はじまり編、北海道編に登場する魔化魍の解説です。
友人からの助言でもう少し章分けして投稿します。
多大なネタバレが含まれてますので読む際はご注意ください。
新たにイメージCV追加。()はその声優が演じてるキャラクター。
更に髪や瞳、擬人態の容姿、戦闘法、特徴解説を追加及び改訂しました。
靴の情報のないキャラは白か黒、または解説キャラの髪色と同色の運動靴を履いてます。
灯籠の趣味の合成ジュース作りは穿殻の趣味に変えて、灯籠は100%天然野菜or果物ジュース作りに変えました。
2022年3月14日に二つ名追加。
ーはじまりー
◯白
名前:はく
種族:イッタンモメンの妖姫
属性:青
スタイル:突
一人称:私
容姿:黒の長髪、アッシュグレーカラーの瞳の三白眼、白と黒のヴィクトリアンメイド服を
着て、左腕にたっぷりとした布を巻いて、茶色のブーツを履いた女性
特徴:初めは、幽冥を自身の子(鳴風)の餌としてイッタンモメンの怪童子と共に襲うが、
イッタンモメンの怪童子が土門たちに捕食された後に幽冥が王と気付き、王を襲おう
とした罪で自害しようとするも幽冥に説得されて従者となった。
それがきっかけで幽冥に対しては同じ性別ながら恋愛感情を抱いてる。
幽冥が居ない時は代理で指示することが出来るが、本職は幽冥専任のメイド。また、
幽冥の指示をちゃんと実行出来なかった者に罰(お仕置き)を与えることもある。
家族のために無茶する幽冥や家族を心配する優しさを持つがこれは家族たちだけに対
してであり、敵対する者に対しては容赦が無く冷酷に冷徹に攻撃を行う。
イッタンモメンの妖姫らしい伸縮自在の脚を使った中距離攻撃と鉄扇を使った近接戦
闘を多用する。
妖世館の幽冥専属メイド兼護衛を幽冥に指名された際は誰にも見られないところで狂
喜乱舞していた(なおこの姿を不運にも目撃した従者戦闘員数名は数時間後に妖世館
の一室でボロボロの状態で発見される)。
幽冥の好物を姉の春詠から聞いて、作っては春詠から査定して貰っている。
戦闘:脚による中距離攻撃、鉄扇を使った近接攻撃
CV:原由実(アルベド)
〇土門
名前:どもん
種族:ツチグモ
属性:茶
スタイル:幻
分類:大型
鳴き声:グルルル
一人称:私
容姿:全身虎縞模様の黄金蜘蛛
二つ名:傀儡蜘蛛
特徴:家出をした幽冥と出会った最初の家族。
鳴風、顎と共に幽冥を襲ったイッタンモメンの怪童子を喰らう。
その後、土門と名を貰い家族となる。
小さな幼体魔化魍の面倒見がよく雛の遊び相手をする事もあるが、本人は疲れるので
あまり遊びたくない。妖世館の幽冥の部屋の屋根裏で過ごしている。
糸を使って、人間の身体を自由に操る『
ルの技を数多く持つ。
その姿をみた猛士は『傀儡蜘蛛』と呼んでいる。
本来のツチグモは大型魔化魍なのだが、扱う技の都合のせいか『縮小の術』で身体を
小さくして暮らしている。
非戦闘者や後方支援をする魔化魍の護衛や敵に紛れ込んでの同士討ちをする。
土門の身体で生成される糸は、並ツチグモの糸と違い、耐久性や伸縮性が高く、擬人
態に変化する魔化魍たちの新しい服類や様々な布製品に利用されている。
戦闘:糸による拘束、口から毒針、
擬人態:黄色のメッシュが入った黒髪にお団子ないしのポニーテール、黄土色の瞳、金と黒
の打掛を着た裸足の女性
CV:千本木彩花(静謐のハサン)
〇鳴風
名前:なるかぜ
種族:イッタンモメン
属性:青
スタイル:駆
分類:大型
鳴き声:ピィィィィィィ
一人称:私
容姿:燕の翼に脚を持つ糸巻鱏
二つ名:風切鱏
特徴:家出をした幽冥と出会った最初の家族で、白は育て親。
土門、顎と共に幽冥を襲ったイッタンモメンの怪童子を尻尾で突き刺し、磔にした。
その後、鳴風と名を貰い家族となる。
空を自由に飛ぶのが趣味で時折、雛や波音、潜砂などを乗せては『遊覧飛行』と言っ
て空を飛んでいることがある。
雲の上まで飛び日が沈む瞬間を見るのを楽しみにしており、日が沈む前には既に空を
飛び回っている。近親種族でもある兜とはよく一緒に空を飛んでいる。
尻尾を器用に使って洗濯物の乾燥をしており、黒の手伝いもしている。
主に敵の偵察をすることが多いが、敵に隙があれば奇襲も行う。
イッタンモメンという魔化魍の特性故に液体類の食物を好み、様々な食材を尻尾で搾
ってジュースを作っている。余ったものを合成ジュースを作る穿殻やそれらを転売す
る白蔵主にあげている(売上の一部は白蔵主がお小遣いということで鳴風に渡してい
る)。
戦闘:尻尾による一撃離脱戦法、上空からの奇襲、翼からの突風、
翼によるすれ違い切断突進
擬人態:水色のショートヘアー、薄縹色の瞳、白い服の上に水色のパーカーを着、灰色のミ
ニスカートを履いた幼女
CV:今井由香(アイちゃん)
〇顎
名前:あぎと
種族:オオアリ
属性:茶
スタイル:突
分類:大型
鳴き声:ギリギリギリギリ
一人称:俺
容姿:蜘蛛の複眼と脚を持つ白蟻
二つ名:白穴蟻
特徴:家出をした幽冥と出会った最初の家族。
土門、鳴風と共に幽冥を襲ったイッタンモメンの怪童子を喰らう。
その後、顎と名を貰い家族となる。
睡樹や命樹などの植物系の魔化魍と行動を共にすることが多く、妖世館の地下の障害
物を撤去する仕事を手伝ってもらっている。
地下界が出来てからは地下の仕事がなくなり代わりに妖世館周囲防衛のトラップ製作
を行なっている。
製作するトラップは自身の蟻酸を利用した落とし穴で、家族には設置してある位置が
分かるように仕掛けられている。
敵の偵察や敵を掘った穴に落として顎を鳴らした音で敵を混乱させて奇襲を行う。
蟲系魔化魍故かそれとも本人が嫌いなのかは不明だが、殺虫スプレーが嫌いで、それ
の形を見た瞬間に身体全体が青くなり倦怠感に苛まれ、頭痛に襲われる。更に吹き掛
けられたらその場でひっくり返り気絶する。数分ほど経てば、その場から退避しよう
とする位までには回復する。
戦闘:上顎による切断、口から蟻酸、掘った穴からの奇襲
擬人態:深緑の迷彩のベレー帽を被り、そこから覗く黒の短髪、松の葉色の瞳、左手に黒の
指抜きグローブ、迷彩柄の上下服を着て、黒の紐ブーツを履いた青年
CV:関智一(相良宗介)
〇崩
名前:くずれ
種族:オトロシ
属性:茶
スタイル:堅
分類:大型
鳴き声:ノォォォォォン
一人称:我
容姿:全体が岩のよう質感で側面に1つ目がある象亀の如き甲羅を持った犀
二つ名:岩躯犀
特徴:幽冥が父親を殺害した際に逃亡した母親を捕食するために現れた。崩が現れたことで
ビビった母親を容赦な轢殺して喰らった。
後に崩と名を貰い家族となる。
祖父が先先代の6代目魔化魍の王 ユキジョロウに仕えていたとのことで様々な術を
知っている。
『縮小の術』や『空間倉庫の術』、『強化の術』など数々の術を睡樹や潜砂などの産
まれて間もない若い魔化魍や幼体の魔化魍に伝授している。
また何処かに外出しようとする魔化魍の付き添いなど自ずから行ったり面倒見が良い
。
頑丈な身体を活かした仲間の盾役や岩に化けての奇襲または自陣営の防衛などをする
。
