俺はJOJOで、あいつは仮面ライダー、そして奴は太宰治。魔獣戦線の世界に転生?して俺TUEEEで無双する!     作:水無月冬弥

20 / 30
或る男

***シーン 太宰***

 

GM どうします?

 

太宰 当然、鮫島君に会いに行くよ。

太宰 病院に行く前に花束でも買っていこうかな?

 

GM では、病院へ着きました、

 

太宰「さて、どんな塩梅なのかな?」病室をナースステーションで確認するよ

 

GM「了解、個室のようですね」

 

太宰 じゃあ、行こう。スキップを踏みつつ、ナースをナンパしつつ、病室までいく。

太宰 部屋の中に気配はいくつあるかな? 探偵術でわからないかな?

 

GM 一人いるようですね。

 

太宰 ノックしよう。

 

流牙「誰だ」

 

太宰「通りすがりの武装探偵社の社員だよ、魔獣と戦った時の話を聞きにきたのさ」

 

流牙「……入れ」

 

太宰「失礼するね」にこやかな笑顔を浮かべながら入っていく。彼はどこにいる?

 

GM ベッドです。話では若い退魔士という話ですが、見た目60歳くらいです。

GM 髪の毛は白髪で、顔は皺だらけです。

GM ただ、眼だけはギラギラしています。

 

太宰 魔獣の邪力による後遺症かな?

 

GM そんな感じですね、彼の体から邪力の残り香のようなものを感じます。

 

太宰「やあ、私の名は太宰治、ヨコハマで異能探偵をやっているのだが、ちょっとした筋から今回の事件の依頼を受けてね、話に来たのさ」

 

流牙「円卓の騎士……なのか?」

 

太宰「……闇の世界の情報はちゃんと入手しているようだね」

太宰「そう。私は<太陽>の騎士らしい」

太宰「太陽! ああ、私にはふさわしいとは思わないかな?」

 

流牙「…………」

 

太宰「ちょっとしたジョークだ。そんなに引かないでくれないかな」

太宰「私としては、魔獣について君が知っていることを知りたいのだけど」

太宰「教えてくれないかな?」

 

GM 流牙は逡巡しています。かなり目が険しい感じです。

 

太宰「なるほど、どうやら退魔士とのプライドが口を固くしているようだね」

太宰「まさか、再戦を考えているのかな?」

 

GM 目が一段と険しくなりますが、答えません。

 

太宰「やれやれ」ため息をつきます。

太宰「残念だけど、君では魔獣に勝てないよ。君が弱いわけではない、魔獣と相対して生きて戻ってこられたのだから、君の実力はなかなかのものだろう」

太宰「それでも勝てない、騎士であったとしても3人必要なんだ」

 

流牙「それでも俺は……」

 

太宰「困ったものだ」

太宰「わかった、ひとつ取引をしないか?」

 

流牙「取引?」

 

太宰「ああ、私は君から情報をもらう」

太宰「そして君には魔獣を倒してもらう。ただし、私の部下としてね」

太宰「私の命令には必ず従ってもらう」

太宰「それが最大の譲歩だ」

 

流牙「……」

流牙「あいつを倒せるのか」

 

太宰「当然だよ、そのために私たちは来たのだからね」

 

流牙「わかった」

 

GM 【情報判定>情報収集】を開始します。

 

太宰 【能力3:策謀】と【能力2:探偵術】で事情聴取しつつ、彼の心をうまくマインドコントロールして、手駒にする。

太宰 そして、【能力4:異能”人間失格”】で対応した異能の事を思い出して、邪力の弱点の検討をつけよう。

 

GM 了解。では、NPC+2(デレ)で、 2D6+11でどうぞ

 

太宰 (コロコロ)2D6(2.1)+11=14

 

 

【回想】3 自分の経験したことを話す。

流牙「もともと、奴とはライバル同士だった」

流牙「あいつはもともと、東京の人間で地元の術者じゃねえ」

流牙「だから、よけいに張り合っていたんだ」

流牙「あいつの義理の娘が退魔対象と知った時は驚いた」

流牙「だが、あいつが、義理の妹を大切にしていたことは知っていたからな」

流牙「あいつが殺せるとは思わなかった」

流牙「よく考えると、あのころ、あいつは体調がすぐれないようだった」

流牙「おそらく、彼女が他人を襲わないように、妹に生気を与えていたんだな」

流牙「だから、俺が倒すしかないと思っていた」

流牙「あの日、闇のものの気配を追って、あいつの家の近くの公園に辿りついたら、人よけの結界が張られており、あいつが血まみれの刀と一緒に立っていた」

流牙「その足元には、切り裂かれたあいつの妹、そして見知らぬ少年が転がっていた」

流牙「俺が驚きながら声をかけようとした時、奴の体から異様な魔力が噴き出した」

流牙「あまりにも異質で、この世のものとは思えない魔力が」

流牙「それで戦うことになったが、俺は勝つことができず逃げることしかできなかった」

 

【追憶】7 さらに深い内容

流牙「いや、本当なら俺が勝っていたはずだ」

流牙「凄まじい魔力は放っていたが、あいつは虚ろだった」

流牙「反射的にこちらの攻撃はよけようとしていたが、かわしきれず、腕や体は傷つけられていたし」

流牙「とどめの一撃は完全に心臓を貫いたはずだった」

流牙「しかし、あいつは死ななかった」

流牙「そして動揺した俺は奴の一撃を受けてしまった」

流牙「あいつの魔剣は、魔力を断ちきる剣だったはずだが、俺が受けた時、俺の呪力も生命力もすべて吸われていく感じだった」

流牙「なんとか逃げ切ったが、まだあいつが本調子じゃなかったからだろう」

流牙「だが、俺の呪力も生命力もほとんど奪われた」

流牙「いぜんのように戦えないだろう、いや、日常生活もまともに送れるかどうか」

流牙「だから、不安なんだ、あいつが俺を襲わないかと考えると」

 

【疑問】11 自分の疑問を語る

流牙「なぜあいつは死ななかったんだろう」

流牙「確実に急所はせめていたのに」

 

 

***裏舞台***

 

太宰「……あっ」

 

丞太郎「あと1あれば、【思考】まで行くことができたが」

 

ジョジョ「これが伝説の1足りないか」

 

GM「まあ、疑問までいけば、NPCに質問すれば、自分の質問が間違っているかどうかはわかるから、無問題だよ。たぶん」

 

太宰「まあ、こればかりは仕方ないな」

太宰「ところでマインドコントロールは成功したのかな?」

 

翔太郎「そんなことわかるわけないだろ?」

 

GM「わかるよ」

 

翔太郎「わかるんかい」

 

ジョジョ「何かルールがあるのか」

 

GM「まあ、肉体言語で情報収集したり、精神を支配して話を聞き出したりするPCもいるからね、情報判定の結果で判断する」

GM「判定結果は14.ここにNPCの補正がはいる、一般人じゃないから達人で、-2の補正か」

 

太宰「ということは、+12だけど、結果は?」

 

GM「【服従・下僕・好感】PCに完全に従うよ」

 

翔太郎「ちゃんとルールがあるのが凄いな」

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。