影君と茜がくっついたらどうなるのか...
あり得たかもしれない世界線のお話。
第1話
私、仙道 茜!みんなの茜ちゃんだよ!
わけあって名字が変わることになりました。うんうん、察しがいい皆なら
もうわかるよね。そう、私、結婚します!こっそりと私を狙ってたみんな、ごめんね。
でもね、人間誰かを心から愛しちゃったら抜け出せなくなるの。
というわけでほーこく終わり!楽しい楽しい新婚生活を送ることにするね!
あ、一応言っとくけど、私の旦那さんを傷つけたりすると...容赦しないぞ♪
「はうぅ、まさか私がお嫁さんになるなんて...ひゃー!人生わかんないもんだよ。
それに生まれて初めてかも、こんな動きにくい服装。えー君どう思う?」
「さらっとドレスをディスらない...それにどう思うって言われても...」
「そだよねー、けどね、まさか私のこーんな可憐な姿を見て、何も思わない
ほどえー君は薄情じゃないよね。そーじゃなきゃ結婚なんてしないでしょ、私と。」
「それは確かにそうだが...本編でもまだブランと結婚してないから勝手がわからん...」
「全くもー。感情に素直になれないんだから...
そーいうとこも含めて、私はえー君大好きだけど。」
「さらっと言うよな...俺も茜も。ちなみにどう思うかは言葉にできないね。」
「ほーう、その心は?」
「言わせるのか?恥ずかしくてドレスまで赤くなるぞ?」
「新しい表現だねー。私元から紅いのに。」
「それもそうか...答えは言葉にできないほどに、似合ってるからだ。」
「ふふっ...えー君大好き。」
「わかってる。さ、行くぞ主役。」
「行くぞじゃないでしょ、えー君も主役なんだから。」
『行こうか。』
----------
ふははー、勝ったぞー!ブランちゃんに勝ったぞー!
それに地の文を挟まず会話進めたの疲れたー。
え?結婚式の内容?割愛だよ割愛。実際私はドレス着たかっただけだし。
どーでもいーけど割愛って愛を割くんだよね。これ、意図せずしてみんなに
私の愛を分けちゃった?困ったなぁ、それ全部えー君にあげるものなんだけど...
それになんかこういう語り草だとあれだよね、ウザイ女だよね。
私そーいうのは問答無用で願い下げなんだよね...あ、でもそれだと
えー君がブランちゃんのほうに転がるか。
いやー、随分壮絶な取り合いだったなー。えー君の前で私とブランちゃんが
『お互い彼女にならずいきなりプロポーズで勝敗を決める、恨みっこ無し』ってルールを
決めたときにはえー君は本気で法改正に乗り気だったなぁ...決められぬなら両方的な。
しかも最後もまさかの同時プロポーズだし。雪の降る公園のベンチでおしるこを飲んでる
えー君に敢行して。ほんと、私とブランちゃんは仲良しなんだな、って思ったよ。
それにえー君は目を白黒させた上にキョドっておしるこの中の小豆の粒を全部食べないまま
缶を捨てるっていうめったにない行動を見せたし...あれは明にもギアちゃんにも見せたかった。
えー君も私たちの勝負に心負けしたのかここで決める、なんて言い出すし。
目を瞑って延々と考えるえー君の顔は覚えてる。今になって思う。えー君はもしかしたら、
私たちのどちらも選ばないってことも考えたんじゃないかって。そうしたら私とブランちゃんの
間に禍根を残さないで済むって。けど、えー君は決めた。私を選んだ。嬉しかった。
そして、えー君はブランちゃんを抱き締めた。ほんと、キザというか変に他人を考えるというか。
そのおかげか、今も私の親友はブランちゃんに他ならないわけで、この結婚式も半分は
ブランちゃんが準備手伝ってくれたし...今度二人でお茶会しないとね。
あぁ、今度は深刻な会話不足か...仕方ないじゃん、えー君疲れて寝ちゃったんだもん。
時間経過を言うなら結婚式の片付けも終わって家に帰って数時間経ったところだね。
明も起きてたけど...今は勉強してるから邪魔できないし...えー君の寝顔見ると絶対私も
寝ちゃうし...こう、まだ何かやりたいわけでもないけど何もしないのは辛い状態だね、今の私。
ブランちゃんとお茶会するのも、こんな時間だし...えー君襲うのもありだけど絶対怒られる...
あれだね、もう第1話をお開きにしろってことかな。しょうがないか。だって所詮はIFルート。
気まぐれなお話し。けど、やっぱり書き始めたからには続けて欲しかったりもする。
けどね、フェルデルト君、私の話を書いてくれるのはいいけど、ちゃんと黒君達の話も
書くんだよ?んじゃぁ、言いたいことも言ったし、またね♪
はい、茜さん、気を付けます...
というわけで気が向いたら2話書きます。
いつかわからない次回もお楽しみに。