何か(幽冥関連のなにか)を失敗する度に白から全身をロープで拘束されて放置され
るお仕置きが苦手。
擬人態の見た目と喋り方で年寄りっぽく感じるが、実際の年齢は産まれて200年し
か経っていない(人間でいうところの15歳から20歳にあたる)。
戦闘:岩に擬態して奇襲、様々な術、某角川亀怪獣のような回転突進攻撃
擬人態:ほどよい長さの白髪、少し濁った白の瞳、白いローブを着て、茶色の皮ブーツを履
いた物腰の柔らかそうな老人
CV:矢田耕司(デッカードラモン)
〇睡樹
名前:すいじゅ
種族:コロポックル
属性:緑
スタイル:献
分類:等身大
鳴き声:シュルルゥゥゥ
一人称:僕
容姿:蕗の葉を頭の上に乗せ、縦に開いたハエトリソウの頭、ツタの腕、全身がツタで覆わ
れ、左脚に如雨露をツタで巻いてる人型
二つ名:眠呼草
特徴:白が見つけた館の隠し部屋の地下室で発見された人造魔化魍。
その後、睡樹と名付けられて家族となる。名の由来は睡眠を呼ぶ樹を略した名。
魔化魍でありながら人間を捕食することが少なくというか基本は、水を栄養源にして
いる。
だが、たまに幽冥や雛、捕まえた人間、捕虜から血を少し貰っているので、完全に水
のみを栄養としているわけではない。
自由在在に伸びるツタの腕を使って攻撃、防御、妨害などを行う。頭を撫でた人間の
眠りを誘い眠らせることあるがこれは能力ではなく睡樹の特技のようなもの。
山ウドを喰べたことで鑑賞植物育成や野菜栽培に目覚め、暇な時には保護者役の家族
を1人付けて、デパートや花屋などで鑑賞植物や野菜の種を購入している。
植物や野菜の健康度を知る能力を持ち、妖世館の鑑賞植物や野菜の管理をしており、
妖世館で出す料理の野菜のほとんどは睡樹が作ったもの。
白が居ない時では幽冥の護衛をしており身体をツタに変えて幽冥の服の下に潜んで不
審者を縛り上げたり、突然の攻撃から守ったりしている。
最近は、別世界の来訪者である万年竹から貰った『特製竹』の育成に勤しんでいる。
戦闘:口から溶解液、ツタによる吸血と拘束と防御、特殊系の術
擬人態:頭に蕗の葉をのせた黄緑色のおかっぱヘアー、光が少しない茶色の瞳、アイヌ民族
服を着て、皮靴を履いた少女
CV:広橋涼(乱崎雹霞)
〇黒
名前:くろ
種族:ヤマビコの妖姫
属性:緑
スタイル:突
一人称:私
容姿:黒のポニーテール、コーヒーブラウンカラーの瞳、白地のシャツの上に木こりのベス
トを羽織り、背中に斧を担いで、ベルボトムのジーンズ、地下足袋を履き上に灰色の
巻脚絆を着けた女性
特徴:羅殴をヤマビコの怪童子と共に育てていたが鬼に見つかり怪童子が殺され、追いかけ
てきた鬼に殺されかけるも突然現れた飛火が鬼を焼殺し、危機を脱する。
魔化魍の王の噂を聞き幽冥の元に訪れ、従者にしてくれと頼み幽冥の従者となる。
雛を誘拐しようとした人身売買グループとの戦いの前に黒という名前を貰う。
小さい子の面倒見がよく、雛や波音などから慕われている。
片言で喋るが、本人は普通に喋りたいので、直すために他の従者に協力してもらって
いる普通に喋れるようにする特訓をしている。
味方の補助や敵の後方部隊への攻撃といった敵の妨害を行う。
妖世館では雛や波音などの小さい子や幼体の教育係兼護衛と妖世館住人の衣類の洗濯
をしている。
後に春詠も教育係に加わり2人体制での勉強を行なっているが、雛たちは勉強を嫌が
って逃亡するので、どうすれば勉強と向き合ってくれるのかと悩んでいる。
戦闘:相手の力を利用したカウンター、斧を使った近接攻撃、口から超音波
CV:冬馬由美(芳川桔梗)
〇羅殴
名前:らおう
種族:ヤマビコ
属性:緑
スタイル:突
分類:大型
鳴き声:ウォォォォォ
一人称:俺
容姿:ザンバラ髪をした猿
二つ名:乱髪猿
特徴:黒に育てられたヤマビコ。
人身売買グループとの戦いの後に羅殴と名付けられた。
気配を絶つのが上手く、気付けば敵の肩の上に乗って聴覚を『毒音波』で破壊するえ
げつない攻撃や自身の餌となるクルミ状の何かを取るために喉に向けて貫手を行う。
家族の中ではかなり機械をイジれる為、妖世館内の家電が壊れた際は修理をしている
。
手先が器用で妖世館の一部内装の家具や子供用の遊び道具を作っている。
『擬人態の術』を覚えた後に、自身の腕がどの程度か確認するために田舎の村まで出
て自作したおもちゃを無償で配り、感想を聞いていた。
後に白蔵主が的屋の商売の手伝いとして店員として雇われ、食香と共に的屋を開いた
ら大繁盛。それがキッカケで大人気の的屋となり田舎の小さな祭りでは引っ張りだこ
の的屋となる。
戦闘:木の上からの奇襲、接近してからの関節破壊、毒音波による聴覚破壊
擬人態:白の鉢巻を付けたザンバラ髪、焦茶色の瞳、黒服の上に淡い青の法被を着、白の股
引、雪駄を履いた少年
CV:梶裕貴(シトロン)
〇飛火
名前:ひか
種族:キツネビ
属性:赤
スタイル:幻
分類:大型
鳴き声:コォォォォォン
一人称:私
容姿:2本の尻尾を持つ赤い狐
二つ名:赤火狐
特徴:幼体でありながら黒と羅殴を襲った鬼を一瞬で焼殺した実力の持ち主。
人身売買グループとの戦いの後に飛火と名付けられた。
燃やした人間の灰を集め吸い込んで喰べる灰喰らいの魔化魍。
行動基準が常に謎でその行動力は家族でもかなり上に位置する。気付いたら現れて、
気付いたら消えてるために、とある事で行動を共にするようになった葉隠以外はだれ
も何をしているのかは掴めていない。
だが、幽冥からの指示だった場合の行動は指示通りに行ってるため、白に怒られたこ
とがない。白も幽冥の指示をちゃんと実行しているため飛火には何も言っていない。
葉隠に恋愛感情を向けられているがそのことに全く気付いていない超鈍感。
赤属性の魔化魍だが、赤の魔化魍特有の水嫌いは無く普通に泳ぎ、僅かな間なら水中
でも活動できる。
羅殴に貰ったカメラをぶら下げて擬人態の姿で散歩するのが趣味。
戦闘:口から火炎、炎系の術、炎による撹乱戦法、炎を纏わせた尻尾による殴打
擬人態:黒いリボンで結った赤のツインテール、臙脂色の瞳、首からカメラをぶら下げ、襟
に朱色のフリルが付いた白のブラウスに黒のネクタイをつけ、緑と白の吉原繋ぎ模
様のミニスカート、腰から狐の尻尾を垂らして、黒ハイソックスで下駄を履いた少
女
CV:津田美波(ジャガー)
〇朧
名前:おぼろ
種族:ヤドウカイ
属性:黒
スタイル:駆
分類:大型
鳴き声:アオオオオオオオオン
一人称:私
容姿:三度笠を被った黒い狼
二つ名:三度笠
特徴:ヤドウカイ王種である5代目魔化魍の王イヌガミの実娘。
イヌガミが倒された後に四国に渡り、骸に出会い蛇姫やランピリス、眠眠と出会う。
ある時にふらりと東京まで擬人態となって出掛けた時に幽冥と出会い、魔化魍だとい
う正体を隠し友人となる。
遊んでる時に幽冥の右腕の
幽冥の噂を流し始める。
四国地方に戻ってからは四国地方の猛士各支部に現れてはベテランの鬼を殺しては喰
らってきた。
北海道編で想鬼との戦いで幽冥に憑依した実母であるイヌガミに会い再会の涙を流し
