人間だけど私は魔化魍を育て、魔化魍の王になる。   作:創夜叉

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はい。お待たせしました。
今回で覇王龍さんとのコラボ編の話は終了です。
そろそろ夏が終わり、秋が近づいてきました。口笛を吹くとよく響く私の好きな季節です。今回は、最初は宴会、中盤はあるキャラの話、最後は別れです。
では、どうぞ。


拾 別れの時、さらば赤髪の男

 72柱の悪魔魔化魍 オセとの戦いが終わり、妖世館では。

 

「僭越ながら王の代わりにこの白がやらさせて頂きます。えーーーでは、我々の勝利を祝して乾杯!!」

 

家族全員

【【【【【【乾ーーー杯!!】】】】】】

 

「「「「「「乾ーーー杯!!」」」」」」

 

 猛士以外での初めての魔化魍同士の戦いでの勝利を祝った宴会が開かれていた。

 料理は勿論、みんなの勝利を信じていたおっちゃんと茂久さんが腕によりをかけて準備してくれたピザや焼き鳥、おつまみ。それと何処からか持ってきた大量の酒類と子供用のジュース。

 戦闘員達が配膳や切れた飲み物のお代わりなどもしていたが、途中から私が『宴会に参加しなよ』と言って宴会に参加した。今では–––

 

「「「「……………」」」」

 

「「ううう」」

 

「「呑み過ぎです」」

 

 酔い潰れたのか、ぐわンぐわんと頭を揺らしながら、4人並んで樹に寄りかかる眼魔コマンド。そのすぐ横には同じように酔い潰れて、呻き声をあげる2人のクローズとそれを介抱しているクローズ。

 

「あははははは、本当ですか?!」

 

【本当だ。この頭蓋骨で酌するとな美味いだよ!!】

 

 ヒトカラゲは様々な場所で呑んでおり、此処には骸と一緒に呑んでおり、陽太郎さんから貰った水晶の頭蓋骨の1つで飲む酒は美味いという話をしている。

 

「ああん? 私の酒が飲めねえってのか!!」

 

灯籠

【いえ、そういうわけじゃあ……】

 

「じゃあ、呑め!!」

 

灯籠

【えええ】

 

「まあまあ、ここは私が酌をさせて頂きます」

 

「おお悪いな!!」

 

ボソッ「早く、離れた方がいいですよ」

 

   灯籠

ボソッ【感謝します】

 

 灯籠は絡み酒をする沼御前から助けてくれたヒトカラゲに感謝しながらその場からヒソヒソと歩いて離れた。

 

「美味い、美味い」

 

「当たり前だ。なぜなら〜それは私の「はいはい。特製竹でしょ」……そうです」

 

「睡樹様、お代わり」

 

「それしても、この短時間でよくこんなのが作れたな、ええと?」

 

「睡樹……だよ」

 

「そうだそうだすまんな」

 

 残った2人のヒトカラゲと幽吾さんの仲間の万年竹と二口女が睡樹の作った竹の煮物を食べて、感想を語っていた。

 

「うん? 王、何処へ?」

 

 酒を呑んでいた白が急に立ち上がった幽冥に質問する。

 

「少し、風に当たりね」

 

「ならば、護衛として」

 

 白はそんな幽冥に着いていこうとするが酒の呑み過ぎなのか、足が縺れてそのまま、尻餅をつく。

 

「そんな酔っ払ってるのに無理しないで、1人でも大丈夫だよ」

 

「し、しかし〜」

 

「じゃあ王の命令。ここで待ってて」

 

「そ、そんな〜」

 

 幽冥は泣きそうな声を出す白を置いて、そのまま宴会場から離れる。

 

 幽冥は別に酒を呑んでいた訳ではないが、その酒気に当てられて酔ったような状態になったので、風を当たりに宴会から少し離れた場所に来た。そして、何もない地面に腰を下ろして、手で顔を仰ぎながら酔いを覚ましていた。

 

 すると、幽冥の前にバチバチと青い電光が迸り、空間が少しずつ歪んでいく。酔いが覚めていなくても異常だと分かる幽冥は以前戦ったオセとは別の悪魔魔化魍の攻撃かと思うが、結果は違った。

 歪んだ空間に現れたのは、光すらも呑み込む宇宙の黒い穴のような黒い渦だった。

 幽冥はそれを見て気付いた。それは零士と幽吾たちをこの世界に送り込んだ謎の黒い渦だった。黒い渦はゴゴゴという音を出しながらその場に存在していた。

 そして、黒い渦の中から風で飛ばされてきたかのようにひらひらと何かが落ちてきた。

 幽冥は落ちてきたものが何かと見ると、それは一通の封筒だった。落ちている封筒を手に取り、中の物を落とさないようにされていた封をピッと指で切り、中から丁寧に折りたたまれた手紙を読んだ。読んだ直後に手紙を綺麗にたたみ、そのまま宴会の会場にいる零士と幽吾たちの元に向かった。

