女神科高校の回帰生、混沌領域   作:Feldelt

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企画枠:こうなったのも全て作者って奴の仕業なんだ。
企画:常夏の海と女神一行のパロディ祭り!


はぁ、俺は海が嫌いである。

それ以前に水が嫌いなのである。

おまけに太陽も嫌いなのである。

しかし、俺は今海にいる。何故だ!

 

「...坊やだからよ。」

 

「...ものの見事に心を見透かしたね...ブラン。」

 

「当たり前よ。私を誰だと思っているのかしら?」

 

「グレ、じゃなくて純白の女神、俺のブランだろ。」

 

「...何かいいかけたのはともかく、まぁ、そうね...///」

 

...可愛いことこの上ない。おまけに海ときた。

俺もブランも水着装備である。(俺はダイビングスーツだが。)

 

「影ー、ブランー!そんなところで突っ立ってないで遊ぼー!」

 

「やれやれ...んじゃ、行きますか。」

 

「そうね。」

 

こんな前置きから、混沌に包まれるパロディの嵐は始まる。

 

海、とはいってもえげつなく広いイストワール学園の敷地の一角である。

妹達曰く、分校はオオトリイ島にあり島のほぼ全てが学園の敷地みたいなものらしい。

人柄もよい先生や生徒で、明にはうってつけだと思ったりもする。

 

「お兄ちゃーん、ブランお姉ちゃーん、ほらほら、遅いよー。」

 

「はぁ、お前ら本当元気がいいな...何かいいことあったか?」

 

「だって外だよ!海だよ!はしゃぎたくもなるよ!」

 

「だよねー、ほら、スパーイク!」

 

「あだっ...ネプテューヌ!てめぇ何しやがる!」

 

「うおっと、手が滑った...こういうときは、我がねぷ子さんの秘技!

 逃ぃげるんだよぉぉぉ!!」

 

「なっ、待ちやがれ!」

 

「あー、あー、全くもう...」

 

「えいおにーちゃん、すなのおしろ、つくろ...?」

 

「てつだってくれる?」

 

......俺はロリコンではない。が、シスコンでは多分あるのだろうと痛感した瞬間である。

多分どこかの名瀬アニキ...違う、同じ名字の別人だった。どこがの名瀬君程ではないと

一応信じていたい。一応。

または里見君みたいにロリっこに絡まれやすのかもしれない。

 

「あぁ、いいよ。」

 

「「やった...」」

 

流石ブランの妹...久々にみてもやはり可愛い。遺伝子は偉大だ。

生物のデオキシリボカク先生には頭が上がらない。

 

また、このふたりは物事を頼むのが非常に上手で、

ネプギアとユニも共に砂の城を作ることになった。

 

可愛いは正義とはよく言ったよ、空君。

 

そうして数十分後。

 

「出来た、で、いいか...?」

 

「すごい...まさか砂でベルサイユ宮殿を作るなんて...」

 

「影さん、凄い...私たちに出来ないことを平然とやってのけるんですね!」

 

「そこにしびれる...」

 

「あこがれる...(きらきら)」

 

「憧れられちゃったかー...」

 

「影!ようやく見つけたわよ!」

 

「...どうした、砂城作る時にいなかったノワール君。助手失格だな。」

 

「助手言うな!」

 

「...のわにゃん。」

 

「ぶっ...貴方ねぇ!」

 

「分かった分かった。ノワキュアだな。白枠はブラン以外で頼むぞ。」

 

「いつから二人になったのよ!じゃなくて、あぁ、もう!」

 

「お姉ちゃんがこうも簡単に遊ばれるなんて...」

 

「うぅ、影!水泳で勝負しなさい!」

 

「☆I☆YA☆DA☆」

 

「何でよ!」

 

「文句があるならいつでも、小屋にいらっしゃい。」

 

「スケール小っさ!てか、それ言うためにベルサイユ宮殿を作ったわね!?」

 

「ばれたー?ばれちゃったかー。」

 

「あぁ、もう、いいわ、貴方に構ってると日が暮れそうだわ。」

 

「そうか。日が暮れてくれたほうが俺的には嬉しいのだがな。」

 

ザッパァァ...

 

波がベルサイユ宮殿ごと俺と妹達、巻き添えでノワールを飲み込んだ。

俺に至っては硬い板のようなものに直撃する始末。

 

「あらら、やはりサーフィンは難しいですわね...」

 

砂のベルサイユ、バラージの砂の城(だったよね?)の如く、

色々な意味で大きいもの(この場合は人だが。)に破壊される。

 

「あ、べるさいゆが...」

 

「だいじょーぶよロムちゃん、えっと、しょぎょーむじょーってやつよ!」

 

そしてラムはどこからか持ってきた法螺貝を吹く。良い音鳴るな...

じゃなくて、そこは出陣じゃね?

 

「まず...このサーフボードをどけないと...」

 

よいこらせ。

 

「あ、影さん。大丈夫でしたか?」

 

...近い。サーフボードを右によけ、左に一回転。

そしたらこれだよ!ギアちゃんが超至近距離で顔を覗きこんでるんですけど!?

