作者が個人的に一番好きなのはイタチとサスケの戦いですね~。
最後のイタチの笑う所で軽く泣けました。良いですよね、弟思いの兄って。
でも、好きなキャラはカブトだけど。
「あ~~~~何で全然出来ないんだってばよ!!!」
そろそろいいだろう。
ナルトの叫びに離れて体術の修行をしていたトカゲは拳を下ろし振り返った。
「これで分かったか?なぜ、術よりも先にチャクラコントロールを会得する必要があるのか」
最初にチャクラコントロールをしろと言った時にやっていれば少しは術が出来たかもしれない。
だが、ナルトは嫌がった。何度も忠告したが結局聞かないので、最初に術の印を教えて練習をさせたが.......案の定失敗した。
「何度やっても出来ないし、嫌でも分かったってばよ.....」
ナルトの泣き言にやれやれと首を振り、演習場にある高い木の前に移動する。もう夕陽が落ちかけているのでこれ以上付き合う義理はないが、最後にこれだけ教えておこう。
「チャクラコントロールを会得する修行方法はこの木を登ることだ。」
ナルトの顔に笑みが広がる。
「それだけ?そんなの一分もかからず登ってやるってばよ!よっしゃ!行くってばよ!」
ナルトは木に向かって走ると手を伸ばし、上に登ろうとする。それをトカゲは制止した。
「何を勘違いしている、ナルト?誰もただ登れとは言っていない。《手》を使わずに登るんだ」
「はぁ!?そんなの無理に決まってるってばよ!」
そう思うのは仕方ないがやってもらわなければ話が進まない。が、どちらにしろこれ以上は時間を割いてやる気はないし、やらないならそれまでだ。
「嫌なら別にいい。だが、俺はもう帰る。どうせ何の成果も出せずに終わるくらいなら騙されたと思ってやってみたらどうだ?」
ナルトがえ~と顔をしかめる。
「もう帰るのかってばよぉ」
「そういう約束だっただろう。それに俺はこれから用事がある」
それでも諦めきれないのかナルトはしばらくうーんと唸った後、満面の笑みをトカゲに向けた。
......ろくでもない事を考えていそうだ。
「......分かったってばよ。じゃあ、最後に手を使わずに木を登るの見せてくれってばよ。そしたら俺も頑張って練習するからさ」
何だ、そんなことか。
「そう言えば、実演してなかったな。分かった、参考に見せるとしよう」
「えっ?マジかってば」
ナルトが驚いたように何かを言っていたが、気にせず木に足をつけるとスタスタと登っていく。てっぺんにつくと一気に下に降り、ナルトを見た。
「......何を驚いている?何かあったのか」
「本当に手を使わず登ったてばよ.....」
ナルトは放心したように座り込んだと思ったら急に立ち上がり、木に向かって走りだした。トカゲがさっきやったように木に足をつけるが、
バタッ!
「いててて......まだまだってばよ!」
「ナルト、もう行く.......って聞こえていないようだな」
何故か知らないがやる気になったようだ。もう俺は必要ないな。
.......そろそろ行くか。
トカゲはひっそりと演習場を出た。やっと森に行ける。
少し焦って書いたので後で直すかも.......