俺はJOJOで、あいつは仮面ライダー、そして奴は太宰治。魔獣戦線の世界に転生?して俺TUEEEで無双する!     作:水無月冬弥

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 今回はルールの説明はお休み
 小説回です。


激突! 黄金拳!

---Novel---

 

 魔獣”金剛拳(こんごうけん)

 それは、胸に虎の顔のレリーフのある黄金の鎧をまとった男であった。

 頭部以外は鎧に覆われているものの、鎧は体にフィットするような動きやすい形状であるため鈍重なイメージはない。

 さらに両拳を胸の前で構えたそのフォームに隙は見当たらない

 究極の闘士を体現した姿がそこにはあった。

 その全身から漂うのは、異質で異様すぎる<気>

 この暗く澱んだ<邪気>こそ、彼が世界を滅ぼす魔獣である証であった。

 

翔太郎「いくぜ」

 

 右半身をエメラルド、左半身をブラックでカラーリングされた全身装甲の戦士”仮面ライダーW サイクロンジョーカー”が、金剛拳に挑みかかる。

 その名のごとく、疾風のように矢継ぎ早に蹴りや拳を繰り出すが、そのすべてをことごとく金剛拳は受け流していく、主に受けに使用しているのは左の籠手に装備された円形の盾だが、盾だけではない、卓越した戦闘技術が、あらゆる攻撃を受け流していく。

  

翔太郎「ちぃぃっ!」

 

 諦めることなくライダーは渾身の蹴りを放つが、金剛拳の盾ががっしりと受け止める。

 二人の力が拮抗し、動きが止まる。

 

 その刹那、ジョジョが動いた。

 

ジョジョ「星の白金の世界!(スタープラチナ・ザ・ワールド)

 

 すべての動きが止まっているかのような超高速空間をジョジョのスタンド星の白金(スタープラチナ)が走り、闘志に向かって拳を放つ。

 だが、その一撃は闘士の周囲に張り巡らされた結界に受け止められる。

 

ジョジョ「ならば……」

 

 正確無比、そしてスタンドでも最強のパワーと、最速の技をもつの星の白金(スタープラチナ)の連打が繰り出される。

 結界のある一点にむかって……

 

星の白金(スタープラチナ)「オラオラオラオラ!

 

 一撃ごとに結界を構成する邪力が削られていく。

 スタンドの拳から伝わっていく感触がかわる。

 結界が破られたのだ。

 

ジョジョ「……」 

 

 強き意志でジョジョは星の白金(スタープラチナ)を操った。

 必殺の右拳が、闘士の右側頭部に打ち込まれる。

 

 だが、その刹那、停止したはずの世界で、闘士の右腕が動き、必殺の一撃を受け流したのだ。

 

 

 ……そして時が動き出す……

  

 黄金の闘士は、星の白金(スタープラチナ)の攻撃を受け流しつつ、仮面ライダーWの蹴りを受け止めた左腕を起点として、身体をくるりと回し、その反動を利用して、裏拳をライダーに繰り出す。

 ライダーは一歩退き、間合いを外そうとするが、闘士のほうが早い。

 大地を蹴り、ライダーの懐に飛び込む。

 とっさにライダーが回避しようとするが遅かった。

 左拳のショートアッパーをライダーのボディに突き刺さり、ライダーの体が宙に浮く。

 

 それまでシャープだった闘士の動きが変化する。

 荒々しい全身をバネのように使い、渾身の力が込められた右拳を打ち込んだ。

 その右拳には、凄まじいまでの邪力が込められていた。

 その拳に触れられただけでも、装甲が砕かれかねない消滅の邪力が。

 

 しかも、体が宙に浮いたままの状態では、かわすことは不可能であった。

 必殺の一撃が、ライダーの胸に……

 

太宰「おっとそこまで……」

 

 いつの間にか二人のそばまできていた太宰が右手を伸ばす。

 

太宰「異能 人間失格(にんげんしっかく)

 

 すべての異能を無効化する術力が、闘士の右拳に込められていた邪力を打ち消していく。

 だが、完全に無効化する時間はなかった。

 

 右拳がライダーの胸に突き刺さり、ライダーは後方に吹き飛んだ。

 

太宰「おーい、生きてる」

 

翔太郎「なんとか……な」

 

 翔太郎は立ち上がる。

 だが……

 

翔太郎「次はないかもな……」

 

 その胸の装甲が大きく抉られていた……。

 

 




次回からルール説明に戻ります。
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