た。
幽冥と再会した後から擬人態で過ごすことが多く、幽冥によくくっ付いている。また
その姿を白が嫉妬して眺めてる。
従来のヤドウカイは『影踏み』という踏んだ影の持ち主の動きを止める能力を持つが
、朧は希少な『影潜り』という影に潜む能力を持つ。
戦闘:影に潜り込んでからの奇襲、様々な術、俊足を活かした連続攻撃
擬人態:三度笠を被る黒のポニーテール、相思鼠色の瞳、白い帯を巻いた黒の和服を着て、
草履を履いた女性
CV:石田ゆり子(サン)
〇骸
名前:むくろ
種族:ガシャドクロ
属性:紫
スタイル:突
分類:大型
鳴き声:ジャラララララ
一人称:俺
容姿:下半身が白骨化している頭蓋骨を咥えた独眼の蛇
二つ名:独眼蛇
特徴:元々は物好きな人間に飼われていたただの毒蛇。
無名の魔化魍に殺された飼い主の人間が喰われる姿を見たくないという想いで魔化魍
となった。
最初に喰らったのは飼い主の人間で、その頭蓋骨は大切に保管している。
ガシャドクロ種の白骨化してる部分は個体によって場所が異なり、骸の白骨化してい
る部分と独眼といわれる目の無いところは毒蛇だった頃に魔化魍に返り討ちにあった
名残。
朧と出会うまでは心に空いた隙間を埋める為に四国全土で暴れ、数多くの人間や魔化
魍を喰らっていた。
強者の頭蓋骨を集めるのが好きでその中には8人の鬼の末裔である『暴鬼』の頭蓋骨
も入っている。集めた頭蓋骨は戦闘にも利用されており、主に骨を媒体として戦う特
殊戦闘呪術『
幽冥のことになると歯止めがきかない朧によく振り回される苦労人。
ある世界で詫びの品として貰った色とりどりの『水晶頭蓋骨』を日が出ている明るい
場所で磨くのが最近の趣味。
戦闘:口から溶解液、
擬人態:ワインレッドの長髪をながし、ミカドイエローカラーの瞳で右眼に眼帯を着け、若
者寄りのラフな服装をした女性
CV:沢城みゆき(モードレッド)
〇唐傘
名前:からかさ
種族:カラカサオバケ
属性:銀
スタイル:幻
分類:等身大
鳴き声:カラララララ
一人称:僕
容姿:仮姿/石突きに蝙蝠の頭、親骨が蜘蛛の脚の傘または和傘
本姿/舌をダラリと垂らし、6つの複眼の蝙蝠の頭と下半身に蜘蛛の脚を模した翼を
生やした人型
二つ名:傘蝙蝠
特徴:失敗したという理由で封印され地下室の奥の倉庫に閉じ込められていた人造魔化魍。
仮姿で封印されていたので一見は和傘にしか見えず誰にも触れられて来なかったが幽
冥が『封印の札』を剥がしたことで復活し、唐傘と名付けられて幽冥の家族となる。
長年封印されてた影響のせいか周りに対してビクビクしているが、いざ戦闘になれば
、ビクビクしていたのが嘘だと思うような行動(相手の恐怖心を上手く利用して暗殺
)をする。
妖世館では屋根の裏側に巣を作りそこで過ごしている。
超音波で半径50mまでなら誰がいるのかを察知する能力を持ち、これによって半径
50m内に侵入した侵入者の報告をしている。
誰かに食事をするところを見られるのが苦手で、あまり彼の食事風景を見られること
はない。理由は『恥ずかしい』とのこと。
よく見ると身体の一部に別の札が貼られており、それがなんで貼られているかは不明
だが、これが剥がれると何かが起きるのだろう。
戦闘:糸による拘束、身体を高速回転して物理的な遠距離攻撃無効化、強化と特殊系の術、
超音波による索敵、翼から毒クナイ
擬人態:緑のリボンで後ろに結ったオレンジに近い金髪、黄緑色の瞳、口元をスカーフで隠
して、全身にピッタリ密着する服を着て、サンダルに似た靴を履いた少年
CV:内田夕美(マーレ・ベロ・フィオーラ)
〇暴炎
名前:ぼうえん
種族:ヒトリマ
属性:赤
スタイル:幻
分類:中型
鳴き声:ボオオオオオ
一人称:俺
容姿:頭に炎を灯した二足歩行の蜥蜴
二つ名:火蜥蜴
特徴:人間の他に炎を喰らうことができる変わったヒトリマ種の中でも人間より炎を喰らう
のが好きな偏食家ならぬ炎食家の魔化魍。
食す炎も自分が出した炎よりも他者が術で作り出した炎や他者が発火させた炎、人が
燃えることで生まれる脂混じりの炎を好む。
腕は無いと思われるが実際は身体にピッタリと密着して隠していて、『
う際に、密着させていた腕を使って炎を自由自在に操る。
頭の炎は温度調節可能で最低で1500℃で最高は4500℃に達する。
その身に炎を浴びれば浴びる程、頭部の炎が大きくなって気持ちが高ぶりパイロマニ
アと化して敵味方問わずに燃やそうとする危険な一面を持つ。
大抵は敵を燃やし尽くした後に少量の水(金盥一杯の水を3個分)を身体に掛ければ
気持ちも落ち着き元に戻る。
似た種族の三尸や爬虫類系の魔化魍と仲が良く『安倍家爬虫類家族の会』の会員で擬
人態の姿になり妖世館の地下第5界で集っている。
戦闘:口から火炎、
擬人態:橙色の髪、朱色の瞳、黄緑のタンクトップの上に黒いジャケットを着、黒い短パン
を履いた青年
CV:森久保祥太郎(奈良シカマル)
〇蛇姫
名前:へびひめ
種族:ラミア亜種 カンカンダラ
属性:黒
スタイル:突
分類:大型
鳴き声:ヒュウウウウウ
一人称:私
容姿:蛇の下半身に6本の腕を持つ女性
二つ名:六腕蛇姫
特徴:元は人間の巫女だったが、村を苦しめる大蛇退治の時に蛇に下半身を喰われ、どうし
よもないと思った村人が巫女の腕を切り落とし、腕の無い巫女を大蛇が飲み込んだ。
だがそれは巫女の家が強大な力を持っていた巫女を恐れて思案した計画でそれに気付
いた巫女が大蛇の中で怨みを募らせて魔化魍と化した。
その後に巫女を陥れた巫女の家の人間3人とそれに協力した村の人間3人を殺害し、
殺害した6人の左右どちらかの腕を奪って、自身にくっ付けた。
それから少し時が経った時に朧と出会い行動を共にするようになる。
今でこそ、その時の恨みは薄れつつあるが、ふとした拍子で当時の恨みを思い出して
暴走することがあり、近くに人間がいると殺そうとする。
鬼と戦った際に気に入った音撃武器があればそれを奪い取り、自分の武器にする。
巫女だった頃の名残か自分の製作した札や厄払いの道具を雛や波音などの幼い子に持
たせている。
戦闘:奪った音撃武器を使った攻撃、様々な術、6本の腕による拘束
擬人態:艶のある黒髪、オーキッドカラーの瞳、巫女服を着て、腕に蛇の刺青を入れ、緋袴
を履き、草履を履いた女性
CV:三石琴乃(イオリ・リン子)
ー北海道編ー
〇眠眠
名前:みんみん
種族:ツクモガミ異常種 エンエンラ
属性:銀
スタイル:幻
分類:中型
鳴き声:フアアアアア
一人称:僕
容姿:古パイプの火皿から出る所々が気体化してる白と黒のツートンカラーの獏
二つ名:煙漠
特徴:とある家の奥にあった古パイプが時を経てツクモガミと化し、更に異常種に進化した
。
現在は、ランピリスを『
1日の内、大半は古パイプの中で眠っているある意味、怠惰の化身。
古パイプを叩くと中から某アニメのランプの魔人の様に下半身を煙の状態で姿を現わ
し、戻す時には再び古パイプを叩くと中に戻って眠りだす。また『所有者』かそれに
