生徒会の一存 -アイドルは生徒会長(補佐)!?- 作:あこ姫
度々伏せ字として登場するSAO成分を多めに作ってみました。
なので、ソードスキル等は伏せずに行きたいと思います。
Level1 リンクする生徒会 ①
「これはゲームであって遊びではないのよ!」
会長が
てか、2017年で大体21歳くらいの茅場晶彦さんの名言じゃないか。
「と,いうわけで今日はこれを使ってVRゲームをやるわよ!」」
会長の宣言にガッツポーズを見せる私と真冬ちゃん。
歓喜の声を思いっきり叫びたい・・・・!
「会長をVRMMOの面白さの沼に嵌めて良かった!」と。
此処まで上手く行くとは・・・・・!(←確信犯)
まぁ、言わないけどね(笑)
言ったら大変なことになるし。
「言わぬが仏」ってやつだ。うん。
そして、「(゚Д゚≡゚Д゚)?」とか「(´Д`)ハァ…」とかな表情の残りのメンバー。
そんなのお構いなしに説明(今回の活動の趣旨とか)を続ける会長。
「やっぱり、こういうのは団結力を高める意味でも非常に大切だと思うのよ!」
会長の力説。
まぁ、間違ってはいないよな。間違っては。
「極稀にいい事言うね。会長さん。」
そういう感情が脳裏に浮かぶ私。
だが、声には出さない。だって面倒なことになるし。
そういうのは極力避けたいんだよね。うん。
スムーズに行くのがいいんですよ。ええ。
まぁ、あれだ。「言わぬが仏」ってやつだ。うん。(←2度目)
納得な表情を見せる私と真冬ちゃん。
「いや、そのりくつはおかしい」とか言いたげな残りメンバー。
そして会長は段ボールを机に置く。
箱には「精密機械在中」と書いてあった。
私はそれを見て「ナーブギア」かと思った。
だって、今はそれがVRゲーム機器の主流だし。
そんな私の予想に反して会長が段ボールから取り出したのは人数分の円環状の機器だった。
その機器は私・真冬ちゃんにとっては見覚えが有るものだった。
「湊先輩、これってまさか・・・・・・・」
「おそらくしなくともアレだよね・・・・」
「二人とも、見覚えがあるのかしら?」
私と真冬ちゃんの反応に疑問に思った知弦さんが質問する。
知弦さんの疑問の答えと言わんばかりに私と真冬ちゃんは機器の名称を言う。
『アミュスフィア』
「実在していたのか・・・・・・・」
「ああ。あたしも実物を見るのは初めてだぜ・・・・・」
私と真冬ちゃんの言葉を聞いてキーくんと深夏も驚きを隠せなかったようだ。
「何をそんなに驚いているのかしら?」
知弦さんはイマイチ理解できていないようだ。
「実物よく用意できましたよね、会長。どうしたんですか?」
「貰ったの。カヤバとか言う人に。」
「カヤバ・・・?」
どっかで聞いたことのある名前だね・・・・・。
「うん。アバター名はヒースクリフとか言ってた」
ヒースクリフって
「なんかね、赤い鎧着てた。そのアバター」
「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」」
会長の言葉に驚愕する私達。
そりゃそうだ。茅場晶彦やん。
あのSAOを作った天才プログラマーの茅場晶彦さんじゃねぇか!
