HIGHSCHOOL FANTASY D×F 作:元気マックスssさん
「はぁ……はぁ、うぅ」
「ダルいな」
「はぁ。……そ、そッスね」
あの後、俺たちオカルト研究部は合宿、もとい修行をする事になった。
「そういえばノクト君はゲームに出ないのにどうして修行に来たのですか?」
「あぁ、まぁ。なんつーか……あんの透かしたエロ顔が気に入らねぇんだ!!何がフェニックスだ。かっこつけてるだけじゃねぇか。あの野郎に一泡ふかせるためにこの十日間でうちの後輩どもを最強の盾にしてやる!!」
「あらあら」
「あぁあ。ノクト先輩も変なスイッチ入ってるよ。これも全部あの野郎のせいだ」
そしてノクトたちは目的地の屋敷に到着した。
「ふおぉ!すげぇ」
とイッセーが歓喜してるところ。
「だりぃ。マジだりぃ」
ノクトは怠そうにその場に崩れ落ちる。
「こんな所で横にならないでちょうだい。ほらすぐにジャージに着替えて」
「あぁ?休憩させろよ」
「ノクト先輩ぃ~。休憩したいのは先輩だけじゃないッスよ」
そしてその時だった。ピピピピとノクトの携帯に電話がかかってきた。
「お、やっとか」
「やっと?」
皆がノクトに対して疑問を覚える中、イッセーはというと。
「(あ、見たことない機種だ)」
「お、……うん。……わかった。……おう」
ピッとノクトは携帯の電話をきりポケットへしまう。
「やっとってどういう事?」
「あぁ、お前らを徹底的に鍛えるために俺が助っ人を呼んだんだ」
「助っ人?」
「おう。後一分くらいでここに到着するってさ」
そして、一分もたたずその男は現れた。
「お。……おーい」
「王子。……急に呼び出したかと思えば。何故ここに悪魔がいる?」
「あの先輩。この人は?」
「おう。この人はうちの将軍をやってるコルだ」
「王子。……これはどういう事だ?」
「いや。頼みがあってさ」
「なんだ?」
「今から十日間。俺たちの修行を手伝ってくんねぇか?」
「…………詳しく聞こう」
何故こういう状況にあるのかという事をコルに教えると。
「王子。そういうことならもっと早く言え。……お前たちがオカルト研究部か?」
「え?あ、はい。…………そうよ」
「王子がいつも世話になっているな。いいだろうこの十日間。王子たちの修行の手伝おう」
「えっとノクト?もっと詳しく紹介してちょうだい」
「おう。確か不死将軍って呼ばれてるよな?コルは」
「それは周りが勝手にいっているだけだ」
「不死将軍だって!」
「しってんのか?木場」
「えぇ。不死将軍、世界の各地を渡り歩きその剣捌きで数々の敵をきり伏せ。絶体絶命の戦場でも必ず敵を討ち帰ってくる事から不死と呼ばれ始めた。という逸話を聞いたことがあります」
「お前そんな事やってんのな」
「やることがないだけだ」
「なるほど。……確かにそれは頼もしいわね、よろしく頼むわ。私はリアス・グレモリーよ」
「あのグレモリー家か。驚いたなまさか王子にこんな友人ができるとは思わなかった」
「その顔驚いてんのか?」
こうしてライザーに向けての修行が本格的に始まった。
ノクトとコル将軍は完璧に戦う武器が剣なので木場と稽古する事になった。
「構えろ」
今は木場とノクト。そしてコルの二対一で稽古している。
「僕達の二人がかりで挑んでも勝てないなんて!……さ、流石不死将軍だ」
「強すぎだろ……」
「しゃべる暇があるなら戦え」
そうして修行は進んでいった。
事情があるという事でコル将軍は数日間でかえってしまったがノクトたちのキツイ修行はあっという間に終わってしまった。
そしてゲーム当日ノクトは特別にゲームを見ることを許された。
勝てる自信があった。
だが。
負けた。負けてしまった。敗北してしまった。