 

「大変だよ。大変!!」

 

「おお。どうした幽冥。ちょっと悪いが、そこの酒を注いでくれないか?」

 

「ああ、それは後でやりますけど、今はこれを聞いてほしいの出来れば零士も一緒に」

 

「零士も? 分かった俺が連れてくるよ」

 

 そう言った幽吾は遠くで、家族と呑んでいる幽吾の襟を掴むと、無理矢理引っ張り、ぐへっという声と共に引きづられてそのまま幽冥のいる場所に戻ってくる。

 

「何をするんですか!?」

 

 無理矢理首を掴まれて引きづられればそれは文句の1つも上げたくなる。

 

「まあ、理由は幽冥が説明してくれと思うし、まあ、そのまま座ってろ」

 

 だが、幽冥からその理由を説明されると聞いて、渋々納得して幽冥の方に顔を向ける。幽吾のやった事で零士に苦笑するも、幽冥は折りたたまれていた手紙を広げて、目の前にいる零士と幽吾にその内容を伝えるために読み始める。

 

「言い、よく聞いてよ。『これは君達の居た世界に通じる入り口だ。渦に入れば、君たちがこの渦に入った時と同じ時間に戻れる。渦は明日の正午に消滅する渦に入らなければ、2度と元の世界に帰ることは出来ない』と………私はもしも元の世界に帰りたいと言うなら別に引き止めはしないし、考えは各々の自由。

 だけど、絶対に後悔をしない選択してください。私はその選択の意思を尊重します」

 

 幽冥は手紙に書かれていた文に書かれていることをそのまま零士や幽吾たちに聞かせ、読み終わると自分の考えを伝えた。それを聞いた零士と幽吾、そしてその家族と仲間はどうするかと悩んだ。そして、零士とその家族はそのままこの世界に残ることを決めた。一方、幽吾とその仲間は元の世界に帰ると言った。

 明日の正午。それが幽吾たちがこの世界に居られる時間だった。

 

SIDEヌリカベの妖姫

 明日で私は自分の居た元の世界に戻る。それまでに、この世界に留まるのかそれとも元の世界に戻るのかを決めねばならない。

 時間の少なさに焦りを覚え、フラフラと館の中をあっちへこっちへと歩く。

 

 フラフラと歩き続け、私は少し作りの違う扉を見つけて、その中に入った。

 そこは変わった部屋だった。部屋の中は、質素だった。適度に掃除されているのか埃は1つもないが、置かれている物も少なかった。簡素な布団、一般的な大きさの箪笥、ポツンと置かれた置き時計といったものが置かれている。

 そして、1つだけ、他とは違うように置かれている物があった。それは、南国に生えるヤシから生るヤシの実を小さくしたようなペンダントが赤い布の上に綺麗に置かれていた。私がそれに手を伸ばそうとすると–––

 

「人の部屋に許可なく入るのは不躾だと思いますよ」

 

 後ろから聞こえてきた声に驚き、後ろを見ると、扉に寄りかかるようにして立ち、私をジッと見つめるクラゲビの妖姫こと赤がいた。

 

「す、すいません勝手に入ってしまい」

 

「………はあー。いいよ鍵を閉めていなかった私が悪いし、今回のところは何も言わないわ」

 

「ありがとうございます」

 

 赤が扉を閉めて、そのままヌリカベの妖姫を引っ張り、床に無理矢理座らせる。

 

「それで、どんな悩みがあるの?」

 

「え?」

 

 突然の質問に驚き、ヌリカベの妖姫は驚きの声をあげる。だがそれに対して赤は。

 

「いや。そんな明らかに悩んでますって顔をされたら誰でもそう思うわよ」

 

 ヌリカベの妖姫は観念したというような感じで話し始める。

 

「私は貴方達の王。いや安倍 幽冥様に恋をしているんだと思います」

 

「ふ〜〜ん」

 

「………えっと、自分で言うのもなんですけど結構すごいこと言ったと思うんですけど」

 

「ああ別に凄いことにじゃないよ。だって私も王にはそういう気持ちがあるからね」

 

「ええええええ!!」

 

 赤の口から言われた事に驚くヌリカベの妖姫。次に赤の言ったことで更に驚く。

 

「それに王に恋しているのは私だけじゃないよ。少なくても他に3人はいるよ」

 

「3人もですか!?」

 

「ええ」

 

「………そうですか。やはり、王というからにはそれ程の魅力あるんでしょうね。その3人、いや赤さんも含めたら4人に比べたら私のような地味な姫には見向きもしないんだろうな。