準ずる者でないと古パイプを叩いても現れないし、あまりしつこいと叩いた者を喰ら
う。
のほほんとした性格だが睡眠時間が足りないときに出ると性格が一変し、冷酷無比で
残忍な性格へと変化する。古パイプに戻されると元の性格に戻り、眠り出す。
『所有者』であるランピリスと共に建物に潜入し、身体を煙に変えて周囲を漂い情報
を収集したり、建物の見取り図を煙で作ったりすることが出来る。
本人は否定するがかなり子供好きで、人間の子供だろうと子供のピンチには助けてく
れる。
戦闘:口から催眠ガス、幻術、全身を気体に変えて物理攻撃無効化、
古パイプを使った近接攻撃、古パイプの柄から煙の吹き矢
擬人態:白と黒のツートンカラーのディアストーカー・ハットを被った灰色の長髪、ティー
ルグリーンカラーの瞳のタレ目、口に古パイプを咥え、ハットと同じ柄のインバネ
スコートを着て、黒の長ズボンを履き、黒ブーツを履いた女性
CV:川澄綾子(アティ)
〇食香
名前:しょっか
種族:ヌッペフオフ
属性:茶
スタイル:堅
分類:中型
鳴き声:プルルルル
一人称:私
容姿:全身がプルプルした肌色の玉
二つ名:茶玉団子
特徴:魔化魍の食欲を刺激する体質と1ミリの破片からでも再生する驚異的な再生能力を
持った魔化魍。
朧と出会うまで札幌のふれあいの森で『迷子案内をする謎の玉』と噂されていた。
札幌に来るまでは、あらゆる地方を旅して、その最中で親や妖姫と怪童子のいない孤
独な幼体魔化魍を拾い、自分の体質を活かして再生する身体を幼体魔化魍の餌として
与え、成体になるまで育てた過去を持つ。
今でも各地方に育てられた魔化魍(乱風や世送も育てられた魔化魍)たちが行動して
いて、たまに食香に顔を見せにくる。
稀にその体質が原因で家族に勝手に捕食されることもある。
再生能力をフルに使って生み出した分体の物量によるごり押し戦法を行う。分体に潰
された敵は食香の身体に吸収され食香の身体の一部となる。
母性本能が強いせいか母親を無くした雛や元々存在しなかった波音の母親のかわりを
している。
後に雛は実祖母の紫陽花と同じ部屋で暮らすようになりそのことを喜び、雛の分も含
めて波音を可愛がっている。
戦闘:驚異的な再生能力による高速治癒、バラバラになった身体による物量攻撃
擬人態:黒混じりの茶色のボブカット、赤朽葉色の瞳、シンプルなデザインの丸眼鏡を掛け
、白のワンピースの上に肌色のエプロンを着、無地のスリッパを履いて、包容力が
ある少し膨よかな女性
CV:下屋則子(山田真耶)
〇拳牙
名前:けんが
種族:スイコ
属性:青
スタイル:突
分類:等身大
鳴き声:グガアアアアア
一人称:私
容姿:鯱の頭に虎の上半身で下半身が人間の人型
二つ名:水武虎
特徴:8代目魔化魍の王 シュテンドウジに仕えていた魔化魍で大尊の相棒。
元はスイコ種固有の液体化の能力に頼った戦い方をしていたが、とある人間に武術で
完敗。
音撃にも頼らずに武術のみで自分を倒した人間の武術に興味を持ち、長い鍛錬とその
時に戦った人間の協力で見事にその武術(酔拳)を極めた。
そして武術を始めるときに己の慢心を防ぐためにスイコ種の最大の武器である能力を
封じて、武術だけで戦うようになった。
しかし、自身との戦いについていける者に対しては封じた能力を解禁して戦う。
その経緯と覚悟を気に入ったシュテンドウジが自らスカウトし、シュテンドウジに仕
えるようになる。その少し後に大尊と出会い、大尊の相棒となる。
戦いの中で、将来に有望性のある鬼や天狗を殺さずに生かすことがあり、それが原因
で何人かの鬼や天狗を殺さなかったことがある。
そのことで大尊に注意されることが多いが、本人は気にしておらず、有望性のある敵
を生かして、大尊に怒られる鼬ごっこを繰り返している。
幽冥に武術を教えている。
戦闘:全身を液体に変えて物理攻撃無効化、中国武術、爪を鋲に変えた遠距離攻撃
擬人態:水色の弁髪、猛禽類の如き金の瞳、アフェランドラが描かれたチャイナドレスを着
て、木製の靴を履いて、全身の所々に傷が見え隠れしてる女性
CV:緒方恵美(ティア・ハリベル)
〇大尊
名前:だいそん
種族:ノヅチ
属性:空
スタイル:射
分類:中型
鳴き声:キュウウウウウン
一人称:私
容姿:蛇の頭部を持つ鰐
二つ名:吸引鰐
特徴:8代目魔化魍の王 シュテンドウジに仕えていた魔化魍で拳牙の相棒。
いつも拳牙の肩の上にのかっている。名の由来は某吸引力の変わらない掃除機。
経緯は不明だがシュテンドウジに気に入られて強引に仕えるようになった魔化魍
で、その後に拳牙と出会い相棒となる。
寡黙で自分の事をあまり語らず、現在のサイズも『縮小の術』で小さくなってる
為、本当のサイズは家族は誰も知らず、それを知るのはシュテンドウジのみであ
る。
そして、その秘密の理由はある悪魔魔化魍との関係があるらしい。
ものすごい勢いで空気を吸って、吸った空気を圧縮して砲弾のように吐き出して
戦う。また吸い込みで敵を引き寄せてそのまま捕食することもある。
基本的には他の魔化魍と変わらず人間を喰らうが、雑食。そしてその雑食に目を
付けた妖世館の清掃担当の赤によって掃除をして出たゴミや埃を食べて貰ってい
る。
出されたゴミや埃をスナック菓子感覚で喰べている。
戦闘:口からの空気砲弾、某吸引力の変わらない掃除機のような吸引攻撃
擬人態:黄色い帽子を被った青墨色の左のワンサイドアップ、縦に開いた瞳孔の曙色の
瞳、背中に赤のリュックを背負った水色の園児服を着た少女
CV:茅野愛衣(喜界島もがな)
〇跳
名前:ちょう
種族:アズキアライ
属性:青
スタイル:射
分類:等身大
鳴き声:ショキ、ショキ
一人称:あっし/でやす
容姿:青い作務衣を着て片手に笊を持った雨蛙の人型
二つ名:呪術蛙
特徴:北海道地方で『呪術蛙』と恐れられた魔化魍。
高い跳躍力と『吸血小豆』を使った遠距離攻撃、連続で放つ術などで敵を追い詰める
。
かなり荒れた性格だったが美岬の元に来てからは丸くなった。
戦闘中に余裕があると手元の笊の中にある小豆を研ぎながらを戦う。水は空気中の水
分を集めて作り出して小豆を研ぐ。
研いでる小豆は武器にも食料にもなる『吸血小豆』で血を吸えば吸うほど糖度が増し
、これを使っておはぎを作る。
憑に頼んで、跳専用の『吸血小豆』の菜園を妖世館の地下第1界内の端に作ってもら
った。
妖世館の地下第1界で『吸血小豆』の管理、地下第5界で和菓子作り、地下第6界の
大浴場の掃除も担当、王や幼体向けの術の教師もしており多忙な日々を送っている。
戦闘:吸血小豆を使った遠距離攻撃、様々な術、跳躍を活かした連続攻撃
擬人態:御召茶色の癖っ毛、薄花桜色の瞳、地肌の上に青い作務衣を着て、腰に小さな袋と
笊を付け、草履を履いた青年
CV:阪口大介(志村新八)
〇美岬
名前:みさき
種族:ヤオビクニ
属性:青
スタイル:突
分類:大型
鳴き声:なし
一人称:私
容姿:海豚の下半身の人魚
二つ名:呪刀人魚
特徴:『八百比丘尼伝説』の元になった魔化魍であり、東洋3大人魚魔化魍の1体で『呪刀