 

「ギア...近い...」

 

「え...?あ、すすす、すいません!」

 

ここまで一気に離れることができるんだなー。(砂を被りながらの感想である。)

 

「まぁ、いいけどさ...良くはないか...」

 

さて、ダイビングスーツに酷く砂が着いた...

 

「よし、潜るか...」

 

「お兄ちゃーん。でやぁ!」

 

ザッパァァ...

 

「我が妹よ...バケツで海水をかけるとは何事!?」

 

「砂を落としてあげたくて...」

 

「なるほど...ありがと...」

 

潜る必要性が無くなったな。

 

「しかし...まぁ随分とカオスだな...」

 

「今さら何を言ってるのよ、影。」

 

「わぁ、びっくりしたぁ!」

 

「それは心外ね...妹達の相手、助かったわ。」

 

「そらまぁ、小さい頃から見てたからな。」

 

「...そうね。本当に助かってるわ。」

 

微笑んだ。ブランが微笑んだ!

やばい、ブランちゃんマジ天使、もとい女神ですわ。

 

「おにーちゃん、かおあかいよ...?(じー)」

 

「きっとお姉ちゃんがかわいーからよ!」

 

「お、お前ら...!///」

 

「いや、ブランがトランザムしてどーする。」

 

「うぅ...今の私は通常の3倍怒りやすいぞ...!」

 

「そんなこと言うなって...」(なでなで)

 

「あ...お姉ちゃんずるい...」

 

「わたしもわたしもー!」

 

はいはい...分かったよ...

 

ロムラムを撫でつつ周りを見る。

 

「影ー!ビーチバレーしよー!」

 

「フェアにならないからしない...ドッジボールならいいが...」

 

「いいわ、ならそれで決着を着けましょう!」

 

こだわるねー、ノワール。

 

「わたくしは平和に行きたいのですが、仕方ありませんわね...」

 

「やるとしたら、容赦はしない...」

 

「えっと、じゃあ私は審判で...」

 

「ネプギア!?アンタ逃げるの!?」

 

「いやだってもうだいたいわかるもん...」

 

ルール:変身禁止、外野なし。

チーム:side-A,影、ブラン、ユニ

    side-B,ノワール、ネプテューヌ、ベール

 

なんと言うか...もうあれだな...

 

「行くぞノワール...当たる準備は十分かー?」

 

「そんな準備はしてないわ!」

 

「あ、そ。」

 

影の投擲、ノワールに投げるとみせてベールに投げる。

 

「え...?」

 

「えっと、ベールさん、アウトです...」

 

「ねぷっ!?ベールを狙った!?この人でなし!」

 

「槍使いで合わせたのか!?しゃーない。座布団2枚授けよう...」

 

「喋ってると、当たるわよ!」

 

ノワールの投擲、しかし誰にも当たらなかった。

 

「ボール、きた...」

 

「あ、まてー!」

 

「...影、ロムラムのためにもキャッチしてあげましょう...」

 

「だな...」

 

「はい、お姉ちゃん!」

 

「私に渡されても困るのだけど...」

 

ブランの投擲、ネプテューヌにキャッチされる。

 

「ふぅ、いっくよー!」

 

ネプテューヌの投擲、影に当たる。

 

「あ...」

 

「危ない...!」

 

ユニがノーバウンドでキャッチしたため影はセーフ。

 

「サンキュ、ユニ...」

 

「もー、なんで取っちゃうのさー!」

 

「そういうゲームだからです...!」

 

ユニの投擲、ノワールがキャッチ。

 

「ふふん、もう一度行くわよ、影!」

 

「来いよ。」

 

ノワールの投擲、影に投げるとみせてブランに投げる。

 

「んなっ...」

 

ブランに直撃、弾かれたボールはというと、

 

「なんとぉぉ!?」

 

そのまま影にも当たりダブルアウト。

 

「...影さん、ブランさん、アウトです...」

 

「なんと言う失態だ...」

 

「影、そんなこともあるわ...」

 

「キャッチできなかったなんて...アタシって、ホント馬鹿...」

 

「ユニちゃん!?自分をそんな風に言っちゃダメだよ!」

 

...結果はノワールが容赦なくユニを当ててside-Bの勝利となった。

 

そうして楽しんでいること数時間。

 

「んー...どうだろう、これぐらいで良いのだろうか。」

 

「何が?お兄ちゃんいきなりどーしたの?」

 

「いや、この企画はこれぐらいで畳んでいいのかという話さ。」

 

「メタいわね、影...」

 

「いやー、メタでも良いんじゃない?」

 

「じゃぁ、お兄ちゃん。カーニバルダヨ!」

 

「何でそうなる...いきなりまた反応に困るなぁ...」

 

「えー、だめ?」

 

「駄目じゃないけどさ...」

 

「じゃあ、次はほんとにカーニバル?」

 

「いいや...時期的にも次は...クリスマス。」

 

「随分先ね...まぁ、いいわ...それよりも、そろそろ着替えない?」

 

「私はもう着替えたよ?」

 

「早いな...んじゃぁ、海からおさらばしますか。」

 

「えぇ...」

 

そんな俺たちの、混沌とした海の思い出であった。

 

...誰か、忘れてる気がするが。

 

...まぁ、いいか...

 

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