曇りのち晴れ   作:愛夢

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第1話「本当の理由」

僕はあれからAクラスにいる

 

 

「ねぇ、霧島さん?僕がAクラスに入った本当の理由って

何??」

 

さっきからスゴく気になってたんだよね

霧島さんが言ってたことは、少し違和感あったしね

 

「……吉井鋭い」

 

「そうね。私は吉井君はもっと鈍い人と思ってたんだけど

吉井君は鋭かったのね。」

 

あ、あはは。やっぱり皆本当の理由知ってたんだ

違和感ありまくりだよ。

 

「そ、そうかな?違和感があったから何となくね。

後、違和感と言えば……」

 

「違和感と言えば?何かしら?」

 

「木下さんに違和感を感じるよ。

なんかスゴく無理してるような感じがする。」

 

「そ、そうかしら。私は無理なんてしてないわよ。」

 

まさか私の猫かぶりを見抜いたの??

吉井君は相当鋭いみたいね。普段はそんな感じは

しないんだけどなぁ~

 

「そっかぁ。まぁ無理したら体にキツいから

無理しないようにね?何かあったら相談に

のるからね。」

 

「あ、ありがとう。」

 

「それで本題なんだけど、霧島さん本当の理由を教えて?」

 

「……うん。その前に本当の理由聞いてもAクラスに

居てくれる?」

 

「もちろんだよ。どんな理由でも大丈夫だからね。

それに僕は感謝してるぐらいだよ。」

 

あの二人とFFF団から逃げられて、本当に感謝してるよ

 

「……そう。じゃあ話す……吉井がFクラスに居たら

命の危機があるから。」

 

「えっ?命の危機?具体的には?」

 

「そこは私が話すわ。」

木下さんがそう言って話を始めた

 

「私は秀吉から聞いたんだけど、吉井君は

島田さんと姫路さんとFクラスの男子数名に

意味の無い暴力を受けてたらしいじゃない?

それを聞いて、私は代表に話したの。

そしたらこんな結末になったのよ。」

そっか秀吉がそんなことを

本当にありがとう秀吉。スゴい助かったよ

 

「そうなんだ。スゴく助かるよ。

僕もそろそろ耐えれそうになかったからね

だから本当にありがとう。」

 

そう言って僕は頭を下げた

 

「……吉井、頭を上げて……それに、これは私たちが

したかったからしただけ……」

 

「それでもありがとう。Fクラスの人と違って

Aクラスの人は優しいね。ありがとう。」

 

「……うん。それに雄二まで同じ事をしてたなんて

想像もしてなかった……」

 

「そっかぁ~霧島さんは雄二の幼馴染みだもんね。」

 

「……うん、だけどこんなの雄二じゃない」

 

そう言って霧島さんは涙を溜めていた

 

「き、霧島さん、泣かないでよ?

これ使って?」

 

そう言って僕は霧島さんにハンカチを渡した。

 

「……ありがとう。吉井は優しい人」

 

「そんなことは無いけどありがとう。」

 

「……うん」




今回はここまで
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