のヤオビクニ』と呼ばれている。
その正体は幽冥の前世の親友である沖野 美岬で幽冥の前世仲間では最古の転生者。
鍛治魔化魍であるイッポンダタラ(後の単凍)の鍛造した10本の『魚呪刀』を持つ
人魚剣士。
前世は男で幽冥に対して恋心を抱いていたが、転生して1度はその気持ちを忘れるた
めに結婚(平安時代の時)したが夫は流行病で亡くした。
その後に跳、屍王、常闇、葉隠と出会い、殺された荒夜と狂姫を人間から魔化魍にし
て北海道の誰も立ち入らない廃寺で暮らしていた。
魔化魍の王の噂を聞き、魔化魍の王が前世の親友だった幽冥だと分かり、猛士の北海
道第2支部を襲撃し、同日に襲撃を掛けた朧と組んで北海道第2支部を壊滅した。
剣技は平安時代の頃に結婚した夫からの多少の手解きと前世での経験が合わさった独
自の剣技。
前世を含めて久しぶりに出会った幽冥を前にかつての恋心が戻り、正妻に興味がなく
それを知った白と組んで幽冥を堕とす『恋同盟』を作った。
戦闘:強化と水系の術、様々な
擬人態:尼頭巾を被り、ウィステリアカラーの瞳、胸元に翡翠の勾玉のペンダントを着け、
黒い尼服を着て、右腕に紫の数珠を嵌め、ハイソックス状の足袋に下駄を履いた女
性
CV:喜多村絵梨(美樹さやか)
〇屍王
名前:しおう
種族:ミイラ
属性:茶
スタイル:幻
分類:等身大
鳴き声:ハハハハハ
一人称:我
容姿:仮姿/全身に包帯を巻いた人型または数センチ程の黒い虫
本姿/ヘラクレスオオカブトの頭部に黒い体躯、下半身を覆い隠す白い腰布、金と青
の装飾を身に付け、太陽を模した長杖を持つ
二つ名:金兜王
特徴:古代エジプトにいた『暴君』と呼ばれたファラオが自分にもしもの事があった時に作
られた世界最古の人造魔化魍。
守るべき民の苦しむ姿を見てファラオに反逆したが、反逆の罪で棺桶に閉じ込められ
てピラミッドの最奥に封印された。
長き時が過ぎ、ピラミッドに侵入した盗掘者によって屍王の入っていた棺桶が開けら
れて現世に復活する。
盗掘者たちを喰らい、ピラミッドの外に出た屍王は古代エジプトが滅びて、守るべき
民は存在しないことに気付き、エジプトを離れて日本へ訪れる。美岬と出会い友と呼
ぶ間柄になった。
猛士の北海道第2支部を襲撃した時に戦った衣鬼を気に入り、妃にする為に連れてき
た。
警戒心が高くいつもは仮姿で出歩くが、幽冥と衣鬼の前にだけは本姿で行動している
。稀に雛たちにせがまれて本姿を出すこともある。
『黒い何か』と呼ばれるものを操るがこれは屍王自体なんなのかは分かっていない。
王としての在り方を教える帝王学を幽冥に教えている。
妃とするために捕虜である衣鬼への貢ぎ物として手製のプレゼントや高価な服などを
贈っている。
戦闘:死体を仮姿の分体に変えての物量攻撃、土と特殊系の術、長杖を使った近接攻撃、
光を集めて長杖から放つ熱線
擬人態:茶色寄りの金のオールバック、緋色の瞳のつり目、太陽の長杖を持ち、金の装飾品
を身に付けた裸足の褐色肌の青年
CV:子安武人(オジマンディアス)
〇荒夜
名前:あらや
種族:ヤシャ
属性:茶
スタイル:突
分類:等身大
鳴き声:なし
一人称:私
容姿:黒い鬼の面を着けた鎧を身に付けた人型
二つ名:居合黒鬼
特徴:名のある武家の家の武士だったが、婚約者(後の狂姫)を救うために上司を斬り、逃
亡を図るが、上司の部下の待ち伏せを受けて婚約者共々殺される。
殺されて間もなかったため、美岬によって救われ魔化魍として蘇る。
狂姫を守るという意志のせいか数秒先の未来を見る能力を持ち、これに自身の剣技と
合わせて戦う。
人間だった頃は『閃居合流』という居合の免許皆伝の実力の持ち主だった。
狂姫と常に一緒に行動しているが、離れ離れになるとどんな障害も跳ね除けて、狂姫
の元に向かい、狂姫と再会すると『桃色ラブラブ空間』が形成されて、迂闊に近付く
と本当に発火する。
顔の傷は待ち伏せで殺された時の傷痕。
妖世館では家族の魔化魍や捕虜にした鬼を相手に戦闘訓練をしている。
とある世界で戦った男から『煉獄一閃』という技を授けられて、その技を基に派生し
た数々の技が後のさまざまな強敵を倒している。
戦闘:居合による近接攻撃、数秒先の攻撃を予知した反撃、閃居合流、
独自開発した様々な剣技
擬人態:濃藍の総髪、淡黄色の瞳のつり目、顔に斜め切傷があり、灰緑色の和服の上に白い
羽織を羽織り、白の足袋に草履を履いた青年
CV:小林裕介(ナツキ・スバル)
〇狂姫
名前:きょうき
種族:ハンニャ
属性:空
スタイル:射
分類:等身大
鳴き声:なし
一人称:私
容姿:白い鬼の面を着けた着物を着た女の人型
二つ名:狂弓姫
特徴:武家の武士(後の荒夜)の婚約者の姫が、殺された後に美岬に救われて魔化魍として
蘇る。
殺された後に蘇ったのが原因か人間に対して激しい憎悪を持ち、蘇って最初に行った
のが待ち伏せで自分たちを殺した者を殺すことだった。
その後にも度々問題を起こそうとするが荒夜に止められると落ち着きを取り戻した。
荒夜と一緒に行動するが、離れ離れになって半日経つと、思考が幼児退行して荒夜に
甘え始める。数時間ほど経つと『桃色ラブラブ空間』を形成して、幼児退行から元に
戻る。また幼児退行したその間の記憶は覚えていないらしい。
人間の頃は『先弓』と先読みの如き早撃ちを得意とする弓の達人で幽冥に弓術を教え
ている。
現在は、刺馬の上に乗せてもらって馬上弓の練習と荒夜との子供を欲している。
戦闘:大弓を使った遠距離攻撃、風と特殊系の術
擬人態:腰ギリギリまで伸びた竜胆色の長髪、薄紅梅色の瞳、首元に切傷があり、桃色の和
服を着て、青寄りの黒の女袴を履いて、白い足袋に草履を履いた女性
CV:水瀬いのり(レム)
〇常闇
名前:とこやみ
種族:ドラキュリア異常種 ドラキュリア・ディウォーカー
属性:黒
スタイル:突
分類:等身大
鳴き声:キキキキキキ
一人称:私
容姿:全身から赤い霧が出ており、頭頂部に蝙蝠の耳と背中に巨大な蝙蝠の翼を生やした女
性
二つ名:真紅霧姫
特徴:ルーマニアに住む吸血鬼のモデルとなった魔化魍。
ドラキュラに血を吸われた少女が苦し紛れにドラキュラの血を全て吸ったことで産ま
れた魔化魍。
その後に美岬に救われ、助けられた恩を返すために修行中に通りすがりの『影の国の
女王』に無理矢理『影の国』に連れてかれワンツーマンで槍の技や『ルーン魔術』を
教えられる。修行後は美岬の元に戻った。
人間の血を全て吸うことによって、眷属となる魔化魍 ヴァンパイアを生む事が出来
るが、今の所候補となる人間は居ない。
本来ドラキュラもドラキュリアも夜間にしか活動できない魔化魍だが、常闇は同系統
の魔化魍であるドラキュラの血を体内に取り込んだことにより異常種であるドラキュ
リア・ディウォーカーに変異したとされる。
また自分がディウォーカーだとは知らないので、周りにはドラキュリアと言ってるが
、日中を活動できるのはディウォーカーだけだと美岬たちは知っている。
戦闘:吸血、
ルーン魔術
