曇りのち晴れ   作:愛夢

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第2話「仲間」

霧島さん達に本当の理由を聞いた

僕は何故だか涙が止まらなかった

 

「……吉井、泣かないで?……ここは安全だから」

 

そう言って霧島さんが慰めてくれた

 

「そうよ。吉井君、泣かないで?貴方は一人で

抱え込んでたみたいね。でも貴方は一人じゃないからね」

 

木下さんが悟らせてくれた

 

「そうだよ吉井君、君は一人じゃないんだよ~

僕達がいるから、もう泣かないでいいんだよ?」

 

工藤さんが教えてくれた

 

「吉井君、君は本当に優しすぎたんだね

君は自分の事なんて省みず人の為に動いていたんだ

僕はそんな君を尊敬するよ。だけど、たまには

自分に優しくしてあげなよ?」

 

久保君が理解してくれた

 

「……皆ありがとう。本当にありがとう。

こんな僕に優しくしてくれてありがとう」

 

そう言うと皆照れてるようで笑ってた

 

「……吉井、友達の為に動くのは当たり前。」

 

「代表の言う通りね。私は吉井君とはあまり接点は

無かったけど、貴方に助けられた事もあったのよ。

だから今度は私が私達が助けるわ」

「そうだね~吉井君、皆君の味方だよ。そして皆が君を

友達と思っているんだよ~だから助けるのが当たり前だよ」

 

「そうだね。僕も吉井君には何度も助けられたから

その恩返しを含めて僕は君を助けるよ。」

 

僕の事をここまで思ってくれる人なんて

居ただろうか?初めてだよ

僕にここまで優しくしてくれた人は

だから僕は…………

 

「皆本当にありがとう。僕初めてだよ、ここまで

優しくされたの、ありがとう。」

 

そう言って僕は皆に感謝した

 

「……うん。……それより吉井」

 

「どうしたの霧島さん?」

 

「……友達だから翔子でいい。……私も、明久って呼ぶ」

 

「代表良いこと言うね~僕の提案だけど

ここに居る人皆友達だから下の名前で

呼び合わない?」

 

「……私は構わない」

 

「私もよ。」

 

「僕も構わないよ」

 

「うん。僕も大丈夫。翔子さん、優子さん、利光君、愛子さん

これからよろしくね。」

 

「……よろしく明久」

 

「よろしくね明久君」

 

「明久君よろしくね~」

 

「こちらこそよろしく明久君」

 

こうして僕は皆と仲良くなり、友達になれた時だった

 

ガラガラガラ

 

「そう言う事だったのか翔子」

 

「雄二!?」

 

「……うん」

 

「そう言う事なら、俺と秀吉とムッツリーニは

協力は惜しまないぜ」

 

「……そう……でも雄二、なんで一人でそれを

言いにきたの?」

 

「ん?たまたま通りかかってな」

雄二、嘘が下手くそだよ。

 

「……そう、優子どうだった?」

 

「そうね。秀吉と土屋君は本当に味方みたいだけど

坂本君は姫路さん、島田さん側よ。」

 

そんなぁ……雄二が敵だなんて……

 

「……そう、雄二……失望した」

 

「やっぱりバレたか。まぁいい、ここは引き下がると

しよう。じゃあな」

 

そう言って雄二は自分の教室に戻っていった

僕は正直驚きが隠さない……雄二が……いつもは皆で

追い回して来るけど……本当にピンチな時は助けてくれてたのに

 

「……明久、大丈夫だから」

そう言って翔子さんは抱きしめてくれてた

だから僕は、心の底から涙を流せたんだ

今までできなかった、誰かに頼るって事を

初めてしたから……そしてスゴく心が軽くなった




今回はここまで

なんか優子ルートに入りそう……
あくまで翔子ルートです
もしかしたらチャプター入れて
優子ルートも書くかも
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