~SIDEクロト~
冥界の魔王のルシファー様のところからリアス・グレモリーの下に転移した僕とアスナが見たのはグレモリー嬢ではなく、フェニックス家の三男坊、ライザー・フェニックスだった。
・・・同じフェニックスでも、某ロボットアニメの女艦長と中の人が同じ、電子の聖獣とはまるで違うな。
しかし、あのアニメは神だったな。
そういえば、フェニックスのモチーフのお姫様の兄上の少年時代の声って、戦闘機パイロットの中の人と同じなんだよなしかも、フェニックスの中の人と同じロボットアニメで有能ではあるけど性格が残念な首長やってたっけ。
そもそもライザーの声って、不可能を可能にする男じゃないのか。
あっ!
どうせなら、電子の聖獣のガシャットを作ろうかな。7つ全部。
フハハハハハ、そうだっ!それがイイっ!!!!!!!!!!
ブツブツ ブツブツ ブツブツ ブツブツ
ブツブツ ブツブツ ブツブツ
ブツブツ ブツブツ
ブツブツ........。
「――ロト!」
「―――れがこの場で全員倒してやる!」
「クロト!」
ハッ!?
僕としたことが考え込んでしまっていたようだ。ぼくの悪い癖だ、アスナのおかげで助かったよ。
ん?
いつの間にかライザーの眷属が来てたのか。
グレモリー嬢の眷属?の茶髪君がライザーに攻撃を仕掛けようとしているようだね。
それに応戦しようと小柄な少女が棍を持って待ち構えている。
やれやれ。
僕は指を鳴らした。
そして
~SIDEOUT~
リアス・グレモリーの眷属である兵藤一誠がライザー目掛けて殴り掛かり、ライザーの眷属であるミラがそれに応戦しようと武器を構え、二人が衝突しようとしたとき、二人の間に民族衣装のような服装をした青年が現れた。
青年はイッセーの左腕とミラの棍を掴むと二人を振り回し、それぞれの陣営のもとに投げ飛ばした。
「久しぶりだな、クロト。」
「あぁ、久しぶりだね。何時振りかな?」
「他の奴は知らんが俺がお前に会うのは半年ぶりだ。」
「誰なのよその男は!?」
リアスは眷属が傷つけられたことに怒り、グラファイトの素性をクロトに問いただした。
「彼の名はグラファイト。誇り高き偉大なる戦士で、我が眷属最強の兵士【ポーン】さ(悪魔に転生はしてないけどね)。」
そう。青年―――グラファイトはダンタリオン眷属の兵士ではあるものの、ある理由から悪魔に転生はしておらず、その代わりに悪魔の駒を一つだけ肌身離さず持ち歩いていた。
その理由は彼の種族のある特性が失われる危険性があるという理由からであり、本来であればダンタリオン眷属として認められるわけではなかったが、クロトの領地経営とレーティングゲーム専用の異空間を考案した功績から特例で、認められていたのだ。
「しかし、イイ女だなぁ。俺の物になれ。」
「や、やめてください。」
一方でライザーはいつの間にかにアスナに近寄ると、嫌がるアスナの腕を強引に掴み、言い寄っていた。
「貴様、ポッピーピポパポに触れるな。」
グラファイトはどこからともなく龍の牙を模した双刀の武器を取り出すと、あすなろに言い寄っていた。ライザーに斬りかかった。
「っ!?」
ライザーはアスナの腕を離して、後ろに飛びのくことでそれを回避するとグラファイトに怒鳴った。
「貴様俺はフェニックス家の嫡男だぞ!自分が何をしているのかわかっているのか!?」
「僕の眷属がすまないね。僕が代わりに謝罪しよう。」
クロトはライザーに向かって頭を下げた。
「だったら、詫びとしてその女を貰おうか。」
ライザーはニヤニヤとしながら、そういうと、クロトは頭を上げ、
「断る。」
その一言で、ライザーの要求を拒否した。
「なんだと。」
「といっても君は聞かないだろうからね。僕も君たちのレーティングゲームに参加しよう。そして、僕が負ければアスナを君にあげよう。ついでに我が家秘蔵の魔導書も何冊か差し上げるよ。」
「ほう。」
「ただし、君が負けた時は、これから100年間はフェニックスの涙を毎月20個。我がダンタリオン家に無償で提供してもらう。」
「何だと?ふざけるな!そんな条件が飲めるか?」
ライザーは顔を真っ赤にしながら、怒鳴った。
「彼女にはそれだけの価値がある、何か不満でも?それともまさか、君は人を、女性を見る目が無いのかな」
クロトは黒い笑みを浮かべながらライザーに人差し指を突き付けた。
「なっ!?チィ、分かった。」
「そうか、良かった。開催日時とルールの方は後程ご連絡ください。」
そういうと、クロトはアスナとグラファイトと共に、魔法陣を展開すると転移していった。
エグゼイドの映画観てきました。
ネタバレはしない程度の感想を書くと、
貴利矢さんファンにはサプライズがありますよ。