擬人態:クリムゾンカラーのセミロング、アメジストカラーの瞳、胸元が少しはだけてる紅
色のドレスを着て、蝙蝠の羽を模した飾りのついたサンダルを履いた女性
CV:能登麻美子(スカサハ)
◯葉隠
名前:はがくれ
種族:クダギツネ
属性:緑
スタイル:幻
分類:中型
鳴き声:コン、コン
一人称:僕
容姿:竹筒に入った細長い体躯の白い狐
二つ名:竹筒狐
特徴:元は美岬が可愛がっていた白狐だったが、偶然負傷した美岬の血を舐めたことで魔化
魍となった。
竹筒は魔化魍化するときに偶々近くにあったもので、その中に入るのを気に入って以
来、竹筒の中で暮らしている。
竹筒の中で分体を大量に作り出し、それを戦闘に利用している。しかし大量に生み出
している分体はちょっとした衝撃に弱く、攻撃を受ければすぐ消えてしまう。
また、溜め込んだ分体を竹筒の中で自分に取り込む事で
する。
飛火に一目惚れしているが、なかなか気づいてもらえないので、竹筒の中に閉じこも
って落ち込んでいることがあり、飼い主の美岬に慰められている。
美岬の作る特製シリーズの料理の中で特に『特製油揚げ』が好きで1日3食全てこれ
でいいという程の美味しさらしい。
戦闘:強化と妨害系の術、幻術、竹槍の投擲、分体による物量攻撃または撹乱
擬人態:目元を隠すほど伸ばした黄緑の髪、蜂蜜色の瞳、首に収まるように巻いた枯草色の
マフラー、ダボダボな袖の青丹色の服を着て、紺のベルト付きハーフパンツを履き
、紐靴を履いた少年
CV:悠木碧(新ケロロ)
〇波音
名前:なみね
種族:アマビエ
属性:青
スタイル:献
分類:等身大
鳴き声:なし
一人称:私
容姿:下半身は薄緑色の魚で尾先が海老の人魚で淡いピンク色の髪に側頭部に朱色の海星を
着けてる
二つ名:知覚人魚
特徴:東洋3大人魚魔化魍の1体で『知覚のアマビエ』と呼ばれている。
少し先の未来を見る事ができる珍しい能力を持った魔化魍で、その能力故に猛士に生
きたまま捕獲しろという命令が猛士全支部に伝わっている。
元は赤以外にも、バケガニの怪童子やサザエオニの妖姫、シロウネリの妖姫、ショウ
ケラの怪童子、アカエイの怪童子と妖姫、ジュボッコの妖姫が居たが波音を守るため
に猛士北海道第1支部と戦い、死亡してしまった。
その戦いの中で負傷は負ったクラゲビの妖姫(後の赤)は唯一生き残った妖姫。
仲間を失うことに恐怖して無理に大人びた言動をしていたが、猛士北海道第1支部か
ら三尸たちが救出された事で無理をしなくていいと理解し、見た目相応の思考に戻っ
た。
雛編で紫陽花の住む屋敷を襲撃した楽鬼から雛を守る為に美岬から自衛のために譲渡
された『
雛の親友でよく遊び、カードゲームではよく勝つが、テレビゲームでは惨敗する。
勉強が嫌いな雛と潜砂の勉強を見るときは我儘な妹を窘める様に注意しながら勉強を
教えている。
戦闘:様々な術、未来予知による味方の補助
擬人態:黒のウェービーヘアー、フォゲットミーノットカラーの瞳、白のブラウスの上に青
に近い紺色のポンチョを羽織り、水色の波模様の靴下を履き、焦げ茶のストラップ
シューズを履いた少女
CV:伊澤詩織(華風流)
◯鋏刃
名前:きょうば
種族:バケガニ
属性:青
スタイル:突
分類:大型
鳴き声:ンキィ、ンキィ
一人称:私
容姿:背中に藤壺を付けた蟹
二つ名:巨鋏
特徴:猛士からバケガニの怪童子と共に波音を守っていた魔化魍。
育て親であるバケガニの怪童子は戦いの最中で死亡。
重そうな見た目とは思えない俊敏な動きで行動し、背後から強襲する。
背中の藤壺はいつの間にか生えていて、戦闘に役立つのでそのままにしている。
穿殻と浮幽で組むことが多く、穿殻が防御で、浮幽が場の撹乱を担当して、自身は攻
撃を行う。
喋ることがなく鳴き声をあげるか長鋏を振って返答する。『無口で何を考えてるかは
分からない』と波音に言われている。
幼体だった頃に船から自身を助けるためにバケガニの妖姫が身を挺して、船から守っ
てくれたが、バケガニの妖姫はその事故で死亡。以降、船に対して憎悪を抱いている
。
だが、とある世界で沈めようとした船が魔化魍化することに気付き、沈めず妖世館に
持って帰ってきた。
妖世館の地下第2界で暮らしているが、地下第5界にある日本料理の料亭で擬人態の
姿に割烹着を着て無口な女将をしている。
戦闘:口から溶解泡、鋏による近接攻撃、藤壺から溶解液
擬人態:右側頭部に蟹の鋏の髪留めを着けた朱色のポニーテール、パールグレーカラーの瞳
、袖をタスキで縛った薄紅色の和服を着て、紺色の袴を履き、下には白い長靴下に
雪駄を履いた女性
CV:榊原良子(クシャナ)
〇穿殻
名前:せんかく
種族:サザエオニ
属性:青
スタイル:堅
分類:大型
鳴き声:ヒュルルルル
一人称:僕
容姿:巨大な栄螺の殻に蹠面から生える4本の触手に鯱の頭が着いてる
二つ名:巻貝城
特徴:猛士からサザエオニの妖姫と共に波音を守っていた魔化魍。
育て親であるサザエオニの妖姫は戦いの最中で死亡。
硬い殻で味方を敵の攻撃から守り、4本の触手は斬られても再生する。
鋏刃と浮幽と組むことが多く、鋏刃が攻撃、浮幽は場の撹乱を担当して、自身は防御
を行う。
自他共に認めるネガティヴとその巨体が嘘かのように存在感が薄い。
竹鬼との戦いでは、他のメンバー殆どが空を飛べて、合図を確認できるのに自分だけ
地中にいた為に地面の上から聞こえた衝撃音でやっと戦闘が再開したことに気付き、
地面から出た後にシクシク泣いていた。
妖世館では鋏刃同様に地下第2界で暮らしている。
地下室の研究部屋で存在感を認識できる薬を作ろうとしているが、いつも失敗してい
る。
だが、幽冥や他の家族からすると失敗作の薬の方が役に立っている為、失敗作の薬を
幽冥や他の家族に提供している。
また薬品作りの一環でかファミレスで人間がよくやる合成ジュースを製作し試飲させ
ている。主な被害者は従者戦闘員たちで、きちんと感想を聞き、次の合成ジュースの
案を考える。
ただし、『美味い』と言えるジュースができる確率は某人造人間を機動させようとし
た時の確率と同じ位らしい。
戦闘:殻の棘による遠距離攻撃、殻による防御、口から水流、触手による連続攻撃、
触手による拘束
擬人態:ゆるふわな水色のセミロング、白寄りの茶色の瞳、鼻眼鏡をして、焦茶の服の上に
白衣を着、黄土色のミニスカートを履いた女性
CV:島本須美(泉かなた)
〇浮幽
名前:ふゆう
種族:クラゲビ
属性:赤
スタイル:射
分類:大型
鳴き声:ルルル、ルルル
一人称:私
容姿:プニプニとした身体で無数の触手の中から2本だけ赤と青の炎を灯す触手を持った浮
遊する海月
二つ名:赤青火
特徴:猛士から赤と共に波音を守っていた魔化魍。
波音を守っていた怪童子と妖姫たちと違い、育て親の赤は唯一の生き残り。
無数の触手を使ったトリッキーな攻撃や炎を使った遠距離攻撃を得意とする。
鋏刃と穿殻と組むことが多く、鋏刃が攻撃、穿殻は防御を担当して、自身は場の撹乱
を行う。
行動が母親のようで落ち込んでいる家族の元に向かい慰めてる姿がよく確認される。
