HIGHSCHOOL FANTASY D×F 作:元気マックスssさん
第六話『ライザー・フェニックス』
あれから数日。これからはちゃんと毎日部室に顔を出そうと決意したノクトは放課後、完璧に遅刻だが部室へと向かった。
のは良いのだがノクトが扉を開けた瞬間。
「おわっ!!」
いきなりイッセーがぶつかってきたのであった。
「んだよ。イッセーお前、って………のびてんのか?」
「ん?何だ?何故下等な人間ごときがここにいる?おいそこのお前」
「ん?俺か?…………なんだよ?」
「よく見たらむかつく顔してるな。まぁいい、おい人間ここはお前が来ていいような場所じゃないぞ。死にたくなければ帰れ」
「ライザー。貴方こそさっさとここから出てってちょうだい。それに、彼はここの部員であり私の協力者よ」
「協力者ぁ?ふん、何だ?リアスお前は人間なんて下等な生物を仲間に引き入れたのか?」
「(なんだ?こいつ。さっきから好き放題いいやがってムカツクなぁ)……お前こそ誰だよ」
「おいおい。名を名乗るならばまず自分から、なんだろ?人間界の事なんてさほど興味ないがお前はよっぽど教育を受けてないようだな」
「…………」
「なんだ?何も言い返せないのか?」
「ノクト・ルシス・チェラムだ。あんたの名前は?」
「はぁ。……つまらん奴だ。まぁいい俺も名乗ろう。俺の名は『ライザー・フェニックス』。さてリアスさっさと決めろ。俺とゲームをするのか、しないのか」
「いいわよ!するわ!そして勝ってみせる。私が勝ったらもう金輪際付きまとわないで、いい!」
「わかったよ。だがリアス、俺が勝てば即結婚だ。いいな?………さてならばハンデをやろう。お前たちには十日間の猶予をやる。それじゃあな、愛しのリアス」
そしてライザーと名乗った男は後ろの女どもを連れて魔方陣の光と共に消えた。
「なんだったんだ?」
「貴方がノクト・ルシス・チェラム様でしたか。お話は聞いております。私はグレモリー家のメイドをしております『グレイフィア』と申します」
「あぁ、どうも。それで?何が起こったんだ?」
とノクトはリアスに聞くと。
なんでもリアスの許嫁であるライザーとやらが早く結婚しろと言いに来てリアスはそれを拒否したところなんやかんやでレーティングゲームとやらをする事になったそうだ。
「それって。俺も出れるのか?」
「いいえ。今回は非公式ではありますがレーティングゲームは駒をもつ悪魔しか参加できません。人間であるノクト様が出場することはできません」
「そっか」
「あら?けっこう早くひいてしまうのですね」
「んまぁな。元々俺は人間だし。そのレーティングゲームってのも正直言って面倒くさいし」
「リアスお嬢様が言っていた通りの人物ですね」
「あ、あれ?俺は」
そしてその時になってようやくイッセーは目覚めた。
「あれ?あの野郎は?あれ?ノクト先輩来てたんスか?」
「おう。目、覚めたか?」
「あ、まぁ」
そしてリアスが前へ出てこう言った。
「ライザーから貰った十日間を大事に使いましょう。ということでオカルト研究部の合宿よ!」
そして打倒ライザーに向けての合宿が翌日始まろうとしていた。