私達の買い物は長時間に及んだわ。
「なんやかんやで結構時間掛かっちまったな...」
「それでもいいじゃない。買えるものは買えたんだし。」
「だ、な...」
「どうしたの?影」
「いや、この期に及んで一番会いたくない奴が前に、それもなんかにこやかに!」
見ると、私達の前にゲームショップの袋を提げているベールが。
...本当に今日は知り合いによく会うわね...
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「おや、ブランに影さん、今日は買い物で...「じゃあな。」ちょっと待ってくださいまし!」
「絶対嫌。」
こいつにだけは会いたくなかったのになぁ...
「あからさまな敵意ね...全く、そんな人付き合いだから命を狙われるのよ。」
「趣味で狙って来たような連中だったけどな...」
「因果応報じゃないかしら?」
「いや、自業自得の方がしっくりくる。」
「じゃあ、そういうことにしましょう。」
「あの、お二方?わたくしを忘れてはおりません...?」
いや、だったらどっか行けよ...
「安心しろ、元から気にも留めてない。」
「ごふっ!?」
「そういうことみたいよ、ベール、愚痴があるならあとで
聞いてあげるわ。」
「このわたくしを...無下にするなんて...」
「むしろ無下以外に...「やめなさい影、ベールのライフはもう0よ。」...わかった。」
転化させても面倒だしな...
「悪いわねベール。影が容赦なくて。」
「そういうわけで。」
足早に外に出る俺がいた。
さてはて、大抵この流れならお察しできるだろう、
帰り道の途中に公園がある。もうわかるだろう。
「あ、お兄ちゃん!」
「おねーちゃんもいる...」
「なになに、でーと?」
「うっさい...!//」
我が愛しの妹達がいたのだ。
「これはなんだ、まぁ、いいんだけどね。」
「あなたは本当に人の好き嫌いが明確ね。」
「あはは、そうだな。」
「そうだ、お兄ちゃんも一緒に遊ぶ?」
「遠慮しとくよ、今日はデートだから。」
「ふーん、わかったよお兄ちゃん。」
「んじゃな...」
ふぅ、どうにかそろそろ家路につける。家に帰れば後は平和なんだがな...
「フラグか、下らんな。」
ん?このどっかで聞いたことのあるような人を見下してうこの声は...
「いや、知り合いに会うとかそういうレベルの邂逅じゃないよね、
絶対いろいろおかしいよね...そう思うよね、ブラン。」
「えぇ...何故よりにもよって...」
「アナザーさんがいるんですかねぇ、紅次元はどうしたのさ一体。」
「知らん、気づいたらまたこんな所に放り投げられていた。」
「はぁ...(一体誰の差し金だ...作者か、作者なのか!?)」
サーナンノコトカナー
「己作者ぁぁぁ!?」
「影、いきなり叫ばないで...」
「あ、悪い、けど作者の奴...オンドゥルルラギッタンデスカ!?」
「何をほざいているのか知らんが...あまりにも煩いと容赦しないぞ?」
「すいませんでした、すいませんでした...」
「というか...帰って、いいのよね、影が勝手に過剰反応しただけで...」
「この俺をアレルゲン扱いとは...いい度胸だな...」
「なんでそうなるんだよ...!」
あ、不味い、一触即発。こうなりゃ奥の手だ。
「はいブラン、買い物袋持ってー。」
「影!?ちょ、何しやがる!」
「お姫様抱っこ。悪いけど袋抱えてて。んじゃ、アナザー君、これにて失礼。」
「逃がすとでも?」
「逃げ切るんだなー。これが。」
カートリッジを使ってさらに加速。能力が解けたら...
「はい、到着。」
「これが...
「そ、はいはい、入ろう入ろう...」
無事、家に帰れた...