波音や育て親でもある赤からも『お母さんみたい』と言われている。
上記の2人と違って、大気中の水分を取り込んでいる為に水が無くても長時間活動で
きる。水を苦手とする赤の魔化魍では珍しく海の中で成長して成体になるという特殊
な生態を持つ。
普通のクラゲビは触手先の炎は両方とも赤だが浮幽は何故か片方が青い。
基本的に鋏刃と同じ無口で、鳴き声や触手、行動で自分の意思を伝える。
若干天然の気があり。
戦闘:幻術、触手から火球連続攻撃、触手による拘束または吸血、
触手を擦り合わして炎を起こす
擬人態:赤と青のアシンメトリーヘアー、薄藍色の瞳、全体的にゆったりとした桃色の服を
着て、白のブーティを履いた女性
CV:イヴ(福圓美里)
◯昇布
名前:しょうふ
種族:シロウネリ
戦闘:黄
スタイル:突
分類:大型
鳴き声:フシュルルルルル
一人称:俺
容姿:蛇の様に細い鱗が並ぶ身体に頭部に鹿の角、鼻先に犀の角を生やした白龍
二つ名:白帯龍
特徴:猛士からシロウネリの妖姫と共に波音を守っていた魔化魍。
育て親であるシロウネリの妖姫は戦いの最中で死亡した。
波音を守る最中で猛士北海道第1支部に捕らわれて度重なる実験の結果、本来の姿と
はかけ離れた禍々しい姿に変わり、猛士北海道第1支部の研究員に操られるが幽冥の
活躍により元の姿に戻ることができた。
意識がなかったとはいえ王に襲い掛かった事を後悔していて、波音たちに愚痴ってる
。
食生活は大尊と同じ雑食で更にいうなら汚水を好んで飲む。汚水から有害物質のみを
取り出し、それを身体の中にある毒袋に溜め込んでいる。
その気になると放射能に汚染された水でも吸収する事が出来る。その結果…………コ
レは違う場所で紹介しましょう。
妖世館の上空を飛んで侵入者の確認を行う見張りを担当している。
戦闘:全身による絞殺、口から有毒物質、地面に潜んでからの奇襲、角からの電撃
擬人態:赤香色の天然パーマ、スカイカラーの瞳、首に白のマフラーを着け、上下青ジャー
ジを着て、スポーツシューズを履いた青年
CV:木内秀信(笹川了平)
◯赤
名前:あか
種族:クラゲビの妖姫
属性:赤
スタイル:突
一人称:私
容姿:赤のグラデーションがかかった茶髪、モスグレイカラーの瞳、首にはヤシの実を模し
たペンダント、黄色のラインが入った赤パーカー、白の十時マークが描かれたオレン
ジ色の巻きスカートを履き、サンダルを履いてる女性
特徴:猛士から浮幽と共に波音を守っていたクラゲビの妖姫。
戦いの最中で怪我を負っていたが幽冥によって傷を手当てされて、その時にヤシの実
を模したペンダントを貰い、赤と名付けられた。
自分が本来の姿を表していても気にせずに手当てしてくれた王に対して恋心を抱いて
いる。
白はそのことに気がついており、顔を合わせるたびに口喧嘩が絶えない(幽冥が来る
と仲良くしている風に見せている)。
長年、波音を守って戦ってきたため、妖姫従者の中で戦闘能力は高く、本来の姿であ
る妖姫の姿に戻っての戦闘においては白よりも強い。
妖世館の掃除担当で一部を本来の姿である触手の腕に戻して掃除をしている。
大尊や昇布、古樹などに掃除を手伝って貰っている。
掃除は得意だが、掃除以外の家事に関しては申し訳程度の成果しか出せない。
戦闘:十字槍を使った中距離攻撃、左腕の触手による拘束と連続攻撃
CV:水橋かおり(巴マミ)
◯三尸
名前:さんし
種族:ショウケラ
属性:茶
スタイル:堅
分類:等身大
鳴き声:クルルウウウ
一人称:俺
容姿:尻尾の先に提灯を付けた赤と黄色のオッドアイの二足歩行する蜥蜴
二つ名:提灯蜥蜴
特徴:猛士からショウケラの怪童子と共に波音を守っていた魔化魍。
育て親であるショウケラの怪童子は戦いの最中で死亡した。
兜と組むことが多く、兜が攻撃を担当して自身は防御と敵の妨害を行う。
波音を守る最中で猛士北海道第1支部に捕らわれて実験されていたが、世話係をして
いた調鬼が三尸を庇っていたお陰で昇布よりは被害が少なかった。
その時から自身が魔化魍だというのに面倒を見る調鬼に惚れている。
化け物となった志々田との戦いで調鬼、兜、南瓜、命樹と組んで志々田を殺す。
戦いの後に三尸と名を貰い、幽冥に直談判して調鬼の監視役を志願してその願いは受
理され、調鬼こと月村 あぐりと監視という名目で同室で暮らしている。
尻尾の提灯は季節によって色を変えて、春は桃色、夏は空色、秋は橙色、冬は白色と
色を変える。春の時の色は恥ずかしいので布で隠しているが、調鬼と一緒の時には布
を外している(調鬼がその色を気に入っているので隠せない)。
戦闘:尻尾の提灯による目眩し、爪による近接攻撃、皮膚の硬質化
擬人態:程よく後ろに纏めた橙色の髪、赤と黄色のオッドアイ、鬼灯の絵が背中に描かれた
和服を着て、白い足袋に雪駄を履いた青年
CV:浅沼晋太郎(西尾錦)
◯兜
名前:かぶと
種族:アカエイ
属性:青
スタイル:射
分類:大型
鳴き声:ピァァァァァァ
一人称:私
容姿:鷹の翼と脚を持つ赤鱏
二つ名:尾砲鱏
特徴:猛士からアカエイの怪童子と妖姫と共に波音を守っていた魔化魍。
育て親であるアカエイの怪童子と妖姫は戦いの最中で死亡した。
三尸と組むことが多く、三尸が防御と敵の妨害を担当して自身は攻撃を行う。
猛士北海道第1支部に捕らわれて音撃の耐久テストで実験されていた。その実験の時
に正体を明かした南瓜と知り合う。
化け物となった志々田との戦いで調鬼、三尸、南瓜、命樹と成り行きで組んで志々田
を殺す。
戦いの後に兜と名を貰う。
鳴風と似た種族で、人間でいうと親戚のような関係を持つ。
液体類を好むイッタンモメン種と異なり、アカエイ種の魔化魍は水分を限りなく抜い
た乾物のようになった人間を餌としている。
鳴風と似た趣味を持つが鳴風が日が沈む瞬間が好きなのに対して、兜は1ヶ月に1回
しか見せない満月が浮かぶ夜を見るのが好きで、その時に美岬の作った『特製団子』
を喰べながら月を見ている。
最近は、鳴風と共に空を飛びお互いのお気に入りの景色を見ている。
戦闘:尻尾の一部を銃弾にした遠距離攻撃、翼からの突風、羽根による遠距離攻撃
擬人態:赤混じりの金のセミロング、桃色の瞳、右耳に羽を模したイヤリングを付け、紺色
のセーラー服を着て、白の縦ラインの入ったミニスカートを履いた活発な女性
CV:釘宮理恵(アリサ・バニングス)
◯命樹
名前:みょうじゅ
種族:ジュボッコ
属性:緑
スタイル:突
分類:等身大
鳴き声:ユレレレレレ
一人称:自分
容姿:鋭い棘の仙人掌の頭部に古い樹木を思わせる身体と集まった根の脚の人型
二つ名:仙人掌人
特徴:猛士からジュボッコの妖姫と共に波音を守っていた魔化魍。
育て親であるジュボッコの妖姫は戦いの最中で死亡した。
五位と組むことが多く、五位が敵の妨害を担当して自身は攻撃を行う。
波音を守る最中で猛士北海道第1支部に捕らわれて五位と共に実験されていた。
拷問後に檻に閉じ込められるが、猛士北海道第1支部に襲撃を掛けていた鳴風に救出