 はあー、やっぱり私は幸薄な不幸な妖姫なんだろうな、それだったら元の世界に戻って幽吾さん達と旅を続ける方がいいかもしれませんね。ふふふふふふ」

 

 目に見えて落ち込み、明らかにヤバいオーラが出始めているヌリカベの姫に赤は見かねてか。

 

「…………じゃあ、そんな同じ人が好きな貴女に私から一言言わせてもらうわよ」

 

「ふふふ………え?」

 

 赤の言葉を聞きヌリカベの姫のオーラは自然と薄くなっていき赤はそんなヌリカベの姫に向けて言った。

 

「自分の胸の気持ちに正直になりなさい!!」

 

 赤のその言葉を聞いたヌリカベの姫はポツンと空いていた胸の穴にストンと何かがはまったような感じがした。

 

「………ありがとうございます」

 

 ヌリカベの姫は、そのまま礼を言うと扉を開けて何処かに向かって走り去った。

 おそらく、胸の内に決まった事を仲間に伝えに言ったのだろうと赤は考えた。そして、赤は走り去ったヌリカベの姫の背中を思い出しながら呟いた。

 

「あーあー、またライバルが増えちゃうんだろうな」

 

 だが、そんな事を呟いている赤の顔はどこか嬉しそうだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、別れの時が来た。

 

SIDEOUT

 

 太陽は既に真上辺りまで昇った時間。妖世館の入り口の近くに現れた黒い渦は最初の時に比べると少し小さくなっていた。黒い渦の前には自分たちのいた世界に戻るために幽吾達がおり、それを見送るために一部の家族と零士たちがいた。

 

「元気で過ごしなさい」

 

「うん」

 

【大丈夫だ、それよりも、元気でな】

 

「…………ああ」

 

 沼御前はここに残る事を決めたヌリカベの姫に別れの言葉を言い、ヌリカベの姫の側にいたヌリカベは片車輪に別れの言葉を言い、沼御前と片車輪は黒い渦の中に入る。

 

睡樹

【こんなに…いっぱい……本当…にいい……の?】

 

「いいとも。なぜなら〜君の育てた竹を食べて思った。この竹は私が育てたものよりも美味い。この特製竹をさらに君が高めるとみた。これはその投資みたいなものだ」

 

睡樹

【あり……がとう!!】

 

 睡樹は万年竹から昨日作っていた竹料理に使った竹の苗を数本貰っていた。感謝の言葉を聞いた万年竹は、睡樹に手を振りながら渦の中に消えた。睡樹は早速、受け取った苗を埋めに畑の方に走っていった。

 

三尸

【最後の最後にやりやがったな!!】

 

「逃げろぉ!!」

 

 家鳴りは追いかけてくる三尸から逃げるために急いで渦の中に飛び込み、そのまま消えた。

 渦の方を睨むも、直ぐにやめて尻尾にある提灯を見る。そこには、油性で書かれたハートマークがあり、尻尾を見た三尸は溜め息を吐いた後にとぼとぼと妖世間の方に戻った。

 

「お世話になりました」

 

「いいや。世話になったのはこっちだ。店手伝ってくれてありがとうな」

 

【本当だよ。いや〜助かった】

 

 おっちゃんや憑と喋るのは、この妖世館にいる間、茂久とおっちゃんの店の手伝いをしてくれた二口女だ。

 

「良いんですよ。あ、それとお礼とかは要りませんからね」

 

「まあ、君はいいかもしれないけど僕達は君にお礼をしたいだよ。そこでだ。乱風」

 

乱風

【よっと、これはそのお礼です】

 

 茂久に呼ばれて来た乱風が咥えているのは、大きな風呂敷だ。乱風は二口女の側に立って、その風呂敷を二口女の前に突き出す様に出す。

 

「これは?」

 

「俺たちの作ったもんさ、向こうに着いた時に食いな」

 

「ですからお礼は要らないと」

 

「いいや。これはお礼じゃねえ。あんた達が向こうで食べれる様に作った弁当さ」

 

「弁当?」

 

「まあ、一般的な弁当とはちょっと違うけど。これなら君も断れないと思ってね。君個人だけじゃなく。君の仲間の分もあるんだから」

 

「はあーー。そこまで言うなら分かりました」

 

 二口女は風呂敷を乱風から受け取り、そのまま渦の中に消えていった。

 

【あやつが元気にやってることが分かって。良かった、すまんがこれをあいつに渡してやってくれ】

 

美岬

【これは?】

 

 美岬は然王から渡された少し汚い白い包帯の様な布で覆われた物を渡され、それについて質問すると。

 

【あやつに渡せば分かる。それまでよろしく頼む】

 

 然王は『あやつ』と言う誰かに渡せば、分かると言って、そのまま頭を下げる。

 美岬はその姿を見て、渡された物を置いた後に言う。

 

