俺はJOJOで、あいつは仮面ライダー、そして奴は太宰治。魔獣戦線の世界に転生?して俺TUEEEで無双する! 作:水無月冬弥
---舞台裏---
GM「というわけで、戦闘シーンを小説風に書いてみたけど、このままだと全滅する」
太宰「え? 全滅しちゃうの?」
GM「うん。魔獣との戦いにおいて、PCは自分の能力の組合せ+他のPCより応援と言う形で他のPCの能力レベルを足したもので判定する。小説の場合、それぞれのロールから
・翔太郎の攻撃(【能力4:ライダーシステム】【能力3:切り札】【能力2:探偵術)
・ジョジョの応援(【能力4:星の白金】
・太宰の応援(【能力4:異能”人間失格”】)
を使用し、4+3+2+4+4=17、つまり17+2D6で判定することになる」
ジョジョ「そこまでは理解した」
GM「そして、今回の魔獣”
【邪力1:魔獣】
【邪力2:ボクシング】
【邪力3:黄金の盾】ありとあらゆる攻撃を受け止め、流す。
【邪力4:黄金の拳】絶対の破壊力を持つ拳
邪力は能力の2倍の力をもっている。邪力1なら能力2、邪力4なら能力8に相当する」
GM「そして、戦闘では魔獣も邪力を組み合わせて判定する。つまり(1+2+3+4)×2=20 つまり、20+2D6で判定する」
翔太郎「負けてるじゃん、【能力1:ハーフボイルド】も使用しても……負けるな」
GM「ダイスを振るから、運しだいでは勝てる場合もあるけど、普通に考えて勝てない。そして、重要なことだけど、魔獣との戦闘は、攻撃だろうが防御だろうが、判定結果(2D6を足した数値)の差分が負けたほうのダメージとなる」
ジョジョ「ダイスの目が同値だとすると、20-18=2 毎回PC側が2ダメージ負うのか」
太宰「PCのHPはいくつなんだい? そういえば説明なかったけど」
GM「魔獣戦線では、【力】というけど、PCは一律10点持っている。しかし、力は、ダメージのほか、組み合わせた能力の数-1点、判定の応援をすると1点減るんだ」
翔太郎「つまり、さっきの場合、俺はダメージ2点、組合せで2点で、-4点も下がるのか」
太宰「私たちも1点引かれる、PCが1巡すると、それぞれ6点ひかれて、残り4点、2巡目最初でPC1人が力が0点になるわけだ。でも、GM、魔獣のほうも当然、邪力を組み合わせれば、力が減っていくわけだろ? PCと同じだとすると、1巡すれば、魔獣も9点引かれるから……」
GM「魔獣の【力】は20点だ」
太宰「あはっ、それは駄目だね」
ジョジョ「だが、これはゲームだ。つまり、俺たちのほうが数値的に優位になる方法があるんだな」
GM「そのとおり! 魔獣の【邪力3】【邪力4】には弱点があって、その弱点をつくと邪力がしようできなくなるんだ。黄金拳の場合
【邪力3:黄金の盾】の弱点:止めの一撃を放つ時、隙ができる。
【邪力4:黄金の拳】の弱点:鋭い先端のついたもの(例:針)を見せる。
というのが弱点となっている」
翔太郎「なんだ、その『鋭い先端のついたもの(例:針)を見せる』ってのは?」
GM「魔獣となった男のトラウマなんだよ」
ジョジョ「とりあえず、この弱点をつくようなロールをすればいいんだな」
GM「そういうこと、なら、ジョジョが攻撃するってことで判定してみようか」
---表舞台ーーー
ジョジョ「来いよ」
ジョジョ スタンドも出さず、ノーガードで魔獣に近づく
ジョジョ 冷静に魔獣の様子を観察、戦闘経験から相手の動きを読み、魔獣がとどめの一撃を放つ刹那、隠していた針を相手の眼前につきつけながら、
ジョジョ 【能力4:
翔太郎 ガイアメモリーを変更、ルナ・トリガー。曲がる銃弾で邪魔にならないように援護射撃
翔太郎 【能力4:ライダーシステム】で応援
太宰 じゃあ、うまく3人の動きを読んで、金剛拳に異能を発動させよう。
太宰 【能力3:策謀】【能力4:異能”人間失格”】のどちらも使用できるので、レベルの高い【【能力4:異能”人間失格”】を使用する。
---裏舞台ーーー
GM この場合、17+2D6で振る事ができる。
GM そして魔獣側は、【邪力3】【邪力4】封印、最高でも6+2D6でしか振れない
翔太郎 -2負けていたのが、11差で勝てるのか、かなり大きいな
太宰 なるほど、これは確かにロールが重要だね。
太宰 数値がほぼ固まっているだけに、きちんと弱点を封じるロールをしないと
太宰 ……死を招く
GM そう魔獣戦線のバトルは、いかに魔獣の弱点を封印するロールをしつつ、俺TUEEEな異能を振るうことが大切なんだ!
次回から、セッションが始まります(予定)