俺はJOJOで、あいつは仮面ライダー、そして奴は太宰治。魔獣戦線の世界に転生?して俺TUEEEで無双する! 作:水無月冬弥
***裏舞台***
GM「それでは集合フェイズを始めます」
GM「集合フェイスはその名の通り、キャラが集合し、情報交換するフェイズです」
GM「集合場所は普通、連絡所ですが、キャラがそろっている場合は、その場でも構わない」
GM「やることは話し合いだ」
GM「意見の交換を行い、魔獣の弱点や、魔獣の居場所を相談していくんだ」。
GM「だから、集合フェイズではPC同士の会話のみ、原則、他のNPCは登場しない
GM ポイントとしては
1 裏での相談結果もあらためてPCで語ろう
2 仲間と多いに語ろう
の2点。ようは弱点を封じる算段しつつ、ロールを楽しもうっていうフェイズだ」
翔太郎「そんなフェイズがあるんだ」
GM「TRPGだから、キャラ同士の掛け合いも楽しみたいでしょ、最終戦闘の打ち合わせをしつつ、キャラの交流をしつつ、ロールを楽しんでね」
GM「時間は15分となっているけど、ある程度時間オーバーしてもいいよ」
GM「GMは基本発言しないし、武装準備や、各機関への手配は戦闘フェイズで行うから、本当に会話だけでいいよ」
ジョジョ「わかった」
GM「では、はじめます」
*** 表舞台 ***
■□■ 集合フェイズ ■□■
時間:15分
目的:PCが集合し、魔獣のいる場所に向かう。
翔太郎「ふう、疲れたぜ。って、大丈夫か? それにずぶ濡れだし」
ジョジョ「……大丈夫だ。傷もそれほど深くはない」ポーカーフェイスで痛みを堪え、心配はさせないようにしている。
太宰「まあまあ、魔獣とタイマンして生きてかえれば僥倖だよ。さて……」
太宰「だいぶ、魔獣の弱点は見えてきたようだね、あの日本刀を破壊する、もしくは奪うなどして、魔獣が使えないようにする」
太宰「そして、アリスが大事にしているポシェットを破壊する」
太宰「そうすれば、切人くんは無力化するはずだ」
翔太郎「だろうな」ため息をつく
翔太郎「元気くんは……、助けられるだろうか……」
ジョジョ「……確か、魔獣となったものは二度と人間には戻らないらしい。そして、魔獣は倒さなければならない存在のようだ」
ジョジョ「アリスの彼氏のようだが……、魔獣とまったく無関係ということはないだろう」
太宰「そこなんだよね」
太宰「さて、塩崎切人、塩崎アリス、花守勇気、この3人のうち、誰が魔獣の本体なのか……」
ジョジョ「花守勇気が本体というのは意外性があるが……。ないだろうな」
ジョジョ「切人の可能性も捨てきれない。が、ぬいぐるみが弱点と考えれば……」
太宰「アリスだろうね」
翔太郎「だろうな。ということは元気くんは彼女に操られているだけの可能性もあるよな」
太宰「その可能性はあるけど、甘い夢はみないほうがいいと思うけどね。現実は……」
太宰「現実は、夢や理想より遥かに残酷だ」
太宰「それは探偵をしていた君なら、よく知っているはずだよ、左翔太郎」
翔太郎「……ああ、知っているさ」
翔太郎「時には風都の風が冷たすぎる事はあることはな」
翔太郎「だが、それでも夢が叶う時がある」
翔太郎「だから、俺は諦めない」
翔太郎「それが俺の罪だとしても……」
ジョジョ「……戦えばわかる」
ジョジョ「どちらにしても、魔獣は倒さなければならない」
ジョジョ「そろそろいくか」
太宰「ああ」
翔太郎「了解」