれ?俺、戦ってて...」

 

「はあ。何も覚えとらんのか?」

 

「覚えとらんって...何をよ?」

 

「昨日。あんたがようやくわしに一発当てたじゃろ?いきなりお前さんが暴走し出しての。と、言うよりかはお前さんの雷光虫が、の。そこでまずいと思ったわしが、お前さんの後頭部の急所をポカり、んであんたは、バタり。んでアイルーと協力してここまで運んできた。という訳じゃよ。しかし、全く覚えとらんとは、恩知らずな奴じゃのー。」

 

「雷光虫、暴走...。」

 

 

 全く覚えてないが、とにかく迷惑をかけたようだ。って、後頭部の一撃で倒れる俺って...。意外とひ弱なの?しかし、暴走したってことは俺の許容範囲を超える雷光虫が集まったということ。つまり、俺はもっと多くの雷光虫を集められると言うことだ。おおう、テンション上がってきたァ。わっしょいわっしょい。

 

 しかし、毎回暴走していては意味が無い。もっと修行しなければ。いやーでも、昨日の泡を利用したのはよかったとおもったんだけどなー。ミツネさん今見たら無傷っぽいし。もっと筋力もつけなければ。頑張れ、俺。ミツネさんを超える日はそう遠く無い...はずだぞ!

 

 




今回ちょい短いですかね...?
という訳で、グッダグダの戦闘シーンでした。
いやー、ミツネさんスペック高いね。2話では能力者が強すぎただけで、ミツネさんそんじゃそこらのミツネとは一味違うのです。今回の負けを経て、主人公もっと強くなってほしいですね...。
では、気長に4話をお待ち下さい〜。
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