美岬

【分かりました。必ず渡させてもらいます】

 

【ありがとう】

 

 然王は美岬に礼を言って、渦の中に入った。

 

「世話になった。この刃は餞別に貰って欲しい」

 

荒夜

【しかし、その刃はかまいたち殿の身体の一部であり武器だ。それを貰うなんて】

 

 かまいたちが話していたのは、荒夜だ。彼とは、この妖世館で世話になっている際に新技の開発の手伝いをしていた。また、かまいたち自身も新たな技を身につけて、お互いに良い鍛錬になったと思っている。だが、かまいたちは自身の腕でもあり武器の刃を折り、荒夜に渡そうとしていた。

 

「心配するな。刃はまた生える。それにあの新技は2振りなければ使えない。なら、この刃を使って小太刀を作ってくれれば、それが君の力になる。新技が出来たのは君との鍛錬のお陰だ。だから受け取って欲しい」

 

荒夜

【そこまで言われては仕方ない。この刃はありがたく頂戴する】

 

 そう言った荒夜はかまいたちの刃を受け取り、それを見たかまいたちは風と共に渦の中に消えた。

 

【本当にありがとうございました!!】

 

【お役に立ったようで良かった。まあ、お陰でこの通りだけど】

 

 そう言ったカワウソの背中の甲羅は本来ならズラリと並んでいる大量の棘が1本も無くなっていた。これの理由は、蝕は薬作りの一環で、カワウソの背にある甲羅の棘を『薬になるかもしれない』と言って、砕いた粉末を『ある薬』に混ぜた結果、劇的な変化を起こした。その結果を知った蝕は交渉して可能な限りの棘を貰おうとして、結果的にはカワウソの甲羅の棘は全て蝕の薬の材料となった。

 

【す、すいません。ほんの少しだったのに結局全部抜いてしまい】

 

【まあ、ほどほどにね】

 

 そう言ったカワウソは何処か蝕から逃げるように渦の中に入り、消えた。

 

 大かむろは、のそのそと渦に近付こうとすると、その足を止めるように3つの影が現れる。

 

「蛙さん蛙さん」

 

「これ、プレゼント」

 

「みんなで集めたの」

 

 現れたのは、ひなと波音、潜砂の3人だ。彼女達が大かむろにプレゼントを渡す理由はこの妖世館にいる間、大かむろはこの3人の面倒をよく見てくれていた。

 それを見ていた黒が3人にお礼を渡してと言い、3人は妖世館の側にある山で花を見つけて、それを束にして花束を作った。代表のように色鮮やかな花束を持って大かむろの前に出るひなが大かむろに花束を差し出す。大かむろはひな達の側に寄り、花束を小さな手で持つと、ひなはその手を離し、3人揃って、嬉しそう顔をしていた。

 大かむろは、受け取った花束を大事に持ちながら渦の中に入った。

 

 仲間達が黒い渦に入って、最後の1人になった幽吾は渦に入る前に幽冥達の方に顔を向けた。

 

「世話になったな魔化魍の王。それから魔化魍達、ほんの少しだけだったが楽しかったぜ。そして、そこの少年」

 

「!?」

 

「次会う時は、もっと強くなってろよ」

 

「はい。強くなってみせます。貴方よりも」

 

「…………ふふふ、ははははは!! 俺よりも強くか大きくでたな。なら、その言葉を必ず実現しろよ。………じゃあな。またいつか会おうぜ」

 

 笑いながら幽冥たちに別れといつかの再会の言葉を言った幽吾は密かに零士の肩に座るハハマナコこと零華に別れの視線を送り、ハハマナコはそれに気付いて、手を振る。幽吾はそれを見て黒い渦に入った。渦は幽吾が入るのを待っていたかのように徐々に小さくなっていき、やがてその姿を完全に消した。

 こうして、赤い髪の青年とその仲間達は、仇の敵を追うために自分たちの世界に帰り、残った白髪の少年とその家族、赤髪の青年の仲間だったヌリカベの妖姫とヌリカベは、幽冥の新しい家族となった。




如何でしたでしょうか?
今回のこの話で覇王龍さんとのコラボ回は終了になります。
零士達とヌリカベ、ヌリカベの妖姫は幽冥の家族になりました。
そして、今回の投稿でしばらく投稿を休まさせてもらいます。次回の章の見直し及び加筆と安倍家の魔化魍 肆の巻と安倍家の魔化魍 変異態&幻魔転身集 壱の製作をしようと思います。次回の投稿は今の所未定です。時間はかかるかもしれませんが、必ず完結させます。
こんな作者ですが、これからも人間だけど私は魔化魍を育て、魔化魍の王になる。をよろしくお願いします。

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