recall   作:峰白麻耶

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二話

緑化指定都市風祭。そこが俺の住む町である。温暖化問題となっている今、その小さな対抗策として行われているのだ。何が何でももがいて少しでもこの地球で生きるための対策なのだろう。

 

だが資源を掘り尽くしたその先に人類はどこにあるのか。どこかに移り住み生きていくのか。新たな人類が誕生するのか。俺以外にこんな先のことを考える奴が学生にいるのか?まあ、いないだろう。

 

人は何時だって目の前しか見ていない。その先を見えていない。否定ができる人はいないさ。地球の単位で遠くを見ること何て………

 

 

 

 

学校に着き俺は上靴に履き替える。そして教室に行こうとすると

 

「おい!天王寺!貴様、俺との男と男の約束を忘れやがったな!」

 

聞き覚えのある声と名前がした。

 

「すまん吉野。何のことださっぱり分からないんだ」

 

またやってるのか。元気だな。

 

「ざっけんな!昨日。俺が何時まで待ってやがったと思ってる!」

「あー。えと取りあえず学食のパフェを奢ってやるから」

「俺がそんなファンシーな食いもんで許すと思うか!」

「んじゃどんな食いもんなら許してくれるんだよ」

「もっとこうロックで!マッハな!食いもんを寄越せってそんな話をしに来たんじゃねーんだよ俺は!天王寺!俺とデュエルしろ!」

「悪い吉野。俺ガードゲームは……」

「そっちじゃねーよ!決闘って意味だ!何度言えば分かる!」

「いやー。だって吉野がちゃんとなってるれるんだもーん。やりたくなるじゃんー」

 

相変わらずのコントだ。ここまでくると実は仲がいいんじゃないかと思うがそれはない。俺は遠回りをして教室に足を運んだ。

 

 

後ろから扉を開け机に陣取る。ホームルームが始まる五分前。俺の机は吉野の右斜め前。天王寺の前。窓から二列目で後ろから二番目。無難な席に納まっている。

 

「英。おはよう!」

「うるさい。少しは静にしろ」

「朝から当たりつよ!そんなつんけんしてないで俺と遊ぼうぜー。あの夕日に向かって……」

「走りたくもなければ今は朝だ。さらに言えば先生が困っているから座れ」

「あっはい。すんません」

 

 

 

このクラスにはの四人の異分子がいる。

進学校でなぜか不良をやっている吉野晴彦。クラスメイトと何か見えない距離がある天王寺琥太朗と神戸小鳥。そして俺。

 

俺と吉野はともかく天王寺と神戸は友人がいても可笑しくない。いや、現に天王寺は俗にいるぼっちではない。友人はいないが知人は居るのだ。他人以上友人未満。そんな曖昧な関係を保つ理由はわからない。もしかしたらそれが悩みの種かもしれない。だが俺に分かった所でどうしようもない。友人でもないし解決策も知らないんだからな。

 

 

 

 

 




一応言っておきます。短くてすみません。どうも学校内でキャラを動かすとなると吉野のコントぐらいしかないんですよね。

方針としては短くても着実に重要な所は長くとやりたいですね。(希望)

しかし吉野を動かすのは楽しいです。脳から何かわきだしてきます。


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