されて重症の五位を鳴風に任せて、自身は今までのお礼を兼ねて志々田の部屋に向か
う。
化け物となった志々田との戦いで調鬼、三尸、兜、南瓜と成り行きで組んで志々田を
殺す。
戦いの後に命樹と名を貰う。
緑属性の魔化魍であるが、茶属性の魔化魍と似て砂漠地帯で育つ個体でもあり、頭の
棘で大気中の水分を集めて、それを自分の身体の再生に利用している。
また緑系の魔化魍が稀に持つ植物や野菜の成長を促す能力である『緑育』を持ち、妖
世館の鑑賞植物や野菜の管理を睡樹と共に行っている。
戦闘:仙人掌の棘による中距離攻撃、根の脚による近接攻撃、妨害系の術
擬人態:髪の一部が白くなっている黄緑色の短髪、淡黄色の瞳、白のシャツにオーバーオー
ルを着た少年
CV:宮下栄治(菅谷創介)
◯五位
名前:ごい
種族:アオサギビ
属性:赤
スタイル:射
分類:大型
鳴き声:チッチッチッ、チッチッチッ
一人称:俺
容姿:両翼に青い光を灯す鷺
二つ名:青光鳥
特徴:猛士から波音を守っていた魔化魍。
他の波音を守っていた魔化魍たちと違い、波音を守り始めたのはつい最近。
命樹と組みことが多く、命樹が攻撃を担当して自身は敵の妨害を行う。
波音を守る最中で猛士北海道第1支部に命樹と共に捕らわれて実験されていた。
命樹と違い、実験中の反抗的な態度に苛ついた研究員によって風前の灯火に近い重症
を負わされて檻に閉じ込められるが、猛士北海道第1支部に襲撃を掛けていた鳴風に
救出され、シュテンドウジに憑依された幽冥に治療されて完治した。
波音と出会う前にヨスズメ(後の幻笛)という魔化魍と行動していたが、とある事情
でヨスズメの元を去りその後で波音と出会った。
翼に灯ってる光は五位の空腹具合を見ることが出来て、光が小さい程、空腹を表して
いる。
洞窟で暮らす魔化魍故か、宝石がある鉱山かない鉱山なのか判別する特技がある。
戦闘:口から鬼火、羽根を膜の様にばら撒き機雷に変える、両翼の光を使った目眩し
擬人態:ボサボサな灰色の髪、淡黄色の瞳、首元にゴーグルをぶら下げ、薄鈍色の作業服を
上下に着て、右手に銅製のカンテラを持ち、安全靴を履いた青年
CV:松岡禎丞(ラバック)
ー幕間ー
◯蝕
名前:しょく
種族:キュウソ
属性:紫
スタイル:献
分類:等身大
鳴き声:チュッチュッ、チュッチュッ
一人称:私
容姿:頭に緑の頭巾を被った、二足歩行の鼠
二つ名:薬鼠
特徴:人の少ない路地裏で擬人態の姿で薬屋を営んでいる変わり者の魔化魍。
比較的に大喰らいの多い鼠の姿をした魔化魍にしては少食で、人間の腕1本で満腹に
なる。
人間との共存を夢見る平和思考の持ち主だが、それでも人間を喰べないと生存できな
い魔化魍という矛盾でどうすればいいのかと考えている。
自分の店の薬屋を地上げ屋に狙われ、その時に幽冥と睡樹、昇布に助けられて妖世館
に店を移して、そこを本店とし、元の店を支店にして『被疑人態の術』で姿を人間に
変えた従者怪人組に交代で店番して貰っている。
店によく来る男に惚れているが自分が魔化魍という事で中々好意を伝えられない。
店を開いていない時には自室に篭り、自身の身体を検体として様々な薬を開発してい
る。時折、研究が長引いて徹夜をすると思考が徐々に過激になる事があり、5徹夜に
なると暴走して、開発した薬を目に映った者に打ち込もうと襲い掛かってくる。
因みに薬の材料は家族の身体の一部や自然の毒物、人工毒物など様々。
薬を作る際に、周囲に散らばると危険な毒も扱うことから習得の難しい特殊系な術を
複数を何気に習得している秀才。
戦闘:強化と毒と特殊と妨害系の術、毒による広範囲攻撃
擬人態:緑の頭巾を巻いた栗色の髪、深緑色の瞳、質素な服の上に深緑色のブランケットを
羽織り、杖を持ち、革靴を履いた女性
CV:金本寿子(アトラ・ミクスタ)
◯乱風
名前:らんふう
種族:カマイタチ
属性:空
スタイル:突
分類:大型
鳴き声:ビュウウウウ
一人称:私
容姿:仮姿/青墨色の鼬
本姿/ケルベロスのように3つの首を持ち、それぞれ口に鎌を咥えている。その内の
左右の顔が半分が白骨化していて鬼火の灯った尾を持つ鼬
二つ名:暴風三首
特徴:食香に育てられた魔化魍の1体で、食香の事を『母上』と呼んでいる。
野間 茂久と焼き鳥のおっちゃんの店を狙う地上げ屋から守っている魔化魍で茂久の
作る『ピザを気に入って守っている』と言うが、実際は茂久に対して好意を抱いてい
る。
地上げ屋に店を狙われ、偶然居合わせた飛火と葉隠のお願いで動いた幽冥によって助
けられて店を妖世館に移してもらい名を貰う。
口に咥えてる鎌3本を週1で磨いている。そのうちの1本が最近、魔化魍に変異しそ
うなので新しい鎌を買うか鍛造して貰うかと、どうするべきか悩んでいる。
妖世館では茂久の手伝いをしながら、周囲の警戒、見張りなども行なっている。
擬人態の際に首に掛けているペンダントは食香と出会う前に一緒に居た恩人の魔化魍
の形見で、無くさないようにとペンダントに加工して肌身離さず持ち歩いている。
このペンダントに迂闊触れると彼女の逆鱗に触れることとなり、母親代わりであり事
情を知る食香もあまり関わらない。
戦闘:風系の術、風を身に纏って突進、鎌にを使った近接攻撃、突風の結界
擬人態:左右に白く染まった髪が紛れた青墨色のツインテール、朱色と白のオッドアイ、首
に何かの小指の骨のペンダントを着け、草原のような緑色のデールを着て、木靴を
履いた少女
CV:黒木華(雪)
◯憑
名前:より
種族:マビ
属性:赤
スタイル:幻
分類:中型
鳴き声:ボボボ、ボボボ
一人称:俺
容姿:狼の頭が付いた青い火の玉
二つ名:炎躯狼
特徴:野間 茂久と焼き鳥のおっちゃんの店に取り憑いてる魔化魍。
過去に鬼に追われた時におっちゃんに助けて貰い、そこから行動を共にしている。
店を狙う地上げ屋から守っており、報酬として焼き鳥のおっちゃんから焼き鳥と備長
炭を貰っているが、実際は報酬の話は建前で、本当はおっちゃんと一緒にいられるだ
けで嬉しい。
地上げ屋に店を狙われ、偶然居合わせた飛火と葉隠のお願いで動いた幽冥によって助
けられて店を妖世館に移してもらい名を貰う。
思考を複数に分裂させて、複数思考であらゆる無機物に取り憑く能力と取り憑いた物
を強化させて自由に操るという2つの能力を持っている。
分体は水を浴びせられると消滅するが本体は少しの弱体化で済む。また、物に取り憑
いていたとしても水を浴びせられると憑依が解除されて上記と同じ結果になる。
現在は、妖世館に取り憑いて地下以外の部屋の空間を弄って部屋の増設や部屋の間隔
を広げたり、おっちゃんの手伝いとして焼き鳥を焼くのを手伝っている。
焼き鳥を焼くときには、おっちゃんの身体から取り出した備長炭を身体に溜め込み、
焼くのに使っている。
戦闘:口から火炎、無機物に憑依し自由に操る
擬人態:肩にかかるくらいに伸びた白髪、シアンカラーの瞳、首元に黄色の蛍光色コードレ
スヘッドホンをかけて、DJのような格好をして、厚底ブーツを履いてる女性
CV:東山奈央(エルフリーデ・“サカモト”・カブレラ)