俺はJOJOで、あいつは仮面ライダー、そして奴は太宰治。魔獣戦線の世界に転生?して俺TUEEEで無双する! 作:水無月冬弥
GM「さて、転生キャラをそれぞれ選んでくれ」
PL1「……ならば、派手さはないが、ジョジョの奇妙な冒険の空条承太郎にしようかな。常識人でプレイしやすいし」
PL2「なら、俺は仮面ライダーWの左翔太郎だ。ハーフボイルドだけどカッコよくプレイしてやる」
PL3「じゃあ、文豪ストレイドッグスの太宰治にしようかな、ロールが楽しそうだし」
GM「了解、では、それぞれデータ化しようか」
PL1「データ化ですか」
GM「そりゃ、ゲームだからね。多少はいるのさ」
PL2「え、俺、計算苦手なんだよな」
GM「だいじょうぶ、実は魔獣戦線はそんなに決めることはないんだ」
PL3「え、ほんと? ラッキー!」
GM「じゃあ、ステータスオープン!」
【円卓の騎士キャラクターシート】
名前 :PCの名前
位階 :騎士のクラス タロットカードで分類される。
生年 :生まれた年。
性別 :性別です。
表の顔:表の世界でのPCの職業です
裏の顔:闇の世界での騎士の立ち位置
能力4:4レベルの能力
能力3:3レベルの能力
能力2:2レベルの能力
能力1:1レベルの能力
性格 :騎士の性格です。
外見 :騎士の身長や顔、ファッションの傾向などを書く場所です。
装備 :騎士の装備です。
次の装備は至急されています。
・キャッシュカード (必要経費以外は後で徴収される)
・身代わり人形 (自分の分身となる人形、魔獣退治の間、かわりに仕事などをやってくれる )
・K-Phone(円卓の騎士専用スマートフォン)
運命 :騎士のこれまでの人生、魔獣と戦う動機
GM「これだけを決めるんだけど、もうプレイするキャラは決まっているし、位階も自動的に決まるから、【表の顔】【裏の顔】【能力4~1】と、【運命】の魔獣と戦う動機だけ考えてくれればOKさ」
PL1「この【裏の顔】というのは?」
GM「PCが魔獣とどう向き合っているのかを現すものさ、復讐などで魔獣を滅ぼすことを決意しているのなら、”討魔士”、あくまでビジネスとわりきっているのなら”退魔士"というふうに9種類用意してある」
PL2「これ、2つ以上あてはまる場合どうするんだ」
GM「1つ選んでくれ。どれか悩んだ場合は、番号の一番小さい裏の顔を選ぶといいよ」
PL2「OK」
PL3「この能力って何?」
GM「ああ、それが魔獣戦線のゲームで使うデータだよ」
【能力】
能力は、ゲームに使用する騎士の特殊な能力を表します。
能力とは、そのキャラが”何”を”どの程度できるか”を表す数値であり、ゲームで判定を行う際、使用します。
PCは、1~4レベルの能力を各1個ずつ持っており、ゲームによっては、それらの能力を組み合わせて使用します。
また、通常の行動はPCは0レベルで行うことができます。
レベルが高いほど、強力な能力です。
GM「注意しなくてはならないのは、自由に設定すればいいんだけど、普通の人間ができること以外の特殊な行為や装備、たとえば魔術や、魔剣や魔法の道具、または、SFの超科学兵器など、現実世界ではありえないようなもの、そして組織、NPCのバックアップに関しては、能力として設定しなくてはいけないってことだ」
PL1「なるほど、逆に言えば、設定すればなんでもできるってことだな」
GM「そのとおり!」
PL2「ちょっとまて、俺、どうすればいいんだ? ガイアメモリだけでも8種類あるのに……」
GM「ライダーシステムってことで、ひとくくりにすればいいよ」
PL2「え、そうなの」
GM「じゃなきゃ、千の魔法を使う魔術師とかできないでしょ?」
PL2「なるほど」
PL3「あと、注意点はある?」
GM「そうだね、能力の選択には定石が3つあって
1つ目は、能力4,3,2を組み合わせたロールで戦うことができるようにするこ
2つ目は、仲間の攻撃を支援する手段を能力4,3で持つこと
3つ目は、情報を入手するのにも利用できる能力を1つ、3、4レベルで持つこと
この3つをクリアするとプレイがしやすい」
PL3「なるほどね」
GM「特に1つ目は、絶対にできるようにしてくれ、シナリオも1つ目の定石をみんな踏まえていると考えてバランスを取っているから」
全員「了解」
GM「あと、運命だけど、魔獣は普段、遭遇することは稀な存在であり、一人では勝てないから注意してね、毎日のように一人魔獣を狩っていたなんてありえないから、騎士によっては1回こっきり、しかも即死亡の場合もある相手だからね」