HIGHSCHOOL FANTASY D×F 作:元気マックスssさん
あれから翌日。ノクトはいつものようにダラダラと過ごしていると。
ヴヴヴヴと携帯なった。
「ん?……グレモリーからか?」
『今日の放課後、部室に来てちょうだい。新しい部員が入るから紹介したいの。……後、私の事はリアスでいいわ。』
「(新しい部員?……まさかな)」
放課後。ノクトは偶々担任の先生に見つかり授業態度が悪いと注意もとい説教されてしまい部室に到着するのに時間がかかってしまった。
「たくっ。……めんどくせ」
ガチャッと扉を開けるとそこにはノクト以外の部員がもう集まっていた。
「わりぃ。……ちょっと邪魔が入ってな、遅くなったわ」
「ノクト先輩!!」
「なっ!……ってイッセーか。新しい部員ってやっぱお前だったんだな」
とノクトはふぅとソファへと座る。
「貴方ね。……遅いと言っても限度があるわよ、もうイッセーにはほとんど話したわ」
「おぉ、そうか。……いや先生に捕まっててな」
やっと名にかに気がついたのかイッセーがある疑問を投げ掛ける。
「ノクト先輩もここの部員なんスか?」
「ん?……まぁな」
ほぼ無理矢理に入部させられたけどなとノクトがボソっと呟くと。
「聞こえてるわよ」
「まじかよ。……悪魔の聴覚って怖っ」
「あれ?したらノクト先輩も悪魔なんスか?」
「いや、俺は人間だけど」
「あぁ、言うのを忘れていたわね。ノクトはね人間の協力者としてこの部に入部してもらったの」
「間違えるなよイッセー。してもらったのではなくさせられたんだからな?」
「あ、アハハ」
それを苦笑いで見ることしかできなかったイッセーである。
その後、ある程度談笑が続きノクトは用事があると言って近くのスーパーへと出掛けた。
「あちゃー。さすがに終わってるか、しゃあねカップ麺で我慢するか」
今日はタイムセールだったのだがもう終わってしまったようだ。しかしその時だった。
背後に不気味な気配を感じた。
「……ッ!」
「おわっ!」
急いで振り返るとそこには帽子を被った赤毛の男がいた。
「誰だ?お前」
「もぉ。……そんなに警戒しないでよ。……それよりさ。本当はここのタイムセール行きたかったんだよね?惜しいねぇ。さっきまでやってたんだけ…ど。時間が経つのはさ、ほら早いでしょ?」
「誰だよって聞いてんだろ」
「あ~あぁ。そんなに怒らないでよ、お~うじ」
「ッ!」
今。この男は確かに自分の事を王子と言った。
「何もんだ?てめぇ」
「いやさ。最近ここら辺物騒でしょ?鴉も多いし、怖いなぁ鴉。俺さぁ、昔……鴉に襲われた事あるんだよね。あの時は怖かったなぁ。……だからさ王子にも俺と同じ目にあわないように忠告しに来たんだ~。……あぁ、これプレゼントね」
渡されたのは重いビニール袋とメダルだった。
「それ。……俺からのプレゼントだからさ、喜んで調理してよ」
そして男は去っていった。ついでにビニール袋には今日ノクトが買おうと思っていた具材が入っていた。
「何だったんだ?あいつ」
そしてノクトは結局その袋とメダルを持ち帰った。
×
「ん~~ん♪」
その男はとある教会にいた。
「随分とご機嫌ね」
「まぁね。……そういえばあの子ってもう来るよね?」
「えぇ。私の新たな力がもうすぐ手に入る」
「ふ~ん。」
男は教会から出て夜空を見上げる。
「シスターね。…………つまんないなぁ」