次こそは美しい(ry
暁「ここのカレーはレディには合わないわ。」
イホ「ちょうどいい辛さだと思うんだけどな…」
クイーン「暁はまだお子さまだからしょうがないよ。」
暁「子供扱いしないで!」
今は食堂でカレーを食べ終わり、イホに連れられて鎮守府を見て回っている。
暁「それにしても、クイーンが突然現れるなんてびっくりしたわ。」
クイーン「暁もその指輪をつけているなら瞬間移動はできるよ。」
暁「本当!?」
現実ではあり得ない瞬間移動が出来ると聞き、心を踊らせる暁。が、
クイーン「まぁ、今はまだやらせないけどね。」
暁「えー、なんでよ。」
クイーン「瞬間移動は加減が非常に難しいの、失敗すると壁に埋まったりするからね。」
暁「埋まったことがあるの?」
クイーンは視線をそらした。そして、一瞬の沈黙の後、
クイーン「さぁ、早く暁が生活する部屋に行くわよ。」
暁(ごまかしたわ。)
イホ(ごまかした。)
ボス「暁達じゃないか。」
イホ「ボス。ボスも食事ですか?」
ボス「そうか、もうそんな時間か。私も食堂へ行こうかな。」
クイーン「あっ、そういえば相棒。」
ボス「んっ、なんだ?」
クイーン「あれ以降、『龍』来た?」
ボス「いや、来てないよ。」
クイーン「そっか…もし見たらすぐに教えてね。」
ボスはクイーンの反応を確認し、食堂へと向かった。
暁はクイーンが言った『龍』のことが気になった。
暁「クイーン、『龍』って?」
クイーン「此島に鎮守府を建てようとしたときだったかな、相棒と一緒にどこにしようかと砂浜を歩いてたら彼がいたんだよ。」
暁「砂浜に?」
クイーン「そ、砂浜に。でも、当時は私たちしかその島にいなかったからすごい不思議だったんだよね。」
クイーン「彼はね、何を話しかけても返事がなかったんだよね~、まるでハシビロコウみたいに。」
暁「動かない鳥ね。」
クイーン「お、よく分かったね。で、ボスが彼にここに鎮守府を建てたいのだがって質問したときに彼が私のほうを見て相づちをうったと思ったら突然私たちの方に手をかざしたんだ。」
イホ「攻撃されたんですか?!」
クイーン「私たちも最初はそう思ったんだよ。で、その手から目が開けられないほどの光が溢れた。終わった頃に後ろを振り向くと今の鎮守府が立っていたんだ。」
イホ「それで。」
クイーン「そのあと、彼の姿が急に霞み始めたから、ボスが名前を聞いたんだ。そして、彼は答えたんだけど何も聞き取れなかったんだよね。」
暁「どういうこと?」
クイーン「正確に言うとボスは聞こえなかった。わたしも音は拾えたけどほとんどがノイズになって聞き取れなかった。」
クイーン「そのあと、彼がうつむいて何か考えたあと、再び口を開いて『龍』と答えたんだ。」
クイーン「そうして、彼は消えていった。」
暁はクイーンの言う『龍』が気になった。
暁「その龍って人一体何者なの?」
クイーンは私の質問を聞くと困った顔をした。何か難しいことでもあるのだろうか。そして、クイーンは答えた。
クイーン「私にもよく分からない。ただ」
イホ「ただ、何ですか?」
クイーン「私では敵わないと思った。」
暁、イホ「!」
クイーン「でも、敵意はなかったと思う。」
なぜそこまで自信をもって言えるのだろうか?
クイーン「勘だけどね。」
暁「勘なのね…」
イホ「また来るんですかね?」
クイーン「来るよ、きっと彼はまた来るよ。」
この鎮守府を建てた、クイーンですら敵わないという『龍』。どんな人物なのか、会ってみたいと思う暁。
その願いは意外と早く叶うかも?しれない。
こことは違うどこかに一人の男と一人の女性?が立っていた。ふと男が笑ったのを女性は見た。そして、彼女は疑問に思った。
武蔵「『龍』、なぜ笑ったのですか?以上」
しかし、彼は答えなかった。
その時、彼は一人の存在を思いだしふとにやけてしまっただけなのだから。
彼は動き出した。
彼女との約束を果たすために。
今回はsoulさんの『龍』さんと武蔵さんに登場してもらいました。二人が今後どのように関わってくるか大事になってきますね。
次こそは美しい(ry
ところでルーミア、(ryって何だ?
………………………
みなさん、末永く次回を待っていて欲しいのだー!