俺はJOJOで、あいつは仮面ライダー、そして奴は太宰治。魔獣戦線の世界に転生?して俺TUEEEで無双する! 作:水無月冬弥
---表舞台---
■□■ 魔獣戦線 セッション ■□■
■□■ DB-454 魂吸騎 ■□■
***プロローグ***
出会いは8年前
まだ彼女が新品のランドセルを背負っていたころだった。
戸惑い、恥ずかがりながらも、ぺこりと頭を下げたあと、微笑んだ彼女の顔を俺は忘れないだろう。
だから、迷った
何度も何度も迷った。
だが、俺には彼女を殺すことはできなかった。
彼女を護る事が俺の正義だ。
たとえ、世界を滅ぼすことになっても
俺は彼女を、妹を護る。
---裏舞台---
GM「ということでセッションはじめます」
翔太郎「このプロローグって何だ?」
ジョジョ「この内容だと魔獣の独白のようだな」
GM「プロローグは、その名の通り、GMがゲーム開始の際、提示する文章だよ」
GM「基本的には、魔獣、もしくは魔獣に関係の深いNPCの想いをもとに書いているんだ」
GM「魔獣にしろ、NPCにしろ、物語の重傷人物の内心を吐露していることがあるから、もしかしたら、物語や弱点のなんらかのヒントが隠されているのかもしれないよ」
太宰「今回はどうなんだ」
GM「……さあ?」
ジョジョ「理解したが、この内容は……」
翔太郎「おいおい、なんか物騒なプロローグだな」
太宰「なるほどねえ、これは噂に違わない、「愛」「正義」「さわやか」だね」
GM「ということで、登場フェイズへいくよ」
GM「登場フェイズは、PCが魔獣討伐に乗り出すきっかけをロールするフェイズだ」
GM「15分という制限の中、魔獣の存在をしって、魔獣討伐を決意するまでをロールしてくれ」
太宰「もしもだけど、15分を過ぎたらどうなるんだ?」
GM「仮面ライダービルドハザードフォームのように自我を失う……ことはないが、調査フェイズの時間が削られる」
太宰「削られる」
GM「調査フェイズで弱点がみつけられないと、最後の戦闘がかなりきつくなるので気をつけてくれ」
翔太郎「OK、ロールはほどほどに……ってことだな」
GM「そのとおり、ただ、魔獣と遭遇しないかぎり、やりたい放題ロールできるから、俺TUEEEロールや自分のやりたいこともいろいろできるから、ロールが楽しいのは間違いない」
GM「だから
1 PCらしさを存分に出そう
2 ロールでも小説でも自由です。複合もOK
3 時間配分には気をつけよう。
4 偶然(魔獣との遭遇)は調査時間を増やすが、PCの危険性も高めてしまう。
5 悩んだら、簡単でも構わない。
というのが、登場フェイズのポイントだ」
GM「じゃあ、翔太郎、ジョジョ、太宰の順でいくよ」
ジョジョ「わかった」