俺はJOJOで、あいつは仮面ライダー、そして奴は太宰治。魔獣戦線の世界に転生?して俺TUEEEで無双する! 作:水無月冬弥
***表舞台***
翔太郎 ハードボイルダーで連絡所のある教会まで向かう
翔太郎 駐車場にハードボイルダーを止め、ヘルメットを外し、帽子を被る。
翔太郎「さてと、どうやら俺が一番乗りのようだな」あたりを見渡して呟いた。
ジョジョ タクシーで教会まで向かう。
ジョジョ タクシーから降りて、駐車場を見渡し、翔太郎に気付く。
ジョジョ (ヤツも円卓の騎士か)注意深く翔太郎を観察しながら、ゆっくりと近づいていく。
翔太郎 俺もジョジョに気付く。
翔太郎(ガタイのいい奴だな、
翔太郎 俺もジョジョに近づいていく、もちろん隙はみせない。ドライバーも装着している。
ジョジョ なら、数メートル手前、スタンドで十分戦える距離で足を止める。
翔太郎 俺も足を止める。
***裏舞台***
太宰「なんかガンマンの決闘みたいになっちゃたね」
ジョジョ「というか、第3部のディオとの決闘シーンみたいな雰囲気もあるな」
翔太郎「うーん、初対面なんだけど、仲間であることを証明できるものってあるのか」
GM「支給されているK-Phoneには【エンブレム】という機能があるよ」
GM「画面に、タロットを模した身分証明書が浮かび上がるんだ」
翔太郎「それはいい」
翔太郎「あと、フィリップと会話をしたいんだが、どうしたらいい」
GM「翔太郎のほうでロールしてかまわないよ、状況に応じてGMがロールするけど」
翔太郎「了解」
***表舞台***
翔太郎「あんた、円卓の騎士か?」
翔太郎 K-Phoneを取り出すと、身分証である『星のエンブレム』を表示する。
ジョジョ「そうだ」
ジョジョ 同じように『女帝のエンブレム』を見せる。
翔太郎「女帝?」
フィリップ(強力な守護神や守護霊をもつ騎士を意味するタロットだね、どんな守護神なのかな? 実に興味深い)
翔太郎(え、肉体派じゃないのか)
ジョジョ「空条承太郎だ、今回はよろしく」右手を差し出す。
翔太郎「ああ、俺は左翔太郎。風都の探偵だ」握手をかわす。
太宰 そんな2人の様子をみつつ、近づいていく。
太宰「ごめんごめん、どうやら私が一番遅いようだね」
太宰 『太陽のエンブレム』を見せつつ、頭をかく
太宰「太宰治という。一応、横浜で探偵をやっているよ」
翔太郎「と、都会の探偵か……」(憧れ)
ジョジョ「探偵2人か、頼もしいな」
太宰「2人は何ができるんだい? 私はね、異能を打ち消す事ができるんだ」
翔太郎「俺は探偵だ。そして腕っ節にも自信はある」
太宰「そうだんなー」腰に巻いているベルトを見る。
ジョジョ「俺も戦うことしかできないな」
太宰「そうなんだ。とりえあず、連絡所へいって最新情報を聞いてみようか」
ジョジョ「ああ」
GM では、最新情報です。
***最新情報***
□魔獣の正体
塩崎切人
24歳、退魔同心の流れを組む元術者
塩崎アリス
中学2年生 切人の義理の妹、闇のもの
□魔獣としての力
魂を啜る妖刀
不死身で強靭な肉体
□魔獣の出現位置
街から街へと移動している。
□魔獣の現在の位置
安いホテルに隠れるように住んでいる。
□捕捉事項
花守勇気
中学生2年 アリスと行動を共にしているようだ。
□関連情報
白川公園[公園]
川沿いの公園、このあたりで魔獣が行動しているようだ。
花守明美[自宅]
勇気の母親、一度魔獣と対峙している。
鮫島流牙[病院]
退魔士、生き残っているが、かなり心身ともに衰弱している。
□現場員情報
・シゲさん[刑事]
シゲさん「今回のホシは、1日5人くらい殺しているが、基本的に表だって行動しないタイプのようだ」
シゲさん「どうやら、最低の人数だけ殺して、ひっそりと逃げのびるようだ」
シゲさん「とはいえ、毎日5人殺してひっそりと生きていけるわけがない、ガキも2人連れているしな」
シゲさん「魔獣と分かる前は、結構退魔士の連中も動いていたようだな」
・月城教授[万能知識]
月城「純粋な戦闘系だからな、はっきりとした弱点はない。というか、隙がないな」
月城「防御は荒いようだが、再生能力は高いようだから、防御は捨てているのだろう」
月城「魔剣はただ魂を啜るだけではなく、吸い取った力を相手に分け与えたり、自己の強化に努めることができるようだ」
・ファルコン[インターネット]
ファルコン「一緒に行動している花守勇気君は、アリスちゃんがもっとも親しかった友達のようだ」
ファルコン「5年生の終わりころから、よく風邪をひいたり、貧血で倒れたりしていたようだ」
ファルコン「……もしかしたら、アリスちゃんに生気を吸われていたかもしれないな」
ファルコン「勇気君のお母さんは、昔は剣道をやっていて全国大会にもいった女傑のようだね」
ファルコン「だから、なんとか助かったのかな」
・”闇の眼”の花山[裏社会]
花山「塩崎家はもともと術者の家系で、江戸時代、公的に妖魔を狩っていた退魔同心の流れを継ぐ家系のようだな、その退魔刀が今では邪力を帯びた刀となったか、皮肉なもんだな」
花山「親が再婚して、闇のもののお嬢ちゃんと義理の兄弟になったようだが、どうやら再婚当時はまだ闇のものが血が目覚めていなかったようだな」
花山「どうやら、人の生気を喰うタイプの悪魔だったようだ」
花山「魔獣となる前も死んでいないが、体調を崩した人間はいたようだ」
花山「どうやら退魔依頼も出ていたらしい、それで鮫島流牙も依頼を受けたようだ。その結果がこれだがな」
花山「あと、花守っていうガキの母親だが、裏の世界からチャカを買っているようだ」
花山「どうしても奪い返したいらしいな、自分の息子を」
***裏舞台***
太宰「不穏な雰囲気が漂っているね」
翔太郎「どうする?」
ジョジョ「俺は魔獣とタイマンをはってきていいか、情報収集できないことはないが、ロールがな」
太宰「確かに雄弁なタイプじゃないよね」
翔太郎「俺は花守明美いきたいな、ハードボイルドだからな」
太宰「じゃあ、私は鮫島のところか」
GM「あ、フェイズを終わる時は、それぞれ連絡所から出るロールをしてね」
***表舞台***
太宰「さて、どうする?」
ジョジョ「なら、調査は探偵にまかせる。俺はちょっとツラを拝んでくる」
翔太郎「おいおい、無茶するなよ」
ジョジョ「わかっている。話だと3人でもギリギリらしいからな」
太宰「さて、私はどちらに行こうかな」
翔太郎「なら、花守夫人のほうへ俺がいこう。レディの相手は慣れている」
太宰「……そうなんだ」
太宰「じゃあ、鮫島くんに話を聞きにいくよ、荒事にならなければいいんだけどね」
ジョジョ「後で会おう」連絡所を出ていく
翔太郎「ほんとに無茶すんなよ」ハードボイルダーのほうへ歩いていく。
太宰「じゃあねええ」2人のあとに続くように連絡所を出ます。