「突然ですがお兄ちゃん。なんでぱふぱふ、ぼいんが苦手なのですか?」
...頭を抱えたい。それは凍月 影という個人の闇に相応するからだ。
「確かに...それは気になりますわね、影さん。」
「なんでですか...?」
そしてこの俺が忌み嫌うものを持つ二人の追撃。
「説明しなきゃダメですかねぇ...」
「冷や汗かいてるわね...トラウマでもあるの?」
「Yes,I do. I have a story. It is very scary.」
「ねぷっ!?わたしが最も苦手な教科の英語!?翻訳して!こんにゃくあげるから!」
「この程度の英文くらい自分で訳しなさいよ!」
「えっと、訳すと、とっても怖い話があるみたいだよ。」
「おー、さすがネプギアだねー!」
「はぁ、なんでもネプギアに投げないの。で、本題はどうなのよ。」
「では話しますか、トラウマみたいなものもあるけど...」
「そしてまた私を膝上に乗せるのね...まぁいいけど。」
「こうしていないと精神異常をきたしそうだからさ...」
「それほどまでなのね...」
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さて、どこから話すかな。
俺が茜を失ってから別の担当に変わったんだが、そいつが
だいたいコンパ並みでなぁ、当時は大丈夫だったんだけど...
茜の話をするたびに、思い出す度に涙してたが...
あるとき延々と泣きじゃくってだな、俺の顔にある
通気口を全てあの忌々しき脂肪の塊に塞がれてだな...
気づいたら目の前に茜がいてな...
「って、それって、死にかけてるわね...」
あぁ、実際一回心肺停止までいったぽい。
「え、それマジ?」
マジマジ。じゃなくて、そこで茜に言われたのさ。
『うわー、えい君幸せな死に際だねー』
って。いやいや、俺は死にたくない、こんなのは幸せじゃない!
『だろうね、せっかく私が張った命も無駄にはされたくないし。』
そんな三途の川での会話のお陰もあって、どうにか生還することは出来たが...
「精神に深いトラウマが植え付けられた、というわけね。」
そ、気づいたら80くらいから上は駄目になってたのさ...
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「って、それ、私も駄目なんじゃないの!?」
「ノワールはある程度昔から知ってるから平気なのだと思われる。」
「そう思うとまぁ、納得してあげてもいいけど...」
「よかったねー、ノワール。友達いたねー。」
「あの程度の英文が読めない貴女には言われたく無いわよ!」
「うるさいよ...この話は心が疲れるんだ...」
「それよりも、影。もう立ち上がっていいかしら...?」
「特に急用がなければこのままでいてください...」
「はぁ、わかったわ、影。もう少しだけいてあげるわ。」
「ありがとう...」
死にかけた思い出というものは苦しいものだな。
「それが、理由ですか...」
「腑に落ちましたわ。しかし、もう少し柔和に対応していただきたいですわね。」
「嫌です。」
「んなっ...即答ですの...!?」
「そ。80以上に慈悲はない。」
「ベール、現実というものは残酷よ。」
「This is reason of my hate.」
「hateで、あっているんでしょうか...」
それを言わないでくれよ、ギア。