この頃からアミュスフィア作るとか凄いわ。マジで。
そのままの勢いでオーグマーとかも開発しそうだな。
重村教授もいるっぽいし。
だが、オーディナル・スケールはまだまだ先の話だ。
SAO(無印)リリースも
ALOも更にその
その頃の私って何してんだろ・・・・。
まだまだ現役でアイドルとかやってるのだろう。
そして、ゲーマー度も進行中な私は間違いなくプレイするだろうな。
安定の全てを。
「ほら、さっさとダイブしちゃいましょ」
( ゚д゚)ハッ!・・・・
いけない、いけない。
自分の世界にバッチリと入り込んでたな。今。
ある意味危ない。
会長の言葉で現実に帰った私は机のアミュスフィアを手に取って頭に装着する。
「そういえば、会長」
「ん?どうしたの?ルカ」
「今から私達のプレイするVRゲームってどんなタイトルなんです?」
「えっとね・・・ないしょ」
「マジですか・・・・」
「ヒント言うなら、ルカが常連プレイヤーなVRMMOよ」
「そうですか」
「じゃ、もうそろそろダイブするよ?」
全員がアミュスフィアを装着し終わってあの言葉を言う。
「「「「「「リンクスタート!!!!!!」」」」」」
電脳空間に意識が移る。
目を覚ました私がいたのは、宿屋の一室だった。
取り敢えず、自分の姿を確認しておくか・・・・。
自分の今の格好はユウキ(ALO)の衣装で色違い。
白が基調で水色。
ゲームによっては「白の装束」とか呼ばれるあの衣装である。
髪の色は銀。そして蒼のメッシュが入る。
目の色は澄んだ
・・・・・・・。なんかどこかで見覚えあるな。この姿。
確証ないから、装備品とか見ておくか・・・・。
私はシステムウィンドを展開させる。
player_Name :Misia
Level:524
HP:45826/45826
SP:21742/21742
Skill (戦闘):片手剣術・両手剣術・二刀流・体術・戦闘時回復・ソードスキル冷却短縮・索敵・遠距離攻撃補正
Skill (Ex) :料理・調合・鍛冶
Skill (特殊):絶界の双聖剣・剣聖・冥界の射手
weapon:片手直剣>エリュシデータ・ダークリパルサー・カゲミツG7
両手剣>英雄剣デュランダル・オブジェクトイレイサー
弓>聖弓アッキヌフォート
ナックル>フィスト・オブ・ブルータル
銃>ウルティマラティオ・ヘカートⅡ・ベレッタM92F・デザートイーグル50AE
確認を終える私。
・・・・・・・・・・・・・。
めちゃくちゃ見覚え・心当たりありまくりだった。
いつも、ダイブしてやってるVRMMOのアバターそのものやん。コレ。
間違い無く「ソードアートオンライン・スヴェントヴィトストーリー」だ。
このゲームは例えるならSAO(無印)からデスゲーム要素を排除したようなものだ。
ヒースクリフもとい、茅場晶彦氏(21)によれば、
「私の理想とするVRMMOのαテスト以前の試作品だ」(←CV:山寺●一)
とのこと。
試作品と言いつつもかなりのクオリティを誇ってんだから、スゴイや。
茅場さんマジパネェっス。
などと誰に話しかけてるのかわからない説明をしていたら、メッセージが来ていた。
メッセージウィンドから先程の新着メッセージを開く。
メッセージの差出人はYukiとなっていた。
ユキ・・・・。あぁ、真冬ちゃんか。
もう準備とか出来てたんだ・・・・。早いな。
そう思いつつ、本文を見ていく。
シャロと噴水広場で待っています。
早く準備してきてくださいね。
Yuki
と書いてあった。
因みにシャロ・・・シャルロット(Charlotte)とは会長のアバター名の事だ。
会長を待たせ過ぎると大変な事になりそうだな。
ここはさっさと噴水広場に向かうのが懸命か・・・・。
そう思った私は装備欄から白いコートをオブジェクト化して装備し、噴水広場に向かう。
このコートはアインクラッドでキリトが着ていたコートの白色Verだ。
元々は黒色だったが、クエストで手に入る染色素材で白色に染めたものだ。
私の代名詞である「白の剣聖」の象徴でもあったりするんじゃないかな。
おっと、語っているよりか早く向かうことにしよう・・・・。
私は部屋を出て足早に噴水広場に向かった。
To_Be_Continued…
はい。いかがだったでしょうか。
このシリーズは「えくすとら。」なので、本編の合間に挟んで行こうと思っています。
何時もとは文字数が圧倒的に少ないのですが、展開のキリが良いのでこんな感じになりました。
連続でするかはまだ未定なので、次の「リンクする生徒会②」は何時になるかもわからないです。
それでは、また次回お会いしませう。
今天就